看護師として働く限界
回答 2
有り難し 10地方都市の介護施設で看護師をしています。
大病院の経験も経て看護師歴は5年目。利用者さんの命と安全を守る知識と技術は身に揃い、上司同僚の評価もあり利用者さんとも仲良く、より楽しく残りの時間を過ごしてもらえるような工夫も付け足しながら仕事をしていますが、単純に身体と精神が限界です。
雇用条件の2倍になった月8回の16時間夜勤(仮眠2時間)で胸痛をともなう不整脈と毎回嘔吐きながらの勤務、糞尿と汗だくにまみれながらの仕事で、昨年は24歳にしてヘルニアの手術を受けました。まだ腰は痛みます。
夜になると利用者さんに優しくなれません。深夜2時、
暴れ眠らない人達を前に「そんなに起きたいなら私の代わりに仕事して、私を寝かせてくれ」と本気で思います。
経済的事情で看護学校に通わざるを得ませんでしたが、学生時代から今も変わらず制作やクリエイティブな仕事に就きたいと思っており、就業しながら資格を取ったり制作活動をしたりしてきました。
ですがもうその活力すら、心身のすり減りでやる気も起きません。休日はほぼ寝て過ごすのみです。作りたいもの、学びたいことは沢山あるのに起きられない自分の現状も辛いです。業務が辛い現状打破に気持ちが傾き、勉強や制作に集中できなくなってきています。
同性のパートナーがおりそれとなく相談はしますが、夜勤をしたことの無い人にいまいち辛さが伝わらず、また看護の道を一度逸れ別の仕事を考えていることにも「えー看護以外で何するの？」と苦笑されました。
「看護師を貫いた人」なんて墓標に書かれるのだけは勘弁です。それくらい、「できる」けど「やりたくない」仕事なんです。これを書いている今も心臓は乱れながら跳ね続けています。
このままいっそ完全に病気になるまで看護師を続けた方がパートナーの理解も得られ潔く辞められるでしょうか？
今の仕事をあと1年続ければ、失業保険受給まで生活しながら進みたい業種の勉強をまとまってできる時間が確保できそうです。今が人生の踏ん張り時でしょうか？
何とか気を奮い立たせて、不整脈や吐き気は耐えながら働き勉強してそのまま転職を目指すのがよいでしょうか。
私だけでは今が辛い気持ちから視野が狭くなり、上のような選択肢しか浮かびません。
まとまらない質問ですが、助言をいただきたいです。
考えすぎてしまう癖がある
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今の自分も大切に
ご相談拝読しました。
お仕事大変にお疲れ様です。というか頑張りすぎです。そして酷使されてしまっているとも感じます（それが業界の現実なのかもしれませんが）。
その状況では視野が狭くなって当然です。健全な判断は健全な精神と肉体のもとで下されます。
まずは労働条件の改善を求められないでしょうか？
少なくとも言えることは「パートナーの理解」を得るために自分にむち打つということは間違いだということです。
あなたの道はあなたが決めて良いのです。そこに責任と誇りが生まれるのですから。
三年以上前のご相談でも進む道の変更についてお考えでした。あなたの中で変わらない願いとしてあるようです。
あとはその道筋を整理して、くれぐれも無理のないように。自分を大切に。
理想も大切ですが、理想を追う現実の自分をも大切に出来なければいけません。客観的に見て、あなたは休む必要があると感じます。
自己犠牲を止めることとキャリアデザイン
おはようございます、ハイジさん。今までよくがんばって来られましたね。大丈夫ですよ。今までのご苦労は決して無駄にはなりませんから安心してくださいね！
＞今の仕事をあと1年続ければ、失業保険受給まで生活しながら進みたい業種の勉強をまとまってできる時間が確保できそうです。
失業保険受給に関しては詳しい担当者がハローワークにいらっしゃいますので、聞かれた方がよろしいと思います。休日は寝ているとありましたので、行くのさえしんどいのであれば、「失業保険受給」と検索をしたらオンライン診断とか色々教えてくださるプロがいそうでした。ココナラというアプリにもキャリアコンサルタントさん（国家資格）いらっしゃいました。
ハイジさんは本当に心身が限界だと感じます。このまま１年なんて無理ですよ、危険です。
若いからとか関係なくて、それこそデザインの道にも進めなくなります、脅しではなくて。
私も20代から腰痛で、昨年は神経ブロック注射、鍼灸、痛み止め、整体…お金は掛かるし、痛みはストレスだし泣きそうな日々でした。ハイジさんは手術までされて…その上、不整脈や嘔吐。自己犠牲し過ぎだと思います。身体の悲鳴が聞こえてきますよ。
限界で視野が狭いとありましたので、いつもならできる判断が出来ないのかも知れないと思いました。いつものハイジさんなら、深夜の患者様にそんなことは思わないのに、休みたいと限界だから怒りや悲しみの感情になるのは自然なことです。
施設に相談できる上司や先輩はいらっしゃいますか？もう、直ぐにでも無責任と言われても何でも、心療内科に行って診断書を貰いしばらく休養しませんか？
デザインの仕事がしたい！って魂が叫んでいるのですよ（あえて魂と書かせて頂きます）
キャリアはこの道一つと決めるというより、パッチワークのように作り上げて行くと学者さんも言われています。例えば、看護師の仕事とデザイン・芸術を統合させて、ハイジさんのオリジナリティを出すビジネス。それがアートの癒やしの病院を作ったりだとか、作業療法や芸術療法、アロマテラピー、看護師さんを癒やす工夫、アイデアは無限大です！！
看護師を経験したハイジさんだからこそ可能なんです。だから、そのためにも御身体だけは大切にして、今はしっかり休みましょう。個別にも相談に乗りますし、パートナーのことなども話しましょう。お気軽にお越しくださいね
質問者からのお礼
薫衣様 吉武様
お2人へまとめてお礼を申し上げる形となってしまい、また時間もあいてしまいました。
丁寧にお答え下さりありがとうございます。
お答えいただいた通り、3年前、それより昔とも言える時期からデザインをする道へ進みたいという気持ちが変わらないまま、生活の保身のためにまたも看護の道を選んでしまっています。
今回の質問とお答えいただいた内容を経て、パートナーにも話し、明日不整脈の件で病院にかかることにしました。
また経済的な面も考慮して今月中にはハローワークの職業訓練へ申し込むこととし、今年の冬までには看護の道を離れることにしました。
このままでは寝不足の体調不良とイライラで、築いてきたパートナー関係も台無しですし、近いうちニュースに不名誉な理由で「看護師による凄惨な……」と文言を付けられ名前が載ってしまいそうです。
明日、循環器の受付までに心臓が止まらないことを祈りつつ、本日の夜勤を終えたいと思います。
ありがとうございました。
