結婚に至らない人間
39歳、独身の女です。
私の婚活人生の節目には、必ず分不相応の好条件の男性が現れ、一時的には向こうも好意を持ってくれるのですが、ふられます。
辛くて長く婚活から離れていましたが、今年の始めに7歳年下の安定した職業の男性と婚活で出会い、始めに年齢差や結婚についてのことを向こうの提案で真面目に話し合ってからお付き合いを始めました。
私の持つ世界観を面白がってくれ、私も彼と話すのが楽しくて、短い間でしたが幸せでした。
付き合って3ヶ月ほどで私の誕生日が来て「年齢差が開いたから。結婚生活を続けられるか不安になった。浮気じゃない。ただ8歳差になってしまったから。」という理由でふられました。
他に本当の理由があったのかもしれませんが、ひたすら数字のことを言われ、歳上という見栄もあり、聞き分けよく別れるしかありませんでした。
29歳の時も、私はそこそこの相手で良いと思っていたところに大きな病院の跡取り息子との縁談が持ち上がり、向こうの好意も感じましたが断られました。
それ以来医師に好かれなかった自分に価値が無いように思えて、医師ばかりと見合いをし、婚活は難航しました。
それ以降も30歳34歳と、そこそこで良い。平凡で幸せな家庭を作りたいと思うと、分不相応な条件の男性が現れて、一時はお互い好意を持つけどふられるということを繰り返しています。
お付き合い自体は喧嘩をすることもなく、わがままを言うこともなく、どちらかというとこちらが好きになって相手にその好意の上にあぐらをかかれることが多いように思います。
田舎の、学歴至上主義の家庭に育ちました。
異性として好意を持つのに、条件がクリアされていないと好きになれません。バカバカしいと思いながらもその価値観の呪いに縛られて苦しんでいます。
欲を出した結果こんな歳になり、こんな歳で恋愛のことで泣いたり食事が喉を通らなくなったりする自分を、自分でも賢くない女だと思います。
節目節目にこうした心惹く男性と出会い傷つく結末を迎えるのは、いいかげん価値観を変えよという目に見えないメッセージなのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
満足させ過ぎないというのも大事。愛情を注ぎ過ぎるとマンネリ化
プロフィールも読ませてもらいました。恋愛や結婚には、条件がつきものですから、スタートはみんなそうだと思いますよ。
付き合ってからの距離感や変化の中で、上手くいかない何かがあるのでしょうね。
あなたの好意の上にあぐらをかいていたのでは、ということですが。
あなたの求めるものや愛情が重かったり依存的だったりしたのでしょうか…。
一度付き合ってしまえば、手に入れた相手に安心をして、新鮮さが薄くなってしまいがちです。またお見合いなどは、互いの条件や情報も得ていますので、一番ピークからのスタートになります。普通にしていても下がっていくものですから、お付き合いの中で、満足させ過ぎないというのも大事です。愛情を注ぎ過ぎると慣れが生じてマンネリ化していき冷めてしまう場合もあります。
また、条件や学歴も必要かもしれませんが、結局は女性側も、男性の「家事・育児の能力や姿勢」を重視するものです。女の仕事だと思っている人は避けた方がいい。人間性を見ていきましょう。そして、あなたも見られています。
結婚相談所などでは、自己分析や女性に求められるものをアドバイスくださるのではないでしょうか。
今まで生きてきた「私」ですから。そう変われませんよね。でも、きっとあなたに会う人が、どこかにいらっしゃるのでしょう。諦めないで。
脚本分析
きこ様
つぶやきを拝見してこちらに寄りました。悔しいですよね、本当に…。お気持ちお察しいたします。
「私の婚活人生の節目には、必ず分不相応の好条件の男性が現れ、一時的には向こうも好意を持ってくれるのですが、ふられます」
私はこれを読んで、同じようなパターンが繰り返されているなぁと思いました。
交流分析という学問があります。別れてしまうのはゲームになってしまうのかも知れませんね。後ほど、
「交流分析」
・ゲーム分析
・脚本分析
・禁止令
・拮抗禁止令
を、調べてみてください。
後はお任せしますが、脚本を書き換えるなら交流分析士のカウンセリングを受けるのが良いと思います。
焦らないこと、急がば廻れです。
「田舎の、学歴至上主義の家庭に育ちました。異性として好意を持つのに、条件がクリアされていないと好きになれません。バカバカしいと思いながらもその価値観の呪いに縛られて苦しんでいます。」
苦しいですよね!
実は私も田舎の学歴至上主義の家庭で育ちました。
「不良でも、ヤンキーでもいいから勉強さえできれば良い」と中学生の時に言われました。
高校生になり、大人の期待に応えることがバカバカしくなりました。
ヘルマン・ヘッセや河合隼雄さんの本を読み、周りを見下す一匹狼でした。
きこ様は学歴でお相手を選ぶというよりも、知的な方でないと会話が楽しくない、刺激が足りないのではないですか?
お医者とお付き合いできるのも、きこ様が気遣いやマナー、会話、身嗜み、教養、優しさ、人柄…などが人並み以上だからだと思いますよ。
そうでないと、節目節目に素敵な男性は現れないと思います。
ですので、これからは出逢いがあったら結婚を前提にお付き合いするだけですね。
長く交際するために、自己分析をしっかりして、交流分析を学ぶ。そして、幼い頃に書いた脚本を書き換えていく。
なかなか簡単なことではありませんが。私はそれが近道に感じました。
そして、交流分析を学ぶことで人間関係が楽になると思います。日常生活に活かせますから。「まだ39」とも思えますよ。私の友人たちも40代で授かったこは何人もいます。行き詰まったらまたhasunohaにいらしてくださいね、お待ちしています。
質問者からのお礼
お二方様
優しいお言葉に、涙を流しながら拝読しておりました。繰り返しいただいたお言葉を、一晩中読み返しています。
中田三恵様
『満足させすぎないというのも大事』というお言葉に、自分の関わり方がいけないのではないかと薄々思っていた私はハッとしました。好きになると、押し付けたりはしませんが愛情を注ぎ過ぎるタイプです。
私に合う人がきっとどこかにいる。諦めそうになっていましたが、励ましていただきました。
親身になって聞いてくださり、本当にありがとうございました。
薫衣きみこ様
交流分析という新しい概念を教えてくださってありがとうございます。
こうした学問として確立されたものに惹かれるので、さっそく調べだしています。
『知的な方でないと…』というお言葉、そうなんです。リアルで言葉にするとお前は何様だ。と捉えられそうなので言えないのですが、本当の所はそうなのです。
好意を持った相手に、最終的には軽んじられることが続いてすっかり自信を失っていましたが、温かいお言葉に救われました。本当にありがとうございます。
『不良でも…』の言葉は、まさに我が家でもありました。我が家以外でもこの会話が…と驚きと、謎の面白さを感じています。
挙げてくださったご本にも興味があるので、調べてみようと思います。
「ありがたし」を押してくださった皆様もありがとうございます。
傷ついた心に沁みて、勝手ながら励ましていただいた気分になっております。