虹の橋と宗教の違いはなんですか?
愛するペットが亡くなったとき「虹の橋を渡る」と言う言葉が使われることがあります
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%B9%E3%81%AE%E6%A9%8B_(%E8%A9%A9)
元は 外国の詩人が書いた散文詩のようです。
この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体で仲間と楽しく遊び回る。しかしたった一つ気がかりなのが、残してきた大好きな飼い主のことである。
一匹のペットの目に、草原に向かってくる人影が映る。懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは喜びにうち震え、仲間から離れて全力で駆けていきその人に飛びついて顔中にキスをする。
死んでしまった飼い主=あなたは、こうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡っていく。
原作者を主張する人物は複数いて
誰なのか確定していないそうですが、いずれにしても虹の橋を見たわけでもなく 宗教家でも霊能力者でもないようです。
心霊写真を撮ったとか ペットの声を聞いたなどの心霊体験をしたとかそのような体験談も無いと思います
このことを知らない小さい子供がペットを亡くして嘆き悲しんでいるときに 親が「○○ちゃんは虹の橋で待っているよ」と慰めたとします。
子供は虹の橋を信じて友達に伝えて 友達の中に虹の橋が事実のように伝わったとします
でも 実際は根拠のない創造ですよね? 親は子に嘘を教えた可能性が高いわけです。
ここからが本題の質問です。
私は宗教については本当に無知なのですが
仏教でも他の宗教でも 天国 地獄 あの世 霊魂 輪廻転生 などは
どれぐらい 信憑性や根拠がある話なのでしょうか?
仏教なら経典 キリスト教なら聖書になるのでしょうか?
それが 虹の橋と同じではない と言える納得のいく説明はできるのでしょうか?
「あれは虹の橋と同じようなもんだよ」と言われたら「それは違う」と確信を持って言えるのでしょうか?
私の亡くなった親族は
私が将来大成功したらそれを共に喜んだり、破滅したら共に悲しむことはあるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大差ないのかも
虹の橋と宗教の神話に大差は無いのかもしれません。
強いていうなら、虹の橋は誰が言い出したかわからないけれど、メジャーな宗教は開祖がはっきりしていて歴史が長い。
あと、仏教の場合には修行という訓練方法があります。
脳科学や心理学的な観点からも、仏教の修行には人の幸せやストレス軽減に効果があると思います。
仏教の場合には、苦・無常・無我というような真理を悟ることを目指す修行や、悩み苦しみストレスの原因である煩悩を制御するテクニックがあります。
だからたとえば、「虹の橋」をイメージする瞑想なんかを開発すれば、虹の橋もより宗教らしくなると思いますし、ある程度人の幸せに役立つメソッドにできるかもしれません。
しかしそれは、結局は既存宗教の二番煎じになりがちなので、だったら歴史(経験知)もノウハウもある既存宗教でいいじゃないか、とも思えます。