暗い顔、怒った態度をやめたい
私は自分を守りたい気持ちが人よりも異常に強いのだと思います。
物心ついたときから、母親に、母親の怒りや不幸せや不機嫌はすべて私のせいだと言われ、理不尽に怒られて育ちました。
それはいわれのないことだ、と今は頭ではわかっています。
しかし、そういう親の評価を手放すことができずに、今もなお、批判や否定、被害感情から自分を守ろうとして、人に対して、無表情や怒った態度で迷惑をかけてしまいます。母親と同じようにです。やり取りがスムーズにできなかったり、人を困らせたり不快にさせたりします。
人から批判されていると思うと、感情に歯止めがきかなくあるときがしばしばあります。できるだけ一人になるようにしていますが間に合わず人前で物に当たったり激しい言動をすることがあります。すると申し訳無さと恥で死にたくなります。
こういう気持ちでいっぱいのせいで失敗も多く、仕事らしい仕事をすることができていません。新しいことに挑戦もできず、いつも体力気力を温存したいと思ってしまいます。
周囲の人はこんな私をフォローしてくれる本当に優しい人達ですが、私は、人の気持ちをいつも削いで生きながらえてしまっているということを思います。
いつか本当に酷い失敗をし、会社にも人にも迷惑をかけて、取り返しの付かないことになってしまうのではないかと思います。
窃盗や殺人は犯罪として裁かれるけれど、だらしのない私が人の気持ちや人の人生を少なからず損ない続けることについては、自分で変えられないのならば、自分で早く自分の命を終わらせることが責任の取り方なのかもしれない、それを人に言ったり心配をかけるのはいけないけれど、周囲の誰にも知れず、あるいは悪者を演じきってでも完遂してしまえば本当になるのではと思います。
本当は、どんな困難があっても、穏やかで朗らかな人として、そういう覚悟をし続けるほうが、逃げも甘えもなく人のためになるのだと思います。良くなるにも死ぬにも、勇気や潔さをいつまでも持たず時間を重ねていく自分を許すことができません。妙に自分の中にあるいらぬプライドや、自己陶酔も許せません。
どうしたら私は鬱々と自分を守ることをやめることができるのでしょうか。人に優しく生きられるのだったら他に何もなくていいです。そうできないのなら死んだほうがいいと思ってしまいます。
長々と、申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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形から入って脳(喜び)を誘導する
たとえば、脳科学者の実験で、割り箸を口にくわえて強制的に笑顔を作りながら漫画を読むと、その漫画を面白いと感じやすくなるそうです。
楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔でいれば楽しい気分になると、科学的に証明されているのです。
笑顔以外にも、ガッツポーズやダンスなど、身体で喜びを表現したら、脳が喜びを感じるそうです。
ということで、内面(心の中)は後回しにして、まずは身体で喜びや楽しみの表現を習慣付けてみましょう。
また、お笑い番組を見るなど、日常的に笑顔になるようにしましょう。
最近流行りの「聴く読書」とかも良いですよ。
家事や事務作業や散歩などもイヤホンで小説等を聴きながらやってみてください。
今まで面倒臭いだけだった単純作業や、「あー、忙しい忙しい」とイライラしながらやっていた用事なんかも、面白い小説の朗読を聴きながらだとを楽しい時間になります。
私はお盆前、大量の卒塔婆を書きながら小説2冊を読破(聴破?)しました。
そうやってお気楽極楽に生活していたら、リラックスしたニコニコオーラがにじみ出て、周囲の人の反応も変わってくるかもしれませんね。
質問者からのお礼
願誉浄史様
ご回答をくださり、ありがとうございます。
お坊さんも小説を聴きながら卒塔婆を書かれたりするのだなと思って、私は、何をするにも鬱々とした気持ちを自分の前提にしてしまって、抜け出せなくなっていましたので、お気楽極楽でリラックスして物事に向かうようになったら、周りの人も私といてリラックスできるようになるかもしれないと思うと、気持ちが楽になりました。そういうふうに生活していいのか、お気楽極楽でいいのだな、……と思いました。いいのだなと言っても、努力が必要だと思いますが。私も小説をときどき聴くことがあります。そういうことを楽しんで、素直になって柔らかい形を作りながら生活して、いつか気持ちがついてきたら良いなと思います。
今の自分はお坊さんや他の方から見てどのくらい変なのだろう、どれくらい責められる存在なのだろうと(失礼になってしまうかもしれないのですが)思っていました。
いえ変なのかもしれないですけれど、ご回答をいただけて、どうしたらよいか教えていただけて、とてもほっとしました。
楽しむのが下手ですぐに肩肘張る自分ですが、教えていただいたことを意識して、上手に機嫌よくいられるように、形から作ってみます。
ありがとうございます。