第二子死産し、次の子について。
2週間前第二子を死産出産しました。私と夫で次の子を望むかすれ違いがあり、悩んでます。
第一子、重度難聴で生まれ私達親子は手話で会話しています。私も片耳難聴ですが、遺伝子検査では、遺伝子と関係ないという結果でした。
私達夫婦は、一人っ子で十分、娘に精一杯愛情かけようと決めていましたが、二人目もいいなぁとぼんやり思い始めた頃、無月経治療中でしたが妊娠しました。妊娠がわかると嬉しくて、何より妹弟ができる娘が本当に楽しみにしていました。
しかし15週目で子宮内胎児死亡がわかり死産出産しました。染色体異常による可能性もあるが原因はわからないという見解でした。
お腹の子が居なくなり、余計に次の子が欲しい気持ちが強くなっています。娘も私のお腹を見ては「赤ちゃんほしい」と言っています。
私一人が欲しいだけなら娘に精一杯愛情注いでいくと決め次の子を諦められたかもしれませんが、娘の訴えを聞いて余計に諦めがつかなくなりました。
しかし夫は違います。一人目が難聴、二人目が染色体異常かもしれない死産を経験し、次は怖いみたいなのです。
「第二子も難聴ならウェルカムだったけど、染色体異常による死産だった可能性もあると聞いて、もしも染色体異常で重度障害ある場合、二人を育児しきれる自信はない。金銭面、その他の面でも上の子を我慢させないとになるし、こんな悲しい思いするのも嫌だ。」
と今は次の子は考えていません。娘の思いも私の思いも伝えましたし、30代なので年齢的に時間があるわけでもないことも伝えました。私の話は聞いてくれますが考えは変わりません。
けど私は娘に我慢させるかは親次第だと思いますし、我慢することは増えても楽しいことのほうがたくさんあると思ってしまいます。金銭面で我慢するのは、娘ではなくまずは私達が我慢すればいいし、私が資格があるので私が稼ぐ覚悟はありますが、夫は毎晩お酒を沢山飲んで酒代かかっていますし、夫が逃げ腰な考えなのももやもやします。家事育児率先してやる自慢の夫ですが、だからこそ負担が大きく、そう思わせているかもしれません。
私達家族はどうしていくべきかご意見頂きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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不安を取り除きながら、前向きな家族の未来を描いて
プロフィールも読ませてもらいました。
待ち望んでいただけに、死産であったということが、どれほどお辛いことかと思います。上のお子さんにも、会わせてあげたかったですね。
死別という体験は、悲しみだけでなく、不安や自信喪失という感情も起こします。
夫さんが、不安に思っておられることを、一つ一つ考えながら「大丈夫」に繋げていけたらいいですよね。
例えば、必ず障害がある子が生まれるというわけでもありません。思い込みで決めつけるのはやめようということ。
また、何らかの不安があっても、相談先や支援先があることを知っておくということ。
上のお子さんのときにも、いろんなサポートを調べられたと思います。いざとなれば、協力体制や支援制度を利用しようと話し合ってみたり。
子どもの存在って、いろんな影響を与えてくれますよね。上のお子さんにも、また家族にも、たくさんの幸せを運んできてくれるのではないでしょうか。
マイナスや負担面ばかりに捉われて、大変になる、我慢させる、可哀想と悲観的にならないように。
夫さんへの説得というより、不安を取り除きながら、前向きな家族の未来を描いていけるといいですね。
ままさん、はじめまして。質問を拝読しました。
ままさんは第二子を死産出産されたのですね。15週目で子宮内胎児死亡とのこと。死産出産は心身ともに負担があったことと拝察いたします。
さて、障がい(知的)をもつ子の親として回答いたします。
家族それぞれに想いがあり、第2子について決めかねるのは理解できます。
娘さんが兄弟姉妹がいてほしいと願うこと。
御主人が第2子も障がい児である可能性に対する不安。
ままさんの覚悟。
それぞれの想いを汲んだ決断は難しいと思います。
障がい児が生まれる可能性を考えたなら及び腰になります。
それでもなお、家族で第2子を迎えたいと覚悟が決まるのであれば考えてみましょう。福祉などに頼るのは限界があります。思うようなサポートは得られないこともあります。最後はどんな子どもが来ても家族で迎え入れることができる覚悟だけです。
よき御縁がありますよう祈念しております。
合掌
質問者からのお礼
中田様
自信を無くし、不安でいっぱいだった状況で真っ先に前向きになれるお言葉ありがとうございます。私の考え、夫に伝えたい思いそのままで、背中を押してくださったようなお言葉ありがたく頂戴いたします。夫婦の不安についてたくさん話し合い、家族の幸せを模索していきたいと思います。
中村様
同じく障害児を持つ親としてとても心に刺さるものがありました。
障害児だからこそ周りに頼りたくても、現実的には安易に頼れないことが多く、余計にためらう気持ちもあります。第一子も、手話でしかコミュニケーションが取れないために、病児保育、一時預かり、自分の親に預けることすら容易ではなく、自分たちでどうにかしなければいけない状況…。障害児の親になり、気付かされること沢山あります。
本当にどんな子が来てくれても、迎え入れるという覚悟、本当にその通りだと、厳しくもありがたいお言葉心に留めます。今置かれた状況下でもなお覚悟をもてるか、たくさん話し合いたいと思います。