毎朝死にたいという思いから抜け出せない
30代後半、二年前から結婚相談所で活動してます。周りも晩婚、子供は授かればいいね、という方が多く、その程度の気持ちで入会しましたが、不妊治療も辞さないという方が多く私の覚悟と重さが違いました。
選ばれるために必死に自分磨きをし(お陰で、スタイルだけは褒められます)、何人にもお会いし、生涯共にするなら妥協できないと選り好みしている内に二年経ちました。過去の自分を蹴り飛ばしたいです。
両親は、末に生まれた私を愛情深く過保護に育てた一方、姉への期待は大きく、数多くの習い事に加えて進学先は彼女の希望通りでした。姉が選んだ道は私がやりたい仕事でした。
姉の進学費用を理由に、習い事を辞めさせられ、私がその道に進もうとすると激務ゆえ家族全員に反対され、泣く泣く違う道に。思えば、高校を卒業したのだから家出してでも進むべきでした。
その後悔を引き摺りながら、高望みせず身の丈に合わせた条件の下、両親の介護も考え、実家から車で1時間の範囲で婚活し、惨敗。
独身を覚悟する歳になり、生きるために資格取得(進学必須)を考え、受験、合格。ただし、進学すれぱ少なくとも婚活から二年は離脱せねばなりません。
相談所の担当さんは、とても信頼できる方で、もし2年後戻ってきても今よりも更に厳しい、とはっきりと言われました。
姉が子供を産んだので、孫が、という訳では無いですが、結婚、出産…せめてそれくらいは同等でいたかったという劣等感があると気づきました(甥たちは無条件に可愛いです)。
独身も多い世の中だし大丈夫、と友人達は言いますが内心「結婚してるから言えるんだよ」と思い、友人や姉と私の人生は違うと分かっても受け入れられません。
また、80目前の両親へ心配かける情けなさと、この瀬戸際で進学を応援するよ。という両親へ、今更?と複雑な気持ちもあります。いやな奴ですよね。
一つ一つの選択を誤った自業自得ですが、母にも妻にもなれず、夢を叶えたところで孤独に死ぬなら価値がないと涙が止まりません。
「死にたい」「消えたい」と思いながら毎朝目が覚めるようになり、抜け出せません。兄の仏前(思い出させたくなくて死の理由を未だに聞けません)で寂しそうする姿をずっと見てきた事、病気で子供に先立たれた知人の姿を目にし、両親が生きている内は、と踏み留まっていますが…ぎりぎりです。前への進み方がわかりません。助言をいただきたいです。
婚活に行き詰まり、親孝行もできない、母にも妻にもなれない無価値感から、毎朝「情けない。死にたい」という気持ちに苛まれています。このまま独身を覚悟して、二年ほど離脱してキャリアアップか婚活に邁進か…。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたを縛るものは何でしょう?
ご相談拝読しました。
これまでのご両親との関係、ご両親を通したお姉様との関係があることで、あなた自身のことを素直に考えられなくなってしまっているようにお見受けします。
複雑な感情の中でもがいてもがいて頑張って来ましたね。ちょっと一端そういう荷物はもう下ろしませんか?
・・・今更?と思うでしょうが、あなたという存在は、ご両親に認められるためにあるのでも、お姉様を見返すためにあるのでもありません。あなたはあなたの道を進んで良いのです。
こうしなければならないという条件を自分の中で捨てられたとき、それが婚活にも良いように作用すると思います。距離とか年収とか色んな条件をつけることができるのでしょうが、人との出会いは本来はご縁(偶然であり必然)です。
多方面に気を遣って自分を縛りすぎているあなたが、もっと自由にあなた自身を生きられるようにと念じます。
あなたを縛るものは親か、姉か、それらへの自分の思いか・・・そこをよく見極めて、自分で断てるものは断ち、解放されましょう。
婚活も、生きる道も、素敵なご縁に恵まれることを願います。そのためにはいただいたご縁を積極的に受け止めようとする自分自身の一歩が必要なのでしょう。
応援しています。
質問者からのお礼
ご返信いただき、ありがとうございます。また、お礼が遅くなり申し訳ありません。返信を読んでいて、楽になっていいのか。と涙があふれる一方、気持ちとの折り合いに時間がかかりました。婚活を機に悩みが爆発したとはいえ10年近く抱えていた悩みのため、やはり日常のふとした時に「消えて楽になりたい」という気持ちが蘇る時があります。ですが、「死にたい消えたい」という気持ちで起き上がれないほど辛かった朝がほとんどなくなりました。私の中では前進です。
先日、気晴らしのため、勇気を出して海岸に行きました。
ひと月前、そこに立っていることさえ考えていませんでした。あんなに綺麗な水平線を見れたのは励ましの言葉を頂けたからだと思います。
自分のための人生、ということを今まで考えたことがなかったんだと気付かされました。
ありがとうございます。