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お世話になっております。
同居中の母と近所に住むその両親(祖父母)との事で相談です。
祖父が今夏、肺炎にて入院し、現在も療養型病院にいます。幸い体調はだいぶ回復してきましたが、昔から我儘ばかりの生活をしていただけに、当然ながら今の入院生活が窮屈なうえ、病室で一人過ごす事自体もかなりストレスのようです。
以前は携帯電話を持たせていましたが、昼夜問わず連絡してくるため引き取りました。代わりに今は母と祖母がほぼ毎日面会に行っており、私も休日は同行しています。
それでも尚、未だに病院から直接電話が入る事もあります。本人は毎度しつこく電話を要求するようですが、いざ電話口では大して用件もなく「寂しい」「声が聞きたかった」程度の内容です。
遠方に住む叔母(母の姉)は「もう行かないって言うくらいしないとダメ」と促してきますが、母はそうしたところでかえって厄介な展開になると先を見越しています。
私も正直、こちらがいくら冷静になったところで、祖父の性分では素直に聞き入れずむしろ逆上する事は読めています。
一方の祖母も、そんな祖父に散々手を焼いてはいるものの、会いに行ってあげたい気持ちも常にあるようです。ただ、それを叶えるにしても、結局は母が動かざるを得ない状況です。
現状はリハビリも進み、先日の面会時は入院前よりも歩行が安定している様子で正直驚きました。祖父自身の感覚では、当然「もう自宅に帰って生活できる」レベルです。とにかく「帰りたい」の一点張りで、ついに「帰らせてもらえないなら、もう飛び降りて死ぬ」と脅迫めいた発言まで出た事もありました。
実際は退院許可がまだだと伝えるも、今度は一方的に外泊の話を切り出し「散々我慢しているのに、たかが数日の頼みすら聞けないのか」と言い始めています。母が「その数日の間で何かあったら、次こそ本当に家に帰れなくなる」と返すと、「その時はもうそれでいい」とあっさり答えたそうです。
祖父のストレスが限界に達しているのは承知ですし、私は仕事柄(介護職です)、このような場合は極力本人に寄り添った対応が重要だと身をもって経験していますが、相手が身内となるとバランスが掴めません。何より母に掛かる負担も大きく心配です。
少しでも力になりたいですが、そもそも双方に寄り添った対応自体が難しいです。今の私に何ができるのか、具体的にどうすべきか教えて頂きたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
世界一の我儘、患者さん
tama さん
拝読しました。
私も経験しました。父(僧侶)も入院中は、(退屈なのでしょう)電話魔でした。。写経なさるか?と期待しましたが病院ってそんな場所ではなかったようです。
きっとお時間を持て余らせているのでしょうから、趣味やゲーム、脳トレなどをご紹介するのもサポート手段ですね。
母がケアをしていましたが、
明日は来る。
明後日は来れない。
と、落とし所を用意して、線引きして差し上げておりました。どこの世界も妻は強し。
観念させる、覚悟させる、諦めさせる。
これは御本人のストレス軽減にもなりますので、後ろめたいことはありません。
双方のために、はっきりとお母様の時間を確保すること。
合掌
質問者からのお礼
祖父の依存心や執着心は変わらず強いものの、一時に比べると多少は落ち着きました。
母の心身は不安定ですが、少しでも良いので支えていければと思います。
ご回答ありがとうございました。