人に嫌われるのが怖いです
ただ普通に仕事してるだけなのに、同僚に嫌われたかもって思い込んでしまいます。
普通に仕事をこなして、普通に会話しててもそう思ってしまい、1日の疲れが取れません。
人に嫌われるのが怖いです。人の目や周りからの評価を気にしてしまいます、、
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
嫌われるのは頭の世界 現実はそれ以上増えも減りもしない
嫌われてもあなたから何かが減るわけでもありません。
芸能人や政治家や著名人は嫌われてもピンピンしてます。
嫌われるという事の表面的なアクションよりももっと別の効能に目を向けてみましょう。
一目置かれている。
注目されている。
人の関心が寄せられている。
その人に負けたくない心理がある。
より高い要素があれば百点。
所詮は人のいう事。
本人が勝手につぶやいているだけ。
別のメッセージがある。
人は他人に対して、その他人様が自分ではないのですが、高い人間性を要求する面があります。あるいは自分の理想を要求する面があります。
ですが、あなたはあなた。あの人はあの人。
嫌うという行為、アクション、心理的な態度も実在するものではありません。
ただ、恩讐・怨念レベルになれば害が身に及ぶという事はあるでしょうが、好き嫌いというものは誰にでもあるものです。芸能人を見てください。みんなを好きになれますか?好き嫌いがあるでしょう。それでよいのです。
あなたはおそらくは嫌われたくないのではなく、人から嫌われるということはまるで命を失うかのような大事として誤解されているだけではないでしょうか。
あなたも学生時代に嫌いな人がいたでしょうが、あなたがいくら嫌ってもその人にはまるで影響は及びません。だからこそ、嫌うという心の働きをよく熟知するべきです。あの人は嫌いだ、あれは嫌いだ、あれは遠ざけたい、あれは扱いづらい、あのことは私は好きになれない、あのことは私にはかかわりづらい、あの人、あの事がもう少し私の願い通りになれば私には何の反発心も生まれない…。
嫌いという心の心理はおよそ反発ですから、ちょっとした誤解やすれ違い、認識不足の面があるのではないでしょうか。
人は頭の中でそのことを嫌うという事よりも、事実という事の方が大真実なのです。
事実は一つだけ。その事実に対する評価は好きも嫌いも楽しいもつまらないも色々あるでしょう。事実にはかなわないのです。あなたはあなたという生命存在です。もちろん、なるべく嫌われないように工夫をするために人間心理を学ぶことも大切です。ですが、嫌われることを恐れるという自分の心理を良く見つめてみてください。
本当は何も失うことなどないのに、過剰に嫌われたくない、嫌われたらひどい目に合うかもしれないという誤解や恐怖心なのかもしれません。
恐怖は知ることによって消えます。