過去に逃げてしまったこと
10年以上前のことですが、今でも時々フラッシュバックしてしまい、どうやって過去の過ちと向き合うか悩んでいます。
過去にいた職場で駐車場が屋外にあり、自家用車から降りる際に突風が吹き、車のドアの扉を風に持って行かれそのまま隣の車にぶつけてしまいました。
その際にすぐ上司達に連絡すれば良かったものの、当時の職場が毎日怒鳴り合いが多く、残業が沢山ある中、残業代一切もらえず自分自身も鬱病に近い状態になっており、冷静な判断ができず、その場から車の駐車する場所を変えて逃げてしまいました。
職場はその年度で辞めました。
また似たような時期に別の環境で、お前は性根が腐っているから誰も仕事を頼んだりしない、どこにも需要ないとかなり言われたことがありました。
当時は精神を病んでいて、毎日涙が止まらず動悸も酷く、本当にダメな状態でした。
職場を辞めた後に、病院にも通院し薬を飲んで治療しました。
だいぶ時間が経った後、冷静になり、当時の行動があまりにもいけない事だったと気付き、血の気が一気に引きました。
それから度々車の事故の映像を見たりすると当時自分が逃げ出してしまったことがフラッシュバックしてしまい、眩暈や息苦しくなる症状が去年から出るようになりました。
また性根が腐っていると言われたことも残っており、今の仕事や何かにチャレンジしようとすると思い出して、動けなくなってしまう時が今でもあります。
過去に起こしてしまった過ちやフラッシュバックとどう向き合っていくのか、アドバイスいただけると大変ありがたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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理解者
ご相談ありがとうございます。大丈夫でしょうか。
先ずは休むこと。十分に十分に時間を使って休んでください。
中途半端に休んでぼちぼち復帰してしまってはダメだと思います。
でもたぶん105さんは、休むこと自体にもどこか「不甲斐なさ」であるとか「情けなさ」があって、そんな自分に嫌気がさして、いつも気持ちが落ち着かないのではないでしょうか。
事故や度重なる不運に遭遇され、だいぶ長い期間苦しまれていることと存じます。何をやっても思い通りにいかない、とても歯痒くて辛い時間が続いているのだとお察しします。
何かから逃げたということに、罪の意識をあまり強く持たないでください。それは言い換えれば自衛本能が働いて、危険な場面からあなたがあなたを遠ざけた、ただの回避行動の結果です。
眩暈や息苦しさ、どうにか払拭したいですよね。全て自分事のように感じます。
今となっては全快して0の状態に戻すことが大事ですから、自分のペースを掴みなおしてスタートラインに再び立とうと動くのは、それ以降にすることです。
通院は今後続くのでしょうか。もしできることなら、今の症状を全て主治医の先生にお伝えして、適切な治療を受けてじっくりと休養を取るようにしてください。
あなたの心の中はあなたにしか解らない、極めてパーソナルな領域です。だから、どんな時もあなた自身はあなたを包容し、無条件に認めてあげてください。
あなたはあなたの絶対的な理解者であることが、今のあなたには必要であると思います。
焦る必要はありません。またいつか無性に自己表現をしたい、自ら動きたい、関わり合いたいとそぞろに感じ始めたとき、その時はぜひ心のままに、自らを解放してあげてください。合掌。
質問者からのお礼
この度は長文でのご回答大変救われました。ありがとうございました。
現在も通院は続いており、数年前に薬を飲む段階は終わって月1回の経過報告の通院になっていました、フラッシュバックが起きていることを医者に伝えようと思います。
リハビリ関係でご縁があり、現在は社会福祉関係の施設で事務の仕事にありつけました。
国家資格もとって自分のように困っている人達のお役に立てるようにと将来考えております。
ただ、精神以外にも去年から一時寝たきりになるような重い喘息になってしまいました、アレルギー検査しても何も反応せず心因性の可能性もあるとのことでした。
喘息も食事も会話できない状態になったので、このままだと本当に自分を責めすぎて発作が悪化して死んでしまうのではないかと思います。
当時の自分の行いを今までかなり責めてしまっていたので、あの時最悪な状況から自分を守ろうとした事実をまずは受け止めたいと思います。
元気になれたら、また色々と行動を起こしてみたいと思います。
この度はご回答いただき大変ありがとうございました。いただいたアドバイスを忘れず、自分の体調を治して頑張っていこうと思います。
ありがとうございました。