厄年の1年間
主人が今年厄年です。(昭和50年生まれです)去年は仕事中従業員が同じ指を切断する事故がありました。主人は厄年なんて関係ない、同じ年に産まれた人皆悪いことが起きると言ってます。私は、結構信じるほうなので心配です。何か気を付けること、対策など御座いましたら教えて欲しいです。宜しくお願いします。
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自分自身にも目をかけてあげる
厄年はちょうど人生の中で大切な節目の年頃を注意するという意味もあります。
男性ですと、仕事が忙しくなり、体調に気をつける時。
女性ですと、家庭を持ち、子育てに忙しく、体調を壊す頃合いでもあります。
また、その厄年の中でも、男性の42歳は「死に」、女性の33歳は「散々(さんざん)」に通じるとの語呂合わせから、昔からこの年を大厄と言って注意してきたそうです。
先人の方々が経験を通して、私達に気をつけなさいよ。
と言われている年と認識していただいても良いかもしれませんね。
私なんかも、檀信徒のみなさまに、
思っているよりも、自分自身が歳をとっていますよ!
心が若くても、身体がついてきてないかもしれませんので気をつけて下さいね。
と注意をするように言葉をかけています(。-人-。)
厄年は、日頃の自分の行動に、あらためて見つめ直し、
そこから厄を転じて幸いとなす節目の行事でもあります。
ということで、
自分の心と体の変調に気をつけてあげることが一番の対策(。-人-。)
たまには自分にも目をかけてあげることも時には必要ですね。
もちろん、寺社仏閣に行って厄除け祈願をすることも、心あらためて一年を気をつけるきっかけとなりますよ。
質問者からのお礼
護国寺、上田様。ご回答ありがとうございました。主人は大厄なので気を付けます。