無となる虚しさ
人はかならず死を迎えます。
数年もすればこの世にいなかったように忘れ去られる。
夫をなくしてから、どんなに前向こうとしても、いつか自分もいなくなり、無になることの空しさが消えません。
どうしたらこの空しさを晴らして生きていくことができるのでしょう。
なぜ、夫ではなく私が生かされているのでしょう。
相談と言うより聴いていたただきたいだけかも知れません。
何かお言葉をいただければ幸いにです。
夫を亡くしてから、自分と向き合う時間が増えました。 これからどう自分らしい時間を過ごすか模索しながら生きています。
人に合わせたり譲るクセがあり、そのため仕事ではなかなかリードするがわになれず、生きづらいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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無ではありません
拝読させて頂きました。
あなたは夫さんがお亡くなりになられて大変さみしい思いをなさっておられるのでしょう、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
夫さんが仏様や神様に導かれ先に逝かれた親しい方々やご先祖様に優しくお迎えなさって頂きます様に心からお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
夫さんは仏様や神様に導かれ先に逝かれた親しい方々やご先祖様に優しく迎えられて心から安心なさり一切の迷いや苦しみから救われていくでしょう、そして清らかにご成仏なさっていかれます。そして夫さんはこれからもずっとあなたや親しい方々を優しくお見守りなさっていて下さいます。
いつでもどこでもどんな状況の中にあったとしても夫さんはあなたや皆さんをあたたかく見守り寄り添っていて下さいます。
あなたはこれからもずっと夫さんとのご縁の中で生きていかれるのです。
いつの日かあなたがその与えられた天寿を全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さり、夫さんが親しい方々やご先祖様を連れて優しく迎えて下さいます。そして再会を喜び合い分かち合うでしょう、そして夫さんと一緒に何の憂いもなく円満にご成仏なさっていくことでしょう。
ですからどうか安心なさって下さい。あなたと夫さんとのご縁は永遠に続くのです。無ではありません、虚無ではありません。
あなたがこれからもずっと夫さんとのご縁を大切になさりながら与えられた命を健やかに生きていかれます様に、そしてこれからも皆さんと一緒に仲良く心から幸せを分かち合い生きていかれます様に切に祈っております。
質問者からのお礼
Kousyo kuuyo Azuma 様
ご回答ありがとうございます。
寂しさに心とらわれて、無にしようとしていました。
確かに今、夫の存在があったからこそのご縁があって助けられています。
確かに無ではなかったと気づきました。
ありがとうございます。