自分本位で考え押し付けてしまう
回答 1
有り難し 19現在結婚予定のパートナーがいます。
ただ最近、些細なことで腹を立ててしまい相手に強く言ってしまいます。
例を挙げると、私が飲み会の日に相手も飲み会に行ったことがありました。
どうやら会社で誘われたらしく、私も家にいなかったため参加したようなのですが、そのことについて連絡がありませんでした。
参加したことに対して憤ったのではなく、行くなら行くで一言連絡くれていたら良かったのに、と言う感情から腹が立ってしまいました。
もし何かあった時どこにいるかや誰に連絡すべきかと言った目処が立たないし、帰ってからの段取りもあるので私は常にそう言った連絡はこまめに入れるタイプです。
自分は心配かけまいと大事な連絡はきちんとしているのにどうして相手は…と言った感情から随分と嫌味ったらしく責め立ててしまいました。
パートナーは「なんでそこまで怒られないといけないか分からない」と言った発言をしたっきりその日は終わりました。
この一件で翌日から「別に悪いことをしたわけでもないのにあそこまで言う必要なかったな」「もっと素直に、なんで連絡くれなかったのか聞けば良かったな」「そもそも自分が正しいと思っていることを相手の考えも聞かず怒りに任せて押し付けるなんてどうかしてるな」など、挙げればきりがないくらい自分の悪かった部分が見えて息をするのもしんどい状況です。
また、この感情も相手のことを思っての悲観ではなく「このままだとパートナーに見放されるかも」といった自分本位で身勝手な考えからきているような感覚がうっすらとあり、自分ファーストな行動は日々の中でも思い当たる節があるためどうにか変わりたいと考えています。
ただなかなかその都度気付けず、その度にこんな自分大嫌いだとかどうせ自分はと動けなくなってしまっています。
どうすればもっと相手の立場になって物事を考えられるでしょうか？
こんな私でも相手を思える人間になれるのでしょうか。
仕事でも相手の立場を考えようとアドバイスされることが多いため、本当に変わりたいです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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プライベート把握や強要はDVにもなる。アイメッセージで伝えて
あなたが、何かあったときに対応できるようにとの想いから、行動を知らせてほしいという理由は、理解できます。
ただ、恋人であっても、たとえ夫婦や家族であっても、細かくプライベートの把握（誰と どこで何をしているのか）や制限（必ず連絡を入れるように）と強要する（厳しく叱りつける）行為は、DVでもあるのです。
あなたは、そんなつもりがなくても、相手が無理強いされた、その行動（態度や言葉）に恐怖を感じたと思えば、それはDVなんです。
大切な人だから、わかってほしいから、私も同じようにしているのだから、ではなく。相手がどう思うのだろうかと、相手の立場で考えていけるように。
行動をする時には、一呼吸おいてから、伝えていけたらいいですね。
また、『アイメッセージ』という伝え方があります。
「私を」主語にした表現です。例えば今回の事例であれば…
「行くなら行くで一言連絡くれていたら良かったのに」と言いたいところを
→「私は、何かあった時に、あなたがどこにいるのかわからなかったら不安だし心配になるの。細かくチェックしたいわけではなくて、連絡が取れる環境であれば安心だなと思うのよ。私も伝えるようにするから、あなたも出来るだけそうしてほしいな」
と、他者を尊重しながら自分の意思や考えを伝える方法なんです。そうすることで、安心感を与え人間関係もスムーズになりますよ。
怒りの感情で言葉を発することなく、大切な存在であることを想いながら伝えてみませんか。
ただね、あまり神経質にならず、今なら携帯もあるのですから、何かあれば連絡はつくものですよ。
私たち夫婦は、全く干渉し合わないので、互いのスケジュールはあまり気にしません。寺の法務に影響が出ないように、仕事の確認をする程度です。２０年こんな感じですが、何かあったら携帯がありますし、折り返し連絡も入れますからね。何かあったときに困った！ということがありません。何かあったときも、それなりに何とかしてきましたし、何とかなるものです。その時その時で、冷静に判断ができるように、自分の行動を信じて、相手のせいにしないということ。自分も、しっかりするということでしょう。
あなたのプロフィールを読ませてもらいました。彼もそんなあなたを理解してくれているのでしょうから、どうやったら互いに居心地良くいられるのかを、彼と一緒に作っていけたらね。
質問者からのお礼
回答くださいましてありがとうございます。
かつてお付き合いした方々に多数モラハラを受け、自分だけはそんなことをやらまいと決めていましたがまさか自分がしてしまっていたとは。
ショックのあまり何日か動けずにいましたが、このタイミングでご指摘いただけて良かったと冷静になれました。
パートナーにもその点はきちんと謝った上で「そんなふうには思っていなかった」と言ってもらえましたが、必ず〈口にする前に冷静に考える〉ように心がけようと思います。
