病気進行の彼 私の心構えは?
彼は3年程前に血液の病気に罹りました。入院治療の際は、余命宣告をされたそうですが、何とか持ち直して、その後通院治療。今に至ります。
しかし先月の血液検査の結果で「数値が悪くなっている。癌化するかもしれない」と言われたそうです。
来月の検査結果が出ないと何とも言えませんが、私は「癌化」という言葉に囚われています。
彼が癌になる、どうしよう、もう長くない、私の側から居なくなってしまう、死が近い等と考えてしまいます。
毎日不安ばかりが渦巻いています。
お互い家庭があり、頻繁に会うことは出来ません。
最近は、彼の体調が以前より良くない日があるので、メールや電話を控えています。
人は誰でもいつかは死を迎えます。彼は私より19歳上(今60代半ば)なので、先に亡くなる事は分かっています。
でも、いざ彼の死を感じるような状況が目の前に迫ってきて、恐怖と不安と悲しみがあります。
一番辛いのは彼なのですが。
私はこの先、どのような心構えでいたらいいですか。
彼のために出来る事は何かあるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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過ごした記憶が、これからも、どんなときだって、あなたの支えに
プロフィールも読ませてもらいました。療養されている彼のそばに、ずっといられないことが、とてももどかしいですね。
わかっていた関係だけれど、その存在に支えられていたのでしょうね。
だからこそ、別れや失う現実を、受け入れられないでいることでしょう。
彼の生命力や医療の力に望みを託すしかありませんが、それでも「癌」という言葉だけで怯えてしまうよりも、今確かに繋がっている想いを大切にしましょう。互いの存在が、今も確かな支えなのでしょ? それは変わることがないですよ。
今までの時間や交わしてきた言葉、過ごした記憶が、これからも、どんなときだって、あなたの支えとなりますように。
どうぞ、精神的な支えでいてあげてくださいね。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
癌化するかも、と聞いた時に私から「私は医者でもないし、神様でもないから、何もしてあげられないけど、良くなる事を祈ってる」という趣旨のメールをした事があります。
病気の進行を知り、自分の悲しみや寂しさばかりに目を向けていました。それではダメですね。
彼のために何も出来ないのではない。
私が彼の精神的な支えでいる、という視点を忘れていました。気付かせていただき、ありがとうございます。
そして、私も今まで彼には精神的に支えてもらってました。彼の存在はこの先も私の支えです。
同じ時を過ごした経験や思い出を大切にしていきます。
私のために貴重なお時間を割いていただき、ありがとうございました。