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周りと比較する自分をやめたい

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有り難し有り難し 28

こんにちは。私は今とある芸能養成所で研修を積んでいる者です。お尋ねしたいのはタイトルどおりです。

私にはおよそ才能という物はありません。知識も経験も、センスも光る物もありません。でもこの分野が好きで、運良く養成所に入りました。

ずっと前からそうですが、この界隈には飛び抜けて才能がある人達がいます。成績優秀者の常連で、誰もが羨む存在です。容姿も才能も非の打ち所がありません。自分はその人に常に劣ってきました。

「負けたくない」「諦めたくない」の思いで常に必死に練習しました。お陰で確実に伸びてきてはいます。ただ相変わらず距離は縮まりません。成績優秀者は名前が出るので、その子の周りにはいつも人が集まり、社会的・人間的に輝いた生活をしています。片や私は日々練習で、日陰で泥臭い生活しかできませんでした。

本当は笑いたいんです。自分に自信を持って楽しんで進んでいきたい。でも、圧倒的な人達を前にすると首を掴まれた様な気分になります。本音を言うとしんどいです。自分の器の小ささに失望します。

人と比べる事が無くなれば、笑えるようになるのでしょうか。周りの幸せも喜べる様になるのでしょうか。

2024年2月23日 16:43

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

この世界に入った理由、その特別を大切に。あなたを輝かせて

芸能の世界は、売れる売れないで評価されがちですし、それを求められるのかもしれませんね。競争が目に見える世界だろうと思います。

ただ、芸の道は深く味も出てくる、そこが魅力になってくるのではないでしょうか。スター性を秘めたオーラある人も必要でしょうけれど、それだけで舞台が仕上がっているわけではありません。周りのいろんな演技や個性が光るから、舞台に深みや芸術性が評価されていくのでないでしょうか。

周りと比べて劣っていると思うよりも、あなたがこの世界に入った理由、好きでやりたくて続けてきたのではないでしょうか。その想いは、誰と比べるでもない特別なものです。

どうぞ、その意志を大切に。あなたを輝かせてくださいね。

2024年2月24日 13:25
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有り難し
おきもち

はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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いけるよ

私の住んでいるところでは、大丈夫と言う意味で使います。丈夫とは元来、仏様の尊称です。極めて丈夫なこと、しっかりしているということです。

「負けたくない」「諦めたくない」の思いで常に必死に練習しました。お陰で確実に伸びてきてはいます。と言う一文を読み、いけると思いました。如実知自心という言葉があります。如実に自分の心を知ること、ありのままの自分の心を知るということです。つまり貴方様は自分のことを観察出来ているのです。

成績優秀な人は先生の好みも出ると思います。芸は好みで分かれるので、大衆相手ならお客様が多いと言うのが強みでしょう。自分に自信を持って楽しんで進んでいきたい。と書いておられましたが、しんどいとも。頑張り過ぎて疲れてるのとちゃいますか。適当に道を進みましょう。仏教では適当とは「自分にとってちょうどよい場所を探し続ける営み」を意味します。

私は吉本新喜劇が好きですが、いつも同じギャグを見て涙を流して笑います。継続と、やはりプロ根性というのが伝わるんですかね。修行による、六根レベルの賜物かもしれません。六根とは我々の感覚器官(眼・耳・鼻・舌・身・意)のことです。

最近、YouTubeでトランプ大統領候補の演説を見て思いました。ようあれだけ喋れるなと。変人やなと。周知のように凄い規模の賠償金や、スキャンダル、訴訟を抱えてあの歳で、あの国で、あれだけの立場を経て、無敵の人の振る舞いをしています。お手本にはならないかもしれませんが、どうぞ貴方様自身の心の底の自信を保ち、芸に磨きを掛けてください。「玉琢かざれば、器を成さず。人学ばざれば、道を知らず。(玉不琢不成器、人不学不知道)」です。

ちなみに私はバイデンさんの方が品があるので大統領に向いていると思っています。しかし確かに高齢による心身の状態保持は難しいかもしれません。余計なことを書きました。

2024年2月23日 17:23
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有り難し
おきもち

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ