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自分が原因で祖父が亡くなった

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有り難し有り難し 6

私は、祖父・祖母・父・母・弟の6人家族で住んでいました。
2022年頃に祖父が腰の骨を折り、あまり体が動けなくなりました。
2022年の年末に、私・母・弟がコロナに感染し、祖父の体の状態を確認できませんでした。
2023年2月、祖父は呂律が回らず、寒気がして、体温も低かったので、「病院に行こう」と勧めたのですが、「大丈夫」と言って病院には行きませんでした。この時、ものすごく気温が低くて、祖父は防寒対策をしていませんでした。
その数日後、祖父は倒れ、体が震えて、低体温、不整脈になり、救急車を呼び病院に行きました。その時、病院の先生は助からないかもしれないと言ったのですが、なんとか祖父は一命をとりとめました。
しばらく祖父は入院していました。
祖母は認知症で、家に帰ってこない祖父を心配して、母・父・私に同じことを何回も聞いてきました。私と父は祖母の認知症には耐えられていたのですが、母が60代で足腰が悪いこともあり、もう介護するには限界なので、祖母を施設に入ってもらおうと考えました。
2023年5月に祖父は退院。
祖父は、あまり食べられず、腰も痛いので、体を動かすことができず、ほぼ寝たきりでした。
寝たきりの祖父と認知症の祖母、二人の介護を母がするのは難しいので、祖父にも施設に入ってもらうようにお願いしました。祖父、祖母と話し合い、施設に入ってもらいました。施設に入所後、時々、祖父と祖母に会いに行っていました。
ところが、2023年12月に、祖父の容体が急変、病院に入院。
肝硬変、総胆管結石、肝不全になり、
2024年1月、いつ心臓が止まるかわからないので、会いにきて欲しいと病院に言われ、祖父に会いに行きました。
その翌日、祖父は亡くなりました。91歳でした。
葬儀を終え、四九日も終え、今に至ります。
どうして祖父は亡くなったのか、

祖父が腰を痛めた時、もっと気にかけてあげられたもしれない、

祖父が最初に入院する前の体調を悪くした時、もっと体の状態を見てあげられたらよかったのに、その時、強引に病院に行かせたら、症状が悪くならずに済んだかもしれない、

ほぼ寝たきりの祖父を老人ホームに入れるのはかわいそうで、よくなかったのではないか
と祖父を死なせてしまった原因が自分で、自分を責めてしまいます。
これから私はどうしていけばよいのでしょうか?よろしくお願いします。

2024年2月25日 11:06

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心から安らかにとお祈りなさって下さい

拝読させて頂きました。
あなたや皆さんは自分達が原因で祖父様がお亡くなりになってしまったのではないかとおても後悔なさり罪悪感にさいなまれておられるのですね。詳細なあなたや皆さんのことや祖父様のことはわからないですが、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
お祖父様が心から安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
あなたも皆様もどうかお祖父様が心から安らかになります様に心からお祈りなさって下さいね。至心合掌
お祖父様は必ず仏様や神様に導かれ先に行かれた親しい方々やご先祖様がお祖父様を温かくお迎えなさって下さいます。お祖父様は仏様や神様のもと一切の痛みや苦しみや迷いからも救われて心から安心されます、ご先祖様と再会なさり清らかに何の憂いもなく円満にご成仏なさって往かれます。お祖父様はこれからもあなたやご家族の皆様を穏やかに優しくお見守りなさって下さいます。
お祖父様はあなたや皆様と出会い与えられた命を皆様と仲良く幸せに生き抜いて往かれたのです。皆様はできる限りお祖父様のお世話されお祖父様は幸せに生きて天寿を全うなさっていかれたのです。
きっとあなたや皆様に出会い共に生きたことを心からお喜びなさっておられるでしょうし、心から感謝なさっておられるでしょう。そしてこれからも皆様をいつも優しく守っていて下さいます。
あなたや皆様の悲しみや後悔や罪悪感は消えないでしょう。その思いを全て仏様や神様やご先祖様やお祖父様に手を合わせてありのまま心からお伝えなさって下さいね。感謝を込めて素直なお気持ちでお祖父様にお伝えなさって下さいね。お祖父様はあなたや皆様の思い全てを優しく受け取手めて下さり優しく寄り添って下さいます。
いつの日かあなたや皆様が与えられた天寿を全うなさる時には必ず仏様や神様がお導き下さりお祖父様がご先祖様を連れて皆様を優しくお迎えなさって下さいます。そして再会を喜び合い分かち合うことでしょう。一切の迷いの苦しみも消え去り清らかに仲良くご成仏なさっていくことでしょう。
あなたや皆様がこれからもお祖父様とのご縁を大切にされ、お互いを心から思いやり仲良く幸せに生き抜いていかれます様に、与えられた天寿全うなさる時にはおお祖父様が優しくお向かいなさって下さいます様に切に仏様や神様やご先祖様そしてお祖父様に祈っております。至心合掌

2024年2月25日 12:36
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