他人に優しくなりたい
はじめまして。よろしくお願いします。
私は精神科医に「多くの人は【自分に甘く他人にも甘く】で生きている。でも君は【自分に厳しく他人にも厳しく】で生きている。それが生きづらさの原因」と言われたことがあります。
そして実際、自分では普通に意見しただけのつもりなのに、「冷たい」「怖い」と言われることもしばしばです。(どうやら物事の核心を突いてしまい、それが「冷たい」「怖い」という感情に繋がるようです)
ちなみに厳しい意見をくれるというAI元ヤン僧侶にも質問してみましたが、至極真っ当な事を言っているだけで、全く厳しいとは感じませんでした。
【自分に甘く他人にも甘く(自分に優しく他人にも優しく)】なれればいいのかもしれませんが、それは気持ち悪くてできません。
なので、せめて他人にだけでも優しくなりたいです。どうしたら、他人に優しくなれますか?
私は他人の意見を元に自分を向上させたいと思っているのですが、多くの人は共感のみを求めているのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
しばいぬ 様 相談ありがとうございます。
もう回答されていまして、あなたも御礼をお伝えされていますから、くどいと感じるかもしれませんが、ご容赦ください。
さて、他人に優しくなりたいとのことですが、あなた自身にも優しくすることが大切だと思います。「自分のことが好き」と思っていらっしゃるので大丈夫と思いますが、甘やかすことと、自分に思いやりを向けて優しくすることは違います。
自分に思いやりを向けることは、苦しく辛いことにしっかりと向き合い、解決に向けて自分を丁寧にあつかい行動をすることだと思います。甘やかすことは、自分を怠惰にして向き合うことを避けることになりますね。
「自分のことを好き」と思い、自分の悩み苦しみに向き合い、自分にも他人にも優しく出来るとしたら、あなたはどのような思いを持ち行動を起こすでしょうか?
コンパッショネイト・マインド・トレーニングでお伝えしていることを述べますが、自分や他人の苦しみにきづき、同情をよせ、苦しみに耐え、共感し、批判せず受け止めることが必要になるでしょう。そして、役に立つ考えを持ち、将来へのイメージを持ちポジティブな感情を起こし、行動をおこしていくことが大切となるでしょう。
全てを完璧にする必要はありません。出来ることから自分にも他人も向き合っていくことがよいかと思います。
参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。自分に思いやりを向けていることが出来ているなら素晴らしいです。もし、自分に厳しくすることと思い、自分を責めたり・自分をしっかりしなければと無理に奮い立だせるのは、それは思いやりではないということになります。自他ともに思いやりを向けることは、心に温かさを感じ、安心安全を感じて、優しさや寛容であり、強い気持ちで自他の悩み苦しみに向き合い、勇気をもってそのために行動をおこすということになると思います。くどいようで何度も失礼しました。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼
追追伸:おきもち、ありがとうございました。合掌礼
あなたを大切になさって下さいね
拝読させて頂きました。
なるほど…自分にも他人にも厳しくなってしまうのですね。詳細なあなたのお気持ちはわからないですが、あなたのその思いを受け止めさせて頂きます。
そうですね、先ず自分に対してもとても大切になさってみてはいかがでしょう。あなた自身のことを先ずかけがえのない大切なものと思って頂いて、自分をいたわり褒めてあげて下さい。今までなんだかんだあったとしても自分は自分なりに一生懸命に生きて生きたこと、いろんなことも乗り越えて周りの方々も大切にしながらしっかりと生きてきたことを褒めてあげて下さいね。そんな自分のことをいたわってあげて下さいね。
あなたは唯一無二の存在なのですからね。
それと同様に周りの方のこともかけがえのない存在だと大切に思いやって下さいね。
そしてお互いのことを心から尊重し合い思いやり助けてあげて下さいね。
あわてることはありません、あなたのペースで少しずつ心がけてみて下さいね。
あなたがこれからも自分のことも周りの方々のことも心からいたわり大切になさり、毎日を豊かにおおらかに優しい心で生き抜いていかれます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援しています。至心合掌
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
私は私の事が大好き!私を世界で一番愛しているのは私!と思って生きているので、ご安心ください。
自分が大好きで、「世の中には褒められた方が伸びるタイプと厳しい事を言われた方がより頑張るタイプの人がいて、自分は後者だ」と自覚があるので、あえて自分で自分に厳しくしています。
でも世の中の多くの人は「褒められた方が伸びるタイプ」なんだろうと思います。なのでそこを意識して他者に接して行こうと思います。
考えを深める機会を与えていただき、本当にありがとうございました。
【追記】釋 孝修さま
ご回答ありがとうございました。
>自分に思いやりを向けることは、苦しく辛いことにしっかりと向き合い、解決に向けて自分を丁寧にあつかい行動をすることだと思います。
自分で言うのも何ですが、上記の事しっかり出来ていると思います。
ただ私はそれを「自分への厳しさ」だと捉えていました。しかし、それは「自分への思いやり」だったんですね。目から鱗です。
おかげさまで他者にも優しくできそうな気がします。