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相手からの好意を利用してしまった

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有り難し有り難し 4

自身が過去に犯した過ちによる罪悪感で、幸せに生きることに抵抗があります。

大学生になり、高校の頃と違って友人の間で「セフレ」や「お持ち帰り」などが当たり前になっていた私は性行為に非常に強い関心を持っていました。

そんな時に、ある女性と知り合いました。

彼女は私に対して好意を寄せてくれていました。好意を寄せてくれていただけでなく、知り合ってすぐの頃に、一人暮らしをしていた私の家にあがるほど、私のことを信用してくれていました。

しかし、当時の私はそれを自分に都合よく捉えて、数回会った後に、セフレの関係へと変えてしまいました。

しばらく、その関係が続いた後に彼女から「もうやめよう」と言われ、2人の関係は終わりました。

それから数年後、再び彼女が連絡をくれました。それが、真っ当な関係を築く最後の機会だったのに、性欲が溜まっていた私はあろうことか、また彼女と体の関係を持とうとしました。最低です。

それから、彼女と距離を置き自分のこれまでの行動を振り返ると、相手からの好意を利用した自分の最低さに気づきました。とっさに謝罪しようと連絡を取りましたが、彼女からの返信はありませんでした。私のことを見限ったんだと思います。

私も「謝罪なんてただの自己満、本当に彼女のためを想うなら、もう関わらない方がいい」と思い、連絡先やSNSを外しました。

もう二度と同じ過ちを繰り返さないように、現在は、その反省から友人や新しくできた彼女に対して、できる限り誠実なお付き合いをすることを心がけています。

しかし、ふとした瞬間に思い出し「人の心を踏み躙った私が、幸せに生きていいはずがない」と罪悪感にかられます

長文となってしまい申し訳ありません。今後、この過ちと向き合って生きていくうえでのアドバイス等を授かりたいです。

2024年3月17日 21:57

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あやまちを心から懺悔して謝罪しましょう

拝読させて頂きました。
あなたが過去自分の欲望の為に大切な人を深く傷つけてしまったのですね。そのことを心から後悔なさっているのですね。そんな自分がこれから幸せになっていいのかととても悩んでいるのですね。詳細なあなたやその人のことはわからないですが、あなたが深く悔やんでおられることはとても伝わってきます。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたが本当にそう思われるのであれば、あなたのなさった罪を心から仏様や神様やあなたのご先祖様に手を合わせてありのまま告白なさって下さい。そしてあなたの思ったことなさったことを心から反省なさり誠意をもって懺悔なさって下さい。仏様や神様やご先祖様そしてあなたが傷つけてしまった方に心の中で誠意を尽くして謝りましょう。その人にはお会いすることはなかなかないでしょうから心の中でも誠意を尽くして謝りましょう。そして二度とその様なあやまちを犯さない様に仏様や神様やご先祖様にお誓いなさって下さい。あなた自身にも誠意をもってお誓い下さいね。あなたのその思いや謝罪や誓いを仏様や神様やご先祖様は全て優しく受けとめて下さいます。あなたに寄り添ってあなたをお救いなさって下さいます、あなたを善き方へとお導きなさって下さいます。
私達は誰しもがその様なあやまちを犯してしまうのです。ですからそのことにしっかりと向き合い心から謝罪し二度と同じ様なあやまちを犯さない様に、他者を傷つけない様にと日々心掛けていきましょう。
あなたが仏様や神様やご先祖様に心から懺悔し謝罪し二度とその様なあやまちを犯さない様に、大切な方を心から尊重し思いやり生きていかれます様に、あなたが大切な人と一緒に心から豊かに幸せを分かち合い充実した人生を生き抜いていかれます様に心から仏様や神様やご先祖様に祈っています。そしてあなたを心より応援しています。
どうかあなたをそして周りの方を大切になさって下さいね。

2024年3月18日 14:36
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

ご回答、ありがとうございます。
このあやまちと真摯に向き合い、二度と人を傷つけないように心がけて生きていきます。

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