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善意なのか悪意なのか分からない

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世の中に出回る予言など、信じて不安になってはという繰り返しをしてしまうことがあります。

ネガティヴな予言がいくつもありますが、予言をする人たちは人を助けたくて発表しているのでしょうか?たとえ善意であっても信じ不安になり、体調を崩す人だっていると思うんです。
恥ずかしながらだいぶ前の予言で不安になり、私も体調を崩したことがあります。

その日になにか事件や災害が起こるなら責任持って回避策を教えてくれたり、率先して人々を動かせばいいのにと思います。備えをするきっかけにはなりますが、、、

信じない人が大半だと思うんですが、たまに私のような頭が弱く心配しすぎる人もいるので、そういったこと言う人たちに怒りを覚えることもあります。

みなさんはどう思われますか?
稚拙な質問ですみませんがよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「自称予言者」の言葉ですので、真に受けないことです

  予言者と自称する人は、歴史的に見ても、相当数居たと思います。飽くまでも、「自称予言者」です。仮に、災害などの天変地異を予知する能力を持った預言者が居て「何日後に地震と津波が来る」と、告げだらどうでしょう。封建時代なら、感謝される前に「世に流言飛語を撒き散らす不逞の輩じゃ」と磔や火あぶりで処刑されたかもしれません。本当の予知能力を持った預言者は存在せず、居るのは「予知能力が無い、自称予言者」だけだと思います。

 但し、自称予言者も2パターンに分かれると思います。一つは、詐欺師的「自称予言者」です。予知能力が無いけど、有るふりをして予言して金も儲けようとする人はかなり居たと思います。

 もう一つは、思い込み型「自称予言者」です。「自分には予知能力があり、予言が出来る」と思い込み、「神の啓示を受けた、神の声が聞こえた、神が自分に舞い降りてきた、そして未来の出来事を伝えてきた。」と言って、予言を流す。こっちのパターンが始末に負えないのです。悪意は無いのかも知れまません。「俺がやらなきゃ、誰がやる」という調子の使命感に燃えているのかもしれません。善意と言うよりも、「勘違い」なのかもしれません。。

 昨日、別な質問への回答で、迷信を弘めデマを飛ばす人について次のように書きました。

今の時代だって、ツイッターを通してデマが拡散されていますよね。世の中には、デマと悪口と迷信を一生懸命拡散する「困ったちゃん」が結構多いんですねえ。そして、そういう拡散している本人は善意で良いことを教えてあげてるつもりでいるから、尚困ります。http://hasunoha.jp/questions/7096

「神の声が聞こえる」と思い込んでいる自称予言者に予言を辞めさせることも、思い込みを無くさせることも、無理でしょう。「これこそが自分の使命だ。」と言う勘違いは結構しぶといですよ。タイトルに書きましたように、我々が真に受けないことです。それしか、ありません。

間違った予言に扇動されないよう、あなたも注意し、周囲にも注意してあげましょう。

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有り難し
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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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質問者からのお礼

遅くなりすみません。
ありがとうございます!

とても説得力があり気持ちが楽になりました。
他のサイトにて怖い予言をする人は悪魔に魂を売ってしまっているとみました。

私が思うに悪い予言に振り回されてビクビクするより立ち向かう気持ちでいた方がいいなと思いました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ