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非常勤講師の苛酷な日々:学生に激怒寸前!

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有り難し有り難し 9

お世話になります。
私は今大学で非常勤講師の仕事をしていますが、心の余裕のなさから学生に対してキレそうになることが多く、お坊さんたちのご意見が聞きたくて、投稿させていただきました。

私は昨年から非常勤講師を始めました。色々な大学で教えており、週に10コマの授業をこなしています。その疲れも相まって、非常識な学生への怒りが高まっております。

学力以前にヒトとしてどうなの?と思う学生が多く・・・
たとえば、授業中に居眠りやスマホを見るなどは日常茶飯事、ひどい場合、頬杖をついてお菓子をつまみながら過ごす、無断欠席したうえで、「休んでてテストができないからどうにかしてほしい」とテスト中に言ってくる、AIに課題をやらせる、筆記用具さえ持ってこない・・・などなど、「うそでしょ?」と思うような学生が多いのです。

教員としては、淡々と授業をこなし、真面目に取り組んで成果を上げた学生は評価する・成績が基準に達しない学生は堂々と落とす、それだけでいいのですが、私も人間なので、非常識な学生がいると心を乱されてしまい、「こんなにひどい授業態度なのは、私の教え方が悪いのだろうか?」、「単位が取れない学生がたくさん出ると、自分の教員としての資質が疑われてしまう、どうしよう」と不安になってしまい、休みの日も心が休まりません。しかし本当に少数ですが、私の授業に興味を持ってくれて、熱心に取り組んでくれる学生もいるので、授業のレベルを落とすわけにはいかないと思い、週に10コマ、授業の準備を一生懸命し、教壇で熱弁しています。

最近は肉体的・精神的な疲れから、心をニュートラルに保つことができず、ちょっと飲み込みの悪い学生やボーっとしている学生がいるとイラッとして、トゲのある対応をしてしまったりと、心に余裕がなくなって、自分の話し方や態度が独裁者のようになっていると感じ、自己嫌悪に陥っています。

前期もあともう少しで終わるのですが、なるべく穏やかな気持ちで今期を終えたいと思っています。今のこのような状態から、もう一度心を平静に保つにはどうしたらいいでしょうか?また、学生にブチギレそうになった場合、どのように自分をコントロールしたらいいでしょうか?お知恵をいただければ幸いです。

2024年7月3日 23:29

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

生徒の未来までを背負わなくいいのです。

拝読させていただきました。
まずは教育者と尊敬の念を讃えます。

受ける生徒側は教わりにきているという意識が希薄過ぎるのは確かですね。

自己責任感や感謝の経験が浅いこと、勉学の大切さ、社会には"教科書はない"ということを事前に知る道徳を強化して欲しいと文部省に願う時代とわたしも感じます。

デカルト以来、合理主義が根付き、便利を優先するとが当然となっている社会には大切なことを忘れつつある日本でもあります。
※ドラえもんでのワンシーン
「科学は人間の生活を豊かにしたが、同時に心を貧しくしたのではあるまいか」
原作者の藤子・F・不二雄 氏の思いをアニメを通じ、訴えた心の声であると感じるワンシーンです。

古代エジプトの石碑にも「今時の若い者は...」と記され、プラトンも同じことを言ってますね。

学ぶことは自身につながることであることを気づかないことが何よりももったいないことですよね。教育を受けたくても受けれない人たちは無数におられるのに、有り難いということを認識できれば変化の機縁となるものです。
※ここまではMs.Academyさんの共感意識を略してお伝えさせていただきました。

教育熱心はとても良いことですが、受者に情熱がなければ無駄となることのほうが多いですよね。
何より心身が資本となるので、自身を大切にすることに振り返ると「初心」が見えてくるはずです。ここ初心が見えてくることで、長い教育者の人生において経験を正しく積んでいくことにつながることと思います。
仏教では頭が賢くなることより、大切なことを知るということに重きを置くことをしています。
仏教では頭が賢くなることより、大切なことを知るということに重きを置くことをします。
いわゆる"気づき"こそが新しい自己開発に成っていくものです。

世の中には善を知る人は万と存在します。
ただ、いまは近くにいる生徒たちの数人は損(マイナス要素)を自らの人生に形成していることでありますので、生徒たちの先の人生のことまでをふまえなくていいと思います。
生徒の未来を考えるゆえに熱くなる気持ちが、自身を疲弊させる原因ともなります。

今やるべき使命とは
を再確認していけば、教えるべきことだけで良いと思います。

合掌

2024年7月4日 10:45
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有り難し
おきもち

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは正しい道しるべであります。 選択肢が多い世の中になり、何が正解であるのか?すべて正解であります。しかし、人は損得で判断するのでなく、正しいか正しくないかで判断する人間であることを説いていきます。 ※電話相談は受け付けませんので、あらかじめご了承ください。

質問者からのお礼

法源さま、ありがとうございます。
大学らしいアカデミックな授業をしたい、自分が教員としてしっかりしたいと思いすぎるあまり、欲、エゴを押し付けていたかもしれないと気づきました。
暑苦しい先生になるところでした(^_^;)
猛暑ですし、初心を大切に、涼やかにいきたいと思います。ありがとうございます!

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