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事件や芸能人のニュースで,なぜ他人のことで怒ったり感情が揺さぶられて
つい自分の意見を言いたくなってしまうのか,やめればいいのにと何度思っても
いつの間にかニュースを読むとコメント欄に行ってしまい何らかの書き込みをしたくなって,自分の意見を公にしたい気持ちになってしまいます。

もう誰かの反応を求める行為を止めたいし,自分への批判コメントに落ち込むこともなく忘れたいです

2024年8月6日 12:49

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

我が身の程を見つめながら

拝読させて頂きました。
あなたがニュース等を見て感情的になりコメントしたり批判されて落ち込んでしまうことを読ませて頂きました。あなたが忘れたいと思うこともわかる様に感じます。あなたのお気持ち受け止めさせて頂きます。
私もここハスノハや別のところで回答させて頂いたりコメントさせて頂いていますので、ひどい非難や誹謗中傷をされることがあります。その様に非難する方々は大変感情的になっておられますから怒りにまかせて人を傷つける様な言動や態度をあらわにしてきます。私も人間ですから確かにひどいことを言われたらアタマにきますし腹も立ちますけれども、やはり一息ついて落ち着いて見つめ直してみるととても悲しくあわれに感じることもありますし、やはり人への非難な誹謗中傷や傷つける様な言動は差し控えることだと改めて確認することができます。
人を傷つける様な言動は罪悪ですから必ず直ぐに自分にかえってくるものです。自分自身をおとしめることですからね。
自分自身が意識していなくても必ず仏様や神様やあまたの方々がしっかりと見ているものです。その報いは必ず自分に来るのです。
ですから改めて自分自身のことを見直すことはとても大切だと思います。よくよく見つめ直していけば善い対応の仕方や言動はわかってきますからね。
あなたがこれからも我が身のことを見つめ直し善き考えや言葉や行いを日々心がけ、お互いを思いやり尊重し合いながら心豊かに幸せに生きることできます様に切にお祈りさせて頂きます。至心合掌

2024年8月6日 13:55
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有り難し
おきもち

個別相談可能
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラーメンが有名な処です。)これからも皆様のご質問に対して誠心誠意回答させて頂きたいと存じます。まだまだ修行中の身ですので至らぬ点あろうかとは存じますが共に精進して参りましょうね。お寺にもお気軽に遊びに来てください。
ご相談は朝から午後5時まで受け付けております。 人間関係や恋愛のお悩み、自殺願望、大切な方の死に直面した苦しみなど、どんな内容でも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひお辛いお気持ちを吐き出してください。 仏様や神様、ご先祖様は、いつもあなたを見守り、聞いてくださっています。あなたが少しでも穏やかな気持ちになれるお手伝いをさせていただきます。

違う形で自分を満たしてあげましょう

お悩み拝見しました。
いろいろなものへの意見や自分の考えを言いたくなる気持ちは誰にでもありますよね。

テレビを見ていたり、ネット記事を見ていても自分の思いが湧いてきてしまいます。

以前なら、自分の思いを吐き出すところなどできなかったですが、今は自由に好きなことが言える環境になってきたのですから、吐き出したくなります。

ただ、どのような時にでもその発言には責任と義務が発生するのです。
どうも今は、匿名で匿住所で好きなことを無責任に言っているようになってしまいました。

これは自由の履き違いになっているのも事実です。ですから傷つく人も増えてきてしまいます。

ではみんなが、なぜこのような行為に及んでしまうのかというと、あなたの文面にもあった
「自分の意見を公にしたい」という承認欲求が渦巻いているからですね。

これは反対から見ると「今まで認めてもらっていない」「認めてもらえるほどの実績がない」「もっと私を見て・聞いて・感心を持って」と言う気持ちの裏返しになります。

誰かから反対意見を言われたり攻撃されるようなことがあっても、その嫌な気持ちの奥底に相手にしてくれているという承認を求めているのです。

でも、実際のあなたの心は傷ついてしまいます。

いずれその傷は、あなたの心を蝕んでしまいますので、今こうして打ち明けてきたのでしょう。

もしこの承認欲求を違う形で満たしたいなら、今あなたが生活している中で、人が喜ぶことをして、他人が「すごいね。」「感心した」と言われるような実績を積み重ねることです。

何でも良いのです。家事でも仕事でも遊びでも何でもです。

人が認めるまでは一定の時間がかかりますので、その間はジッと辛抱してくださいよ。
ここでまた戻ると出られない沼にハマりますからね。

でも私は断言します。行動を起こして続けていますと、必ず認めてくれる人が出てきますし、そうならば感情が揺さぶられて他人を不快にすることはなくなってきます。

違う形であなたの承認欲求、寂しさを満たしてあげる行動をしてみてください。合掌

2024年8月7日 10:20
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有り難し
おきもち

護摩行1200回以上・滝行:1100回以上もすると、お話しできることもできてきた行者です。 元々は在家の出身ですが、17歳で出会った師匠の生き方に感銘を受けて、18歳から師匠のところで内弟子修行。 ただ、この時点で師匠が僧侶であることを知らなかったという間抜けな弟子入りでした。 一体何になるために弟子入りするのか、その時はわからないままだったんです。 多感な時期に、弟子にならずにはおられないほどの生き様を見せていただけたことは、私にとって生涯の幸せだと今は思えます。 その後、内弟子行12年の間に夜中行・護摩行・籠山行・滝行・お百度行などを経験させていただきました。 結婚と同時に小さなお堂を預かって師匠のもとから独立。年間数百回を超えるご相談を聞いております。 人々を幸せに導く行者として、60歳を超えた今も季節を問わず変わらず修行を続けております。 また、別に事業もしておりますため、マーケティングやセールスなどにも詳しくなって、娑婆の厳しさと理不尽さも舐めてきています。 本当に救われる信仰として、実践に則したお話をさせていただきます。

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