曹洞宗の枕経?について
はじめて相談させていただきます。
よろしくお願いいたします。
9日に父が亡くなり、14日に火葬予定で現在葬儀屋さんに安置されております。
こちらは千葉なのですが元々父は岩手の生まれでそちらにお墓があり、そこに入りたいとのことでしたので
こちらでは火葬前に少しだけお経をあげて頂くのみになったのですが、
田舎だと生身の体があるうちに枕経?をする習慣があると聞きました。
急なことだったのと、金銭的なこともあり、安置されている時には御住職さんの読経がないので
せめてと思い、動画をかけながら舎利礼文を3回、見様見真似で私が読んだのですが
もしかして普段何もしていない素人がしないほうがよかったかな?と心配になってしまいました。
大丈夫だったでしょうか?
向こうでお骨を入れていただく時には縁のあるお寺さんでしっかり読経などしていただく予定ではあります。
心の整理がつかないこともあり、そちらはまたご相談させていただこうと思っておりますが、取り急ぎそこが気になったのでご質問させていただきました。
お手隙の時にでもご返信いただければ幸いです。
子供のような甘え、よりよく生きたいのに現実に結び付けられない自我、不安、後悔、自己嫌悪など
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
枕経について
拝読させて頂きました。
先ず、枕経は死後速やかにが理想です。それは現代では良く知られるようになりましたが、人は死後24時間程度は耳からの情報が信号になり脳に届いているから…という事だそうです。
また私もですが、多くは『遺経(ゆいきょう)』を読む僧侶が多いと思います。それはお釈迦さまが遷化(せんげ=お亡くなりになられること)される時に、お弟子さん達に「私がいなくなっても何も恐れることはない」というメッセージと命の終わりを迎える事は、苦悩のタネである全ての執着からいよいよ解放される事が出来る。したがって死の恐怖を感じている人に対して死ぬという事を恐れなくても良いですよ。という教えを諭されたお経だからです。
今回、動画をかけながらお経を唱えられたという事についてお父さまは心から感謝されていると思います。
出来る事を考え、一生懸命にされた事だと思うからです。
これから先のことは、菩提寺の方丈様に相談して、これから出来る事を心を込めて行っていけば良いと思います。
お父さまのご冥福をお祈りいたします。
速やかにお寺様にご連絡しましょう
拝読させて頂きました。
私は浄土宗ですので曹洞宗ではありませんけれども、
その様なご事情であればやむを得ないと私は思います。
できれば速やかに岩手のお墓のある菩提寺様にご連絡なさってみましょう。そしてご相談なさってみましょう。
今すでにお盆シーズンですからそれぞれのお寺様も大変忙しいと思いますが、一言ご連絡なさってあなたのご意向をお話しなさってみてお寺様からご意見を伺いましょう。
お寺様も今大変お忙しいさなかですからおそらくは大丈夫かとは思います。
私もお父様が心安らかになります様に心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌
あなたや皆さんが心を込めてお父様をご供養なさりお送りなさいます様に、岩手のお寺様がしっかりと受け入れて下さりご納骨なさることできます様に、あなたた皆さんがお父様とのご縁を大切になさりこれからもお互いを思いやり助け合いながら生きることできます様に切に仏様や皆さんのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
和彦様、Azuma様ご返答ありがとうございます。
問題なさそうであること、温かいお言葉に安心いたしました。
また遺経のことなども勉強になりました。
岩手のお寺様に連絡し、少し落ち着く20日以降に御供養して頂けることになりました。
親身になっていただき本当にありがとうございました。