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過去の上書き

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有り難し有り難し 3

後悔についての相談です。

私は私立の中高一貫校に通っていたのですが,中学3年の時に同級生2人を中心としたいじめにより学校を辞めました。時期が時期だったため,学校を選べずに進学することになりました。

中学の出来事の影響で傷心の身だった自分は,同年代に対する恐怖心のあまり高校では目を合わすことすらできず,周りとは異なる自分を周囲が不快に思い,異物を排除するかのように扱われました。

勉強は中学生の時すごく頑張っていて,成績もいい方だったのに,なぜ勉強はせず休み時間中にタバコを吸っているような人達と過ごさなければいけないのかと悲しくなりました。

また,親にはいじめのことは一切言っていなく,学費の高い学校を辞めたため顔を合わせるたびにため息をつかれ,「お前のために馬鹿高い学費を出してやったのになんだこれは」,また,高齢ニートの特集がテレビで放送されるたびに「将来のお前を見ているようだ,情けねえ息子だな」と暴言を吐かれ続けました。

学校でも家でも居場所がなく生きる意味も見出せなくなり,自殺未遂をしました。そして精神病院に入院することになりました。

半年休養した後,短時間のアルバイトを始め,通信制の大学へ入学,今では同年代と飲みにいけるくらい回復しました。今は大学資格を取るために勉学に励んでいます。

ただ今仲良くしている人と話している時に,高校時代の事を聞かれる事があり,その場では嘘をついてやり過ごしていますが,正直とても悲しいです。カノジョがとか,部活が,修学旅行が,センター試験が,とか話しているのを聞くと。自分には一切なかったイベントで,当時自分は同年代のほとんどが悩んでいないであろうことで悩み続けていたため,そういう恋愛や勉学,部活で悩んでいたということを聞くと心が締め付けられます。

昔よりは過去を思い出さなくなりましたが,あの中3のときの出来事さえなければ,全然違った人生になっていました。
就活でも通信制大学は一切サポートがなく,自分一人で何とかしなければなりません。

一人で乗り越える力は昔よりついたと思うのですが,普通の高校生活,欲を言うと普通に学校に通う形の大学生活も送りたかったです。欲張りすぎでしょうか?
あの2人が憎いです。

未来を向いて歩いていきたいのですが,上記の様な感情がふとした瞬間湧いてきてしまいます。先生方のご考えをお聞きしたいです。

2024年8月23日 11:14

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

未来が過去も今をも変えてくれますよ!

拝読させていただきました。

確かに日常生活の中で昔の話をする事はあるかと思います。アルバイト先でももちろん今後は就職先でも遊んでる時でもいろんな時に昔の話が出る事はあるかと思います

しかしながら、私が感じる事は24時間、365日の中で昔の過去の話が出るのは全部で何時間位でしょうかおそらく日常の話がほとんどで昔の話をする事は圧倒的に少ないかと思います。

彼女の話、部活の話、修学旅行、受験などの話は確かにうらやましいかもしれません。拝読した私も切なくなります。

でも大切なのは、過去ではなく未来です。これからの未来がわかばさんの過去までも変える力を持っています。

今とても憎いわかばさんをいじめた2人でも、将来あなたの前にひれ伏せさせることもできます。わかばさんがその2人よりも幸せな生活を送ることができていれば、人生の勝者です。

大学生活を送りたいと言う気持ちもとてもよく理解できます。でも大学生って18歳から22歳までではありませんよね何歳になってもキャンパスライフを送ることはできます。

もし今後わかばさんが学校に通う形の大学生活を送りたいと言うのであれば、十分に可能な事は忘れないでいて下さい。

そしてもう少し歳をとったら、実際に自分が過ごしてきた過去をありのまま話すことができるような日が来ると思います。今はどうしても体裁とか気にしてしまって、嘘をついてやり過ごしているかもしれませんが、決して恥ずかしいことではありません。自分の人生に自信を持ってください。

親にもいつかきっと本当のことを話してもいいかもしれませんね。いじめのことを言わなかったわかばさんはとても立派ですし、男らしいです。でもその分親御さんから暴言を吐かれたりしてとても辛かったと思います。

でもその男らしさや忍耐力が将来のわかばさんの人生の大きな力となり、多くの人を助けてあげたり、就職して上司にきついことを言われても、耐えることのできる力となると信じています。

自分の居場所を作っていけるようになった今こそ、人生を楽しんでいってほしいです。無駄なことなんて何一つありません。それよりもわかばさんは早くに辛いことを経験できたのですから、将来必ずやその経験を人よりも生かすことができるでしょう。
明るい未来のために生きてください、応援しています!

合掌

2024年8月24日 20:42
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質問者からのお礼

遅くなりすみません。
いつまでも過去の事は引きずりたくはないので,1回裁判なりなんなりでとことん戦ってけじめをつけようかなと思います。

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