子供の頃の過ちを後悔しています。
最近になって急に思い出したんですが30年くらい前、まだ小学生だった頃に色々と盗みを働いてしまいました。
お店の物を万引きしてしまったり、友達の家から無断で物を持ってきてしまったり、家族の財布や貯金箱からお金をとったり、一度だけ神社のおみくじの料金を誤魔化していれてしまったり、これも一度ですがどうしても欲しいものがあり友達のお金をとってしまったことも。どれも小学生の頃の過ちです。
今考えるとどうしてあんな事してしまったんだろう?と後悔しかありません。
私の子供の頃は両親が家をよく空けていました。父親は当然仕事ですが母親は遊びです。平日はもちろん。休日も朝から晩までいない事はザラで、ご飯は買ったものを届けに来るなんて事も日常茶飯事で、長女の私は下の子の面倒を見ながら留守番という状態でした。今で言うネグレクトに近かったのかもしれません。
子供の心理について色々と書いてあるのを見ると、寂しかったり満たされなかったりストレスがあるとそういう行動を取ることがあるとの事。
話したい時や頼りたい時に親がいないという環境だったので、その当時は寂しさ等感じてるようには思っていませんでしたが、満たされない何かやストレスがあったのかな?とも思います。
だからと言って許される事ではない事も重々承知です。
これらの過ちで親が知っているのは家族の財布からお金を取ったことだけで、あとは何も知らずにいます。この時は酷く叱られましたが、他のことに関しては償いは出来ていません。
迷惑をかけてしまったお店はもうありません。
迷惑をかけてしまった友達も転校してしまい、どこにいるかもわかりません。
迷惑をかけてしまった神社は今もお詣りに行くことがあり、あの時の不足分ですという気持ちでお賽銭に不足分をたしました。
もう無いお店、どこにいるかもわからない友達。償いたくても償えず、どうするのがいいのかと悩んでいます。
神社に対しての償いもこれで済ませていいのかと…。
どうするのがいいかアドバイスを頂きたいです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思いやりを向けて。迷惑をかけた人へ、巡り巡って届いていく。
そんなことがあったのですね…
その当時、親や家庭に求めるものや、満たされないものがあり、未熟さゆえに犯してしまったことだったのでしょうか。
理由があったにせよ、許される行為ではありませんよね。
私はね、あなたがこうして、自分の行為を覚えていて、反省なさっておられることにホッとしています。
過ぎたこと、仕方のないこと、バレていないと無かったことにしてしまっては、あまりにもいい加減ですよね。
でもあなたは今、わが身を振り返り、反省なさり、罪に向き合っておられる。時間が経てば、どうにもならなくなってしまうこともある。取り返しのつかないことにならないためにも、今後どう生きていくべきなのかを、考えておられるあなたなら、二度と同じことをなさらないでしょう。
相手の立場で物事を考えられるように。周りの人に思いやりを向けて。それが巡り巡って、迷惑をかけてしまった人へ届いていきますように。そう願いながら、丁寧に生きていきましょうね。
質問者からのお礼
中田三恵様
ありがとうございます。心が少し軽くなりました。
今は当たり前ですが、他人に迷惑をかけるようなことはしようと思っていませんし、我が子にもそのように教えているところです。
周りに親切にする、進んで手助けをすることがいつか間接的にでも迷惑をかけてしまった人に届くかもしれない。そう思って周りを思いやっていこうと思います。