兵庫県の斎藤知事の騒動について
回答 3
有り難し 44兵庫県の斎藤知事のパワハラやおねだり、職権乱用、その他法令違反などの事件が社会的な注目を集めていますが、彼には仏罰が下りそうな気配であり、いよいよ今週、不信任案が全会一致で可決されるようです。もはや失職は免れぬ気配です。兵庫県だけでなく国民の大半が斎藤氏を非難していますが、私の祖父はパワハラなぞ昔からあった、昔はもっときつかったのであり、今はパワハラだとかしょうもないことでいちいち騒ぐからアカンのだ、それだから政治家も大物になれないなどと言って斎藤氏を擁護しています。一体何を言っているのやらと私などは思ってしまうのですが、つまりは昔はパワハラなんか当たり前の時代だったということなんですかね。逆に斎藤氏を非難している人の多くも、彼の言動は怪しからんと言って叩いている人が多いのですが、本当に批判するとすれば斎藤氏が職員の人権や権利を侵害していると、その観点から非難しなければならないはずであり、日本というのがフランス革命(人権宣言)からの人権思想を基本的に理解しづらい国だと分かったような気がしますが、それが分かりづらい社会だったから斎藤氏や祖父のような人も出てくるように思い、今回の事件には日本特殊的な事情も関係していると思いますが、人にこれを言うと奇異に思われるかも知れないので、お坊さん方はその辺りをどうお考えか質問致します。個人的な体験から言うと、高校のテストでフランス革命期の辺りだけ明らかに平均点が低かったようなこともあったので、確かに日本はそうした傾向があるとは思います。もっとも斎藤氏は人権だけでなく道義的責任すらも何なのか分からないと言っていますから、その点からも論外な人ですが。もし、斎藤氏のような普通でない人が周りにいた場合、深く関わらずにさっさと逃げるべきでしょうか。
お坊さんからの回答 3件
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この問題が早く収まっていただきたいですね。
パワハラは暴力ですから、アウトです。
祖父さんが昔は当たり前って言うけれど、それでどれだけの人を潰してきたのでしょうか。言えなかった、言わせなかった社会であったのです。当たり前だからと、間違っていない悪くはないと、正当化はされるものではありません。立場上 力のある者が、優位性を利用して一方的に振るう暴力など、あってはいけないのです。
影響力のある立場の人が、パワハラにより信頼を失えば、周りへ与える混乱は大きいですからね。
また今回のことに乗じて、ネットではいろんな書き込みが起きています。暴力を振るった人がいたとしても、その人に対して正義を振りかざし誹謗中傷をすることは間違っていますよね。そんな人たちが広がるのも残念なことです。
この問題が早く収まっていただきたいですし、パワハラにより死に追い込まれた人へは、とても残念でなりません。ご遺族の悔しさや悲しみはどれほどのものかと思います。
権力や金を手にすると、人が変わってしまう人もいます。上ばかり見て、大切なものが何かが見えなくなってしまうのかもしれませんね。
そんな人に出会ったら、暴力を振るわれたら、一人で向き合わずに周りの人に相談しながら、対応したいものですね。
何を優先するか
たとえばパワハラしまくりでも優秀な政治家がいたら、部下は大変ですが多くの国民には利益をもたらすでしょう。
不倫しまくりだけど大金持ちのお父さんか、真面目だけど貧乏なお父さんかを比較した場合、子供にとってどちらがメリットがあるのか。
交通事故の可能性はあるけど車に乗るのか、スピードよりも安全を優先して徒歩移動にするのか。
要は、何を優先するかですね。
深く関わらずに逃げるのか、嫌な奴でも付き合った方が得なのか。
部下に対してはパワハラ上司でも友人や家族や、他の部署の同僚には優しい場合もあります。
裏金問題等で批判されていた政治家だって、地元では人気があったり、関わりのある業界の人からは慕われていたりします。
批判しているのは勝ち馬に乗れていない人々や、政治に詳しくない人々（自分も政治の恩恵を受けているのにそれを知らない人々）なのかもしれません。
人の振り見て我がふり直せ
拝読させて頂きました。
あの知事さんは自ら犯した悪意や悪言や悪行によりその報いを受けていきます。彼自身が自ら犯した罪によりその報いを受けていくことになるのです。彼自らが心から反省して懺悔して誠心誠意謝罪しなければ決してその罪は消えません。彼は自ら犯した罪悪により苦しみを受けなければならないでしょう。
人の振り見て我がふり直せです。
あなたがあの様な悪意や悪言や悪行をなさらずに、善き考えや言葉や行いを進んでなさり、これからの未来を大切な方々と一緒にお互いを思いやり認め合い助け合い生き抜いていくことできます様に仏様や、神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
確かに、昔はパワハラだとかそういうのが今以上に黙認されてましたね。パワハラや差別やいじめや体罰などが、与太者とか厄介者って見なされた人への攻撃手段として用いられていたふしがありますね。しかしそういうのこそヤクザの論理であって、それが当たり前に今の社会で通るなどと思っている祖父などの人は価値観をアップデート出来ない、極めて因循姑息の守旧派ですな。日本というのは、昔からのそういうのがいつまでも抜けきらない国だと思います。
