友人との喧嘩
数年前、私の気遣いのない行動が原因で友人と喧嘩をしました。
その後に心から謝りましたが、友人は許せなかったようでそのまま疎遠になりました。
ふとした瞬間に思い出しては少し辛い気持ちになってしまいます。辛くて思い出したくないですが、もう何度もその時のことを思い出しては反省しています。私が悪かったのは重々承知です。しかし喧嘩の内容としては周りに相談したときも「そこまで喧嘩するようなことでもないとおもうけど」と言われるようなことでしたが、あまりにも気持ちが沈みすぎて、何か不幸があるたびに、自分の子が亡くなった時すらもこの時の仕打ちなんだなどと考えてしまって、もうこれが続くと心が持ちそうにありません。どうすれば心の整理がつきますか?
この曇った気持ちは一生背負っていかなければならないのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去に固執するより、経験を通していろんな角度から物事を見て
いっぱい いっぱいで余裕がないときや、心が疲れているときは、目の前の人のことすら気遣えないこともありますよね。
どんな喧嘩になったのかわかりませんが、ちゃんと謝ったあなたは誠実な人だと思いますよ。それでも許せない友人にも、理由があるのでしょうが、受け入れられないほどの感情があったのでしょう。
良好な人間関係って、簡単そうで そこには人の気持ちが交差するので、なかなか難しいですよね。
人はいろんな経験や失敗を重ねながら、人を思いやれるようになるのだと思います。
「そこまで喧嘩するようなことでもないとおもうけど」と言った人も、あなたに(気にしなくていい)と優しさを向けてくださったのだと思いますよ。友人もまた、どこかで気づいていかれることでしょう。
過去に固執するよりも、経験を通していろんな角度から物事を見ていけるように。それが感情を整えていきますよ。
あなたの大切な子が、教えてくれていますよ。
ママ 大丈夫だよって。
ご質問ありがとうございます。
そうです、過去の過ちはこれからも背負っていかなければなりません。
ただし、背負うというのは思い出して落ち込むとか、何か悪いことがこの先起きるのではと不安になるとか、そういうことではありません。
同じ過ちをこの先繰り返さないこと。
それが背負うということです。
お子さんが亡くなったことはその過ちを犯した過去とは何も因果関係はありません。
何か不幸なことがあっても過去の友達への過ちが原因ではありません。
そこは妄想にとらわれないようにしましょうね。本当の原因が見えなくなりますからね。
過去の過ちは同じ過ちを繰り返さないことで解決して、今そしてそれからの未来が幸せになるように前向きに考えて生きてくださいね。
質問者からのお礼
中田みえさま、聖章さま
コメントいただきありがとうございました。
過去のことに固執して今と結びつけて考えなくてもいい、ただ、二度と同じことはしない。気持ちがスッと落ち着きました。これからの未来に活かす前向きな反省をするように心掛けます。
ありがとうございました。