父が亡くなり感情が欠落しているようです
年始に父が亡くなり、お骨上げまでは悲しくて涙が時折り出たのですが
お骨になった父を見た瞬間から感情が欠落してしまっているようです
入院前は治療を受ければ命に関わることはないと聞いていたのですが
入院、手術から半月で治療続行不可能で余命宣告
1〜2ヶ月の余命宣告でしたが、余命宣告から2週間で亡くなってしまいました
あまりの展開の速さに、ついていけず混乱していましたが、父の事を考えると涙が出ました。亡くなって、遺体と対面した時も涙が止まらず悲しいと、いう気持ちは確かに感じていました
ですが、火葬され骨になった途端に
何か、スッと無くなるような感覚があり
それ以来、悲しいと思う事ができなくなってしまいました
本来とても涙脆く、ちょっと感動するような話を見聞きしただけで号泣してしまうほどだったのに
悲しいという感情に近づいているのはわかるのですが
頭痛を感じて、涙ひとつ流す事ができなくなってしまいました
悲しいと、心から感じる事もできません…
日常生活に、今のところ支障はないのですが
うまく悲しめない事もあり、何かずっとモヤモヤしています
こういう事はよくある事で、時間が解決してくれるのでしょうか?
結婚4年目の夫婦二人暮らし。子供なし。両親は地方に健在。4月に姪っ子が生まれました。病気で妊活ができず、子供や生活についてマウントをとってくる弟を憎く思ってしまいます。 近所に障害者の義理の母が賃貸に一人暮らし。義父は10年くらい前に病気で他界。金銭感覚が弱くお金の無神ばかりする義母を憎く感じてしまいます。 2021年にコロナの影響に経営不審で仕事を解雇。条件が悪いが貯金が無くなるギリギリで採用が決まった現会社に仕方なく入社。ストレス性の病気で消化器を悪くし通院中。転職を決意するも解雇された会社を思い出しては恨んでしまう気持ちが止められないです。
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自然なお気持ちだと思います
お悔やみ申し上げます。とても辛い経験をされている中で、そのお気持ちを言葉にしてくださりありがとうございます。
お父様のご逝去に伴う一連の出来事が、あなたにとってどれほど大変なものだったか、少しでも理解しようとすることは難しいかもしれませんが、お察しいたします。突然の余命宣告から短期間での別離という現実は、どんなに強い心でも計り知れないショックを受けることでしょう。
いまのあなたが感じている「感情の欠落」は、決して異常なことではありません。人は大きな悲しみやショックを受けると、防御機能として感情を一時的に封じ込めることがあります。それは、心がその悲しみやショックに圧倒されないようにするための自然な反応です。
お骨となったお父様を前にした瞬間に感じた「スッと無くなるような感覚」は、お父様がもう苦しんでいないことの安堵や、自身の心を守るための変化かもしれません。こういった感情の動き方は、それぞれの人によって異なります。涙が出なくて、悲しみが感じられないことは、決しておかしなことではありません。
また、あなたが過去には涙もろく、感情が豊かだったと伺うと、その差異に戸惑うことは理解できます。しかし、感情の回復や再発見は時間がかかるものです。「うまく悲しめない」という現状も、心が少しずつその大きな変化に順応しようとする過程の一部なのです。
モヤモヤとした気持ちが続くのも自然なことです。このモヤモヤは、身近な人を失った悲しみの過程のひとつです。時間が解決してくれる部分もあるでしょうが、何より大切なのは自分を責めないことです。この過程を静かに見守り、心の回復の道筋を待つことが大切です。
もし、あなたが話すことや書くことによって少しでも心が軽くなるのであれば、どんなに小さなことでもお気持ちを誰かに伝えてみてください。それはあなたの感情を解放する一助となるかもしれません。
どうか、ご自分のペースで心の回復を見つめながら歩んでいってください。お父様への思いは必ずあなたの中で生き続けることでしょう。合掌
悲しみを受け入れるために
さゆ 様
まずは、お父様のこと、お悔やみ申し上げますととに、ご冥福をお祈り申し上げます。合掌礼拝
さて、愛する家族と死別した時、そのショックのあまり、感情を感じなくすることが勝手に起こってくる場合があります。まさしく悲しいはずなのに悲しめない、涙が出ないという状況です。
これは、悲しみをこれ以上感じさせてしまうと、心がとり乱れてどうなるか解らないということからあなたの心身を守るために脳が防衛機能が働いて、悲しみを感じにくくしているのです。よくあることですが、酷くなると体の手足の感覚もよく分からなくなったりします。
こんな時は、焦らずにただゆったりとして、深呼吸を繰り返しながら、心を少しでも落ち着かせて、今の自分を許す。ただそのまま今の自分を、そのままでいいんだよと認めてあげることが良いと思います。
さらには、誰か信頼できる人に、ただそばに居てもらって安心安全を何となく感じて、穏やかさに包まれているような雰囲気でいることで、やがて自然と胸のつかえがとれたような感じになり、悲しみが湧いてきたり、故人への思いを吐露し始めたりします。
つまり、焦らないこと、ゆったり落ち着く時間をとること、深呼吸などして落ち着かせること。他人の助けをかりていいので、信頼できる人ともに安心安全を感じて穏やかな雰囲気にしばらく浸ることです。
これらによって段々と内なる感情に気づくようになるでしょう。
そしてやがて、その悲しみを受け入れ、悲しみを感じる時が来るでしょう。そんな時は泣いていいと自分を許していきましょう。そしてお父様のことをまた思い返してみましょう。
悲しく辛い時は、グリーフケアのお手伝いをいたしますので、またご相談ください。一礼
質問者からのお礼
釋様、宮本様
貴重お話しありがとうございました
防衛反応なのですね…
今の自分を責めず、ゆっくり心が回復するよう努めてみます。
ありがとうございました。