両親の口論が気がかりです。回答受付中
お世話になっております。
先日、同居中の両親が口論になりました。きっかけは些細且つ10分足らずの出来事でしたが、私は揉め事に対し非常にストレスを感じやすい為、仲裁等せず逃げるように自室へ行きました。
後ほど母から愚痴を聞かされましたが、これに対し思う事が諸々あり、気持ちの整理も兼ねてご相談させて頂きます。
子供の自分から見るに、両親の性格は正反対に近いです。父は自己中心的で他者に無関心な一方、母は周りを優先し自己犠牲を厭わないタイプです。両者の価値観が合わないのは当然ですが、母の愚痴を聞きつつ「そもそもそれを承知で夫婦になったのでは?」と内心思ってしまいました。
今回の口論での父の言い分は「自分は最低限の事はやっているからそれ以上に求めるな」に対し、母の言い分は「自分がやるべき事すら不十分なうえ、その責任さえも周りに押し付けるのか」でした。
母からの話を聞くに、私個人としては「今回の件は父のミスが原因かと思うが、それを指摘して聞き入れる相手でもない」が率直な感想です。親に対し思うべき事ではないですが、たしかに父は自分の非も認めずタチが悪い性格です。今回の場合も母の言い分のとおり、第三者的に見て最低限の事も正直できていないと思います。母はそこに怒りや不満があるようです。
ただ、それを直せと言うのが通用しないのが父の性格と分かっているなら、元から相手に求めなければいいのではないかとも思ってしまいます。母は父に対して「少しでも変わってほしい」という思いがあるからだとは思う一方、ある意味でそれは母の一方的な望みなだけではないかとも感じます。父が相手の発言を素直に受け入れる性分でない以上、無駄な期待をしているだけに過ぎない気がするし、仮に娘の私から指摘したとしても、何かしらの言い訳や不満を口にして終わりになるであろう展開が浮かびます。
双方が歩み寄る姿勢がなければ、お互い相手への一方的な思いで一向に満たされず、かえって不満が募るのではないでしょうか。それが実現できないならば、相手への思いも所詮その程度のものでしかないのではないのかと感じました。
本来は思いたくないですが、「合わないのならもういっそ別れれば?」とすら一瞬過ってしまいました。
母からは「愚痴ってごめんね」と最後に謝られましたが、私はどうすれば良いのでしょうか。母にかける言葉も分かりません。
お坊さんからの回答 2件
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労ってあげて。わかってもらえただけでストレスは軽くなる。
夫婦、家族、毎日何年も一緒に暮らしているわけですからね。そりゃ不満もありますよね。
お母さんの我慢の限界が爆発したのでしょうけれど、お父さんも悪かったと頭を下げることもできず。お母さん、お父さんのキャパシティが違うのでしょう。お母さんには当たり前に出来ることも、お父さんには求め過ぎるように感じるのだと思います。そして、それに対して責められているように言われて(お父さんには責められているように聞こえて)、売り言葉に買い言葉の喧嘩になってしまったのではないでしょうか。
この歳になったら、もう相手も変わりません。お母さんも、お父さんに多くを求めないほうが、期待しない分 割り切って付き合えます。そして、お父さんのことは、お父さんにしていただいて、お母さんが身の回りのことまで世話を焼く必要もないと思いますよ。
ちょっと気になるのが、「非を認めず、最低限のこともできない」ということ。
カサンドラ症候群という症状があります。パートナーとのコミュニケーションに問題があり(発達障害などがあり)、良好な関係の維持に疲弊してしまい、パートナーが不安や怒り、抑うつなど心身に不調が生じていく状態のことです。
愚痴を言って気持ちが晴れるのならいいのですが、毎日毎日 イライラしたり、相手のペースに振り回されていると、お母さんも精神バランスを崩してしまわれます。
互いに完璧や多くを求めず、自分を守る暮らしを心がけていけたらと思います。「お父さんのことは、お父さんに任せて、放っておくのがいい。お母さんは、自分のことだけすればいいんだよ」と伝えて、いつもありがとうとお母さんを労ってあげましょう。あなたにわかってもらえただけでも、お母さんのストレスは軽くなると思いますよ。
愛 って なんでしょうね
tamaさんのお言葉にあられた
双方が歩み寄る姿勢がなければ、お互い相手への一方的な思いで一向に満たされず、かえって不満が募るのではないでしょうか。
まさにその通りだと思います!
しかし言われてみれば、なんだこんな簡単なこと!と思っても案外とできないのが我々、人間の至らない、そして愛くるしいところでもありますよね🙄
ご両親の性格は真反対だからぶつかることは事実。
でも真反対だからこそ、互いに足りないものを補い合うように家族になったことも事実。
そのありのままの事実を今のtamaさんがまっすぐと見つめてみること自体が尊いことだと私は感じました ^^)