自分の心との向き合い方回答受付中
いつもお世話になっております。
今回もお話を聞いていただけるととても助かります。
少し前に、共に暮らしているパートナーの家族が、突然亡くなってしまいました。
これからのお付き合いを楽しみにしていたこともあり、とてもショックを受けていますが、私は数回会った程度。ですので当然、遺族となったパートナーや、パートナーの家族をできる限り支えなければいけません。
長い間、人生を共にした家族です。突然思い出して泣いてしまうこともありますし、楽しい気持ちになれないのは当然でしょう。
でもふとした時、この生活に終わりはあるのだろうか?と考えてしまって怖いんです。
笑っていても、それは本心なのか?と笑顔を疑うことに慣れてしまったら…
負担をかけたくなくて、悩みを飲み込むことに慣れてしまったら…
それがもし一生続くとしたら…
相手を支えてあげたいのに、結局自分の事ばかりでとても情けない思いですが、限界がきて当たり散らすようなことだけは、絶対にしたくないんです。
皆さんは同じような体験をしたことはありますか?
終わりの見えない時間を、どのような気持ちで、前を向いて生きていけばいいのでしょうか?教えていただけると嬉しいです。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
支えるあなたの心も大切に ~悲しみの中から見える光~
Yuuさん、ハスノハにご相談いただき、本当に有り難うございます。大切なパートナーの、そのまた大切なご家族が突然お亡くなりになられたとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。
深い悲しみの中にいるパートナーやご家族を、一番近くで「できる限り支えなければ」と懸命に努めておられるのですね。そのお気持ち、本当に尊いと思いました。大切な人を支えたいと願う時、私たち自身の心もまた、大きく揺れ動くのは当然のことです。ご自身の心身の限界を感じたり、先の見えない状況に不安を覚えたりするのは、決して「情けない」ものではありません。どうか、ご自身を責めないでくださいね。
僧侶として多くの方の別れに立ち会い、その後のご遺族の生活に触れさせていただいてきましたが、「この生活に終わりはあるのだろうか?」というYuuさんの問いは、実は多くの方が抱く問いの一つです。仏さまは「諸行無常」と教えてくださいました。すべての物事は常に移り変わり、変化していく、と教えてくださいました。今のお辛い状況が、全く同じ形で永遠に続くということはないということです。
Yuuさんだけでなく、パートナーの心身も、日々の暮らしの中で少しずつ、必ず変化していきます。急なお別れだったため、深い悲しみがすぐに消えることはありません。でも、その悲しみの色合いや、悲しみとの付き合い方は、時間と共に必ず変わっていきます。そして、その悲しみを経験したからこそ得られる、いのちの深みや相手への優しさも生まれてきます。実際に、大きな悲しみを乗り越え、それを自らの人生の力に変えて歩んでおられる方は、本当にたくさんいらっしゃいます。だから、安心してください。
今、Yuuさんにできることの一つ、それは「あなたの支えになりたい」というお気持ちを言葉にしてパートナーに伝えてあげることです。そして、無理のない範囲で、ただ静かに話を聞いてあげることです。それだけでも、大きな支えになるでしょう。特別なアドバイスや励ましは必要ないかもしれません。ただ、そばにいて、悲しみを共有しようとするその姿勢が、何よりも安心につながります。
「悲しみと共にありながら、今日一日を大切に過ごす」。その積み重ねの中に、少しずつ光が見えてくるはずです。また、Yuuさんご自身がしんどくなった時には、いつでもハスノハにおいでください。
身近に寄り添ってあげて下さいね
拝読させて頂きました。
あなたがお付き合いなさっている人のご家族の方がお亡くなりになられ、あなたはその人をどう支えていけばいいのかとお悩みなさっておられるのですね。そしてこれからの生活がどうなっていってしまうのかととても不安に感じているのですね。詳細なあなたやその人やご家族の方々のことはわからないですけれども、あなたの不安や心配は伝わってきます。あなたのお気持ち心よりお察しします。
大切な家族が亡くなられたことはなかなか受け入れられないことですし、悲しみやさみしさや辛い気持ちが何度も押し寄せてくるでしょうし、なかなか気持ちは不安定になってしまってコントロールできないことも多くなると思います。
ですからいつまで続くのかと不安になってしまうかもしれませんが、できるだけ身近にいてその人の気持ちを受け止めてあげて下さいね。またさりげなく優しく寄り添ってあげましょう。
ほんの少しですけれどもあなたや皆さんがいらっしゃることで気持ちが落ち着いてきたり、穏やかに安定していくことにもなっていくでしょう。人とのつながりが心を癒やしていくものです。
また宜しければお亡くなりになられた方が心から安らかになりますようにとその人と一緒にお祈りしてみましょう。
私もその方が心から安らかになりますようにと心を込めてお祈りさせて頂きます。至心合掌
その方は必ず仏様や神様がお導きなさって下さり、ご先祖様が優しくお迎えなさって下さいます。そして心から安心なさり迷いや苦しみから救われるでしょう。あなたや皆さんのお気持ちもしっかりとその方に伝わり受け止めてくれるでしょう。
そしてその方はあなたやその人や皆さんのことを優しくお見守りなさって下さるでしょうからね。
あなたやその人がこれからも皆さんとのご縁を大切になさり、お互いのことを思いやり助け合いながら健やかに毎日を生きることできますように、心が癒され豊かに幸せを分かち合い生きることできますように切に祈っております。そしてあなたや皆さんを心から応援させて頂きます。至心合掌