こんな人でもお坊さんになれますか?
自分自身、性的違和と障害2つ(軽度程度の知的障害と中度の発達障害)を持っています。
そんな自分ですが、お坊さんになりたいです。
ですが、ホルモン注射は3週間に1回体へ打ち(自分で打つ自己注射と病院で打ってもらう方法があります)たまに病院へ注射を貰いに行かないといけません。
また、手帳も半年に一回精神科に受診し、何年かに1回は手帳更新しに市(区)役所へ出向かなければなりません。(病院代は無料です)
修行僧のお坊さんは休日なく修行に励まれているとYouTubeの動画で見かけました。
ですので、質問させてください。
1.こんな自分がお坊さんになるのは難しいのでしょうか?(お風呂等の事情も含めて)
2.大丈夫という場合でしたら
こちらにもご回答して頂きたいです。
菩提寺なしの高卒フリーター社会人(最近、働き始めた為今は体を慣らすために3時間程しか働いていません)で貯蓄があまりないのですが、その場合お坊さんになるにはどうゆうルートがあるのでしょうか?
臨済宗と曹洞宗が気になり、調べたり坐禅会に参加させて頂いたりしました。
坐禅会に参加させて頂いた時に教えて頂いた姿勢を意識して取り組んだのですが、その住職様に初期の頃から「姿勢がうーん」と言葉を濁されてしまい、どこが姿勢が悪いのか具体的に教えて頂けません。
今通っている坐禅会ではない、他の坐禅会にも参加してみたいと考えております。
あと、2つの宗派以外だと真言宗も少し気になっております。
ご意見よろしくお願い致します
お坊さんからの回答 1件
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住職(宗教法人の代表役員)であり教師
性的違和があることは問題ないです。
ただ、お寺や道場に何日も宿泊して修行しなければいけない期間があるので、その際は男女で同部屋というわけにはいきません。
ご自身の性自認と修行させてもらう場所が一致するかどうかは、修行場所に確認する必要がありますね。
次に、知的障害や発達障害がどの程度かわかりませんが、住職になれる資格を取得するためのカリキュラムには、仏教知識を学ぶ過程(授業を受けて単位を取得する等)や集団生活も必要となるでしょう。
そのような過程をクリアできる能力があるのなら問題ないです。
高校を卒業できフリーターとして就労できているのであれば、まぁ大丈夫かもしれません。
ただ、お坊さんは住職(宗教法人の代表役員)であり仏教の教師でもありますので、社会人としてしっかりした人物になる必要があるのでしょう。
お坊さんになるためには、まずは師僧(師匠)をみつけて弟子にしてもらう(僧籍登録してもらう)必要があります。
師僧さえみつかれば、あとの手続きは師僧に相談しながら進めていけるでしょう。
しかし、赤の他人を弟子にすることは師匠側から見るとリスクが高いので、住職・教師になれる素質を認めてもらい、人物としても信用してもらう必要があるでしょう。
高野山等の観光寺院が多い場所であれば、弟子は宿坊のスタッフという一面もあり、旅館の従業員みたいに宿泊客をおもてなしする場面もあります。
後継者不足や人手不足のお寺であれば、弟子にしてもらえるかもしれません。
知り合いのお寺がない場合は、片っ端からお寺や宗派に連絡して「弟子入りさせてもらえないか」と問い合わせてみてはどうでしょうか。
修行に必要な衣や袈裟や仏具等のお金、修行の費用等も、赤の他人である師匠が出してくれないかもしれないので、自己負担が必要でしょう。
戒名をもらって仏教を学ばせてもらうことと、住職候補者として正式に修行することには大きな違いがあります。
前者だけであればハードルは低いと思います。