仏教系の進路について
私は高校生であり浄土真宗本願寺派の門徒であります。
たまたま御縁を頂いたお寺さんで様々な法話をお聴聞させていただくうちに、以前にもまして阿弥陀様を厚く慕う気持ちが強まり、私も「お坊さん」として、娑婆に親鸞聖人やみ仏の正しい教えをお取次ぎさせていただく身として生きていきたいと考えるようになりました。
とは言っても、仏教系の大学や専門学校、それに資格試験などはかなり特色が強く、実際のお坊さまに口頭で説明いただいても私の愚鈍な頭をもってしては難しくて理解できません。
僧侶になるための高校卒業の具体的な進路や資格、またこのお聖教を読んで対策するのがオススメですよ!というのがあれば詳しくご教示願えればと思います。
私の場合はまず帰敬式に参列して門主様から法名をいただくところからですかね^^;
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
各教務所(別院)では、学習会や練習会も行っていると思います。
ともに、阿弥陀さまのみ教えをいただく仲間として、あなたの熱意や想いに嬉しく思います。
学校に通わなくても、学んでいくことはできますよ。まずはお寺でお聴聞を重ねること。そして、僧侶にと道を歩まれるのでしたら、本願寺出版で得度に向けたテキストもありますので、自分のペースで学んでいくことが出来ます。
また、学びは教学だけではなく、お経や作法も身につけていかなければなりません。それもテキストやCDがありますし、各教務所(別院)では学習会や練習会も行っていると思います。僧侶だけでなく、ご門徒の皆さんも、どなたでも参加出来ると思いますから、直接に指導してくださる僧侶から教えを受けることが出来ますよ。問い合わせてみてくださいね。
そして一番の難関は、所属寺院の住職が認めてくださるかということ。得度を受けるには、住職の承認が必要です。得度を受けるということは、所属寺院の僧侶になるということですから、住職が受け入れてくださるかどうかが一番の課題ですね。
実際にお得度に行くとなると、泊まり込みの習礼が始まります。複数枚の衣を準備して持っていかなければなりません。
テキスト、お経本、衣など、いろんな物を準備しなければなりませんので、お金もかかります。
僧侶になるということは、それだけ覚悟も必要になります。また、いろんな人を介して段階を踏んでいかねばなりません。
私は、結婚してから僧侶になりました。妊娠出産子育ての中で学びを深めて行ったので、宗教系の学校には行っていません。自分で夜な夜な学んで試験に臨みました。ですから、学校へ通わなくても僧侶にはなれますが、寺の家族であったので住職からの承認はスムーズでした。
まずは、所属寺院のご住職に相談なさるのがいいと思いますよ。細かな費用まで教えてくださると思います。
ちなみに、お得度で帰敬式がありますので、その時に法名をいただけますよ。
質問者からのお礼
中田三恵さま、ご回答ありがとうございます。
本願寺出版さんのテキストがあることや学習会に参加できること、住職さまからの承認を得る必要があること、泊まり込みの習礼もあること、とたくさんの情報をいただきまして、具体的なプランが少し見えてきました。
単に仏教系の学校に進学する、というだけではないぞと、幅ひろく考えて生きたいと思います。南無阿弥陀仏。