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お経について

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

こんにちわ。先日お寺に一週間弱テンプルステイさせていただきました。
その時に、お経も読んだのですが終わって日常でも唱えようかなとおもうんですが
やはりお経に書いてある内容も知っておいた方がいいんでしょうか。

2025年7月28日 14:20

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

もちろん内容まで知っておくといいですね。
また仏教について勉強していると、知っているお経の一節がでてきて「なるほどこういう事だったのか」と気がつくという逆パターンもあります。

2025年7月28日 14:37
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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoha回答僧登録。 好きな言葉は「和顔愛語」。和やかな顔と思いやりの言葉という意味です。曹洞宗開祖道元禅師は、愛語には世界を一変させる力があると仰っています。回答には厳しい言葉を入れることもありますが、相手を思いやる気持ちがあってこその言葉と捉え、受け止めていただきたいです。 ※質問の答えについて、話の大筋は変えませんが、投稿してから誤字脱字を直したり、内容をよりわかりやすくするため、若干加筆修正することがあります。ご了承ください。 ※「お礼」は必ず拝読していますが、それに対して回答の追記は原則しないことにしています。ご了承ください。 ・回答する件数は減っていますが、ほぼ全ての質問とつぶやきに目を通しています。
話すのが苦手なので、原則不可とさせていただいています。どうしても!という場合は運営さんに問い合わせてみてね。

まずはお経をお唱えし、日々の生活を丁寧に整えること

この度は、お悩みをお寄せいただき、ありがとうございます。

まず、1週間のテンプルステイ、大変素晴らしい体験をされましたね 。その経験を日常に活かそうというお気持ち、とても尊いことだと思います 。

さて、「お経の内容も知っておいた方が良いのでしょうか」とのご質問ですが、もちろん知っているに越したことはありません 。しかし仏教では、知識よりも大切にしていることがあります。

それは「行い」です 。「修行」という字が「行いを修める」と書くように、日々の実践を身につけることが修行の本質です 。ですから、まずはお経をお唱えするという「行い」そのものを大切にしてください。

私たちの教えには「身心一如(しんしんいちにょ)」という言葉があります 。これは体と心は一つであり、心を整えるにはまず体を整えることから始める、という考え方です 。坐禅で姿勢を正すように、まずはお経をお唱えし、日々の生活を丁寧に整えることで、心も自然と落ち着いてきます 。

ですから、意味の勉強は焦らなくて大丈夫です。まずは、お経を読むという尊い習慣を実践し、日常を整えることを大切にしてみてください 。その先に、お経の言葉が心に響く時がきっと来るはずです。

合掌

2025年7月29日 21:08
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有り難し
おきもち

個別相談可能
蓮城院というお寺の副住職。 主に坐禅をしたり、庭掃除をしたり。 ハスや野菜を育てたり。最近はAIマンガにチャレンジしています。 ちなみに蓮城院は二宮金次郎(尊徳)のお墓があるお寺。 また、毎月第1月曜日、第1土曜日に坐禅会を開催しております。 ■X(旧Twitter)アカウント■ https://x.com/koubun_osho
対応できる時間帯は、18時から20時。 自動車開発エンジニアの経験がある。 元サラリーマンの僧侶です。 会社内の人間関係のご相談引き受けます。

質問者からのお礼

ありがとうございます。調べてみます。

追記、
ご回答ありがとうございます。
作務や拾禅をやりつつ早寝早起きしていきたいと思います。一歩一歩。

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