睡眠を妨げられる回答受付中
以前も夫のことでこちらに相談した物です。
今回の相談は、夫の前で安眠ができないことです。
夜寝る時や、テレビを見ながらのうたた寝などしようとする時に、眠りに入るか入らないっていう状態のときに、かならず見計らったように、声をかけてくるか、音を立てるなどして、睡眠を妨げてくるのです。
そうなると、なかなか寝付かれず、朝まで眠れないこともしょっちゅうあります。
今まで何度も、やめて欲しいと言った事がありますが、俺は何もしていないと逆ギレされて、、やめてくれません。それは暴力だよと言っても聞く耳を持ちません。
もともとモラハラ気質で、怒鳴られたりするので怖くてあまり言う事ができないでいます。
夫は、昼寝や、よるの睡眠の前など不規則によく寝ています。なのでいつも寝るのは夜中の3時くらいまで、パソコンなどして起きています。広い家に住んでいるわけではないので、夫が夜中までいるリビングの続きのようなところに、ベッドを置いて寝ています。なので私が寝息を立てるとすぐに聞こえるようです。
なんとか、安眠がとれて健康的な生活が送りたいです。
モラハラな部分もありますが、一生懸命働き、穏やかな一面もあるので、離婚とかは考えてはいません。
このままの生活でなんとか安眠がしたいです。
お坊さんからの回答 1件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
このままの生活でも安眠は不可能ではありません
まず、大切にしたい前提は、「離婚は考えていない」「夫の良さも分かっている」
だからこそ、「私が我慢すればいい」ではなく、「私が自分を大切にするにはどうしたらいいか」という視点がとても大切です。
1. 睡眠を守る「物理的な環境」から整える
あなたの文面からは、音・光・距離の3つが睡眠妨害になっていると読み取れます。
以下、実践的な工夫をいくつかご紹介します。
・耳栓+アイマスク+ホワイトノイズマシン
夫の生活音や気配が気になるのなら、「音を消す」「音で音をかき消す」ことが有効です。
・パーテーションやカーテンで区切る
物理的に壁を作れないなら、突っ張り棒や布で仕切りを作り、「ここは私の眠りの領域」と明確にすることも有効です。
・ベッドの位置を変える
もし可能であれば、ベッドの向きや場所をずらすだけでも「目に入りにくく」「気配を感じにくく」なります。
2. “心の安眠”も整えていく
心の安らぎがなければ、たとえ無音でも熟睡は難しいものです。
・記録をつける
夫に訴えるためではなく、自分の安心のために「睡眠妨害された時間」「状況」「体調変化」などを簡単にメモしておきましょう。
記録があることで、自分が「守られている」感覚が育ちます。
・小さな“聖域”を作る
自室が難しいなら、小さな棚、香り、空間など、「ここにいるときは誰にも邪魔されない」場所を作ってください。
仏教でいう「浄土」、外界から守られた心の空間が、あなたの内側に必要です。
3. 夫の「逆ギレ」や「否認」にどう向き合うか
残念ながら、「言っても聞かない相手」に無理に言い続けることは、あなた自身をすり減らす行為になってしまいます。
だからこそ、「伝える」よりも「守る」へシフトしてみてください。
話し合うのではなく、先に対策をする。
感情ではなく、「健康上の理由」として伝える。
最後の手段として、第三者の介入(医師・カウンセラー)も選択肢に入れておく。
最後に、あなたの「いのち」が最優先です。
仏教では、「自分を大切にすることは他人を大切にする第一歩」と説きます。
あなたが心地よく眠ること、身体を労ることは、決してわがままではありません。
むしろ、あなたが元気でいることが、夫や家族との穏やかな日々を守る力になります。
どうか、自分を責めずに、“守る知恵”を持つ自分を少しずつ育ててあげてください。合掌。