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家中の人形を毎日拝むのは良いのでしょうか?

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同居のお姑さんが、家にある人形を毎日拝みます。
商売繁盛や、家族を守ってください、など拝むそうです。
(拝み対象の人形&置物は8体くらいあります)

そんな人形は、どこかから買ったり
お土産で貰ったりしたもので、かなり昔からあるようです。
狐の置物、大黒天、謎の中国の女性人形、色々あります。
毎朝、結構長い時間をかけて拝んでいます。
自分たちで作った七福神も拝んでる時は拝みます。

我が家には神棚が二つあります。
といってもミニチュア神社みたいなあの木のつくりものは置いていません。

神棚の一つには大黒天のお人形が座っており、神社のお札はその後ろに二枚ほど。ここも拝んでいます。

二階の義両親の寝室の神棚には、また別の神社のお札が二つ。
ここも拝んでます。

玄関には近所の神社のお札。
これも拝んでます。

・・・・正式な神棚や仏壇がないのに
大丈夫なんでしょうか・・・

さらに、我が家には仏壇はありません。
一応、浄土真宗らしいのですが、お坊さんが来たことはありません。
義父母は長男長女ではありません。

しかし、両方のご両親のスナップ写真を置いた
仏壇代わり?のようなコーナーがあり
そこにお菓子などをいつもお供えします。
貰う場合は拝んで「頂きます」をします。
ここも拝みスポットです。

なんだかぐちゃぐちゃでわからないのですが
これってどうなんでしょうか・・・・。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お姑さまの「心の拠り所」があることを、喜んでさしあげましょう

仏像やお札には祀り方の作法があります。
「何を用意し、どのように供養すればよいですか」と問われれば、私たち宗教者は意義や作法を説明しアドバイスすることができるでしょう。
ただ、それを受けて最終的にどうするか決めるのは、あくまで手を合わせるご本人です。

宗教観・死生観はひとそれぞれです。そこは他人が侵害できないし、押し付けがあってはならないものだと私は考えています。

家中の人形や置物に手を合わせるのは、お姑さまの大切な「ルーティン」なのではないかと感じました。

イチロー選手は試合の前には必ず同じ時間に起きて、同じ足からバッターボックスに入り、片袖を引っ張る動作をします。
その動作自体に意味はありません。しかし毎回変わらぬルーティンをする事によって心を平静に保ち、最良のパフォーマンスをします。

お姑さまは拝む対象を多くもつことによって満足感や自己効力感、安堵感を得ているのではないでしょうか。

日本は個人の信仰の自由が保証されている国です。家族で信仰を共有できるのは一番望ましいことですが、そうでない場合も多いでしょう。
ぜひご本人のお気持ちを尊重し、むしろ「心の拠り所があってよかった」と喜んでさし上げましょう。

そして今回感じられた疑問が、pppさまにとってのご信仰とはなにか、今後どのように宗教と関わっていきたいのかを考えるよい機会になることを願っています。

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