新婚5ヶ月別居、夫に離婚を告げられました回答受付中
夫から「離婚したい」と言われています。
私たちは結婚してまだ5ヶ月ほどで、今は別居中です。
彼は心の整理のために実家に帰り、私は一人で家に残っています。
彼は以前、適応障害で仕事を辞めました。
その間、私は約5ヶ月間、家計を支えてきました。
でも私自身もだんだんと辛くなり、お金のことで彼に強く言ってしまうことが増えました。
彼は「お前がお金に執着があることが問題だ」と言いますが、
私としては“お金”そのものではなく、
私の支えに対して「思いやり」が欲しかったのです。感謝は普段してくれていましたが、彼の言動から滲み出る「妻は夫を支えて当たり前」ということが、辛かったのです。
けれどその気持ちは伝わらず、彼は「もう俺には君への愛がない」「一緒にやっていけない」と言うようになりました。
今は、彼とカップルカウンセリングを受けるように話をしていて、今週末に受ける予定です。
電話を少しできるくらいには、彼も冷静になってくれているようですが、
それでも、彼が私を恨んでいるのを感じますし、実際にそう言われました。
愛している人に恨まれることがとても苦しく、
何をどう努力すれば関係を修復できるのか分からなくなっています。
夜になると不安が大きくなり、孤独で涙が止まらない日もあります。友人、お義母さんも支えてくれますが、つらいです。
さらに、父からも借金返済のための弁護士費用を貸してほしいと頼まれました。
父には昔お世話になったし、恩を感じていますから、助けたい気持ちもあります。
けれど、夫婦関係も、家族のことも、そして自分の心も、
どれ一つ支えられなくなってしまいそうです。
お坊さまにお伺いしたいのは、
私はこの状況でどんな心の持ち方をすればいいのでしょうか。
愛している人を手放す覚悟もできず、家族を助けたい気持ちにも疲れ果てています。
どうすれば少しでも心が軽くなるでしょうか。
一番は、彼との関係修復です。
自分がお金に対しての心配が過ぎた、自分だってもって感謝されたい大切にされたいと言う気持ちで、彼に対して当たってしまったことは、とても反省しています。直すべきと思っています。
都内で正社員として働いています。両親と仲が悪く、努力しないと認めてもらえない部分が多かったです。それが原因か、今でも人に対して条件付きで自分が愛してもらえる、人も条件付きで愛するという癖がついてしまいました。 それを改善していきたいです。 今は夫のお陰で家族関係もいいです。
分離不安があります。1人で休みの日を過ごすことに強い抵抗があります。 夫から少しでも「大切にしていない」風に感じてしまう行動をされると、パニックになります。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
支える愛と、手放す愛
文面からは、深い誠実さと、愛を手放したくない一途な想いが伝わってきました。
1. 「愛がすれ違う」とき、苦しみが生まれる
あなたが求めたのは「感謝」や「思いやり」ではないでしょうか。けれど、ご主人の中では「支えられる自分」への罪悪感や劣等感が強く、それを「お前はお金に執着している」と言い換えることで、自分を守っていたのかもしれません。
仏教では、心が乱れる原因を「無明」、自分の苦しみに気づけない状態と呼びます。彼の言葉は、あなたを責めるためではなく、どうにもできない心の叫びだったのでないでしょうか。
2. 「反省」は罰ではなく、成長の祈り
あなたが「お金のことで強く言ってしまった」と悔いているのは、誠実な心の証です。けれど、その根には生きる責任感と共に歩みたい願いがありました。
仏教でいう「懺悔」とは、罪を責めるのではなく、「もう二度と同じ苦しみを繰り返さない」ための祈り。責めではなく祈りとして反省を抱くとき、心は少しずつ柔らかくなります。それこそが、関係修復の第一歩です。
3. 「恨まれる愛」も、まだ消えてはいない
愛する人に恨まれるのは、何よりもつらいことです。けれど、恨みは関心の裏返し。無関心なら、怒りも湧きません。ご主人の心の奥にはまだ、「理解されたい」という炎が残っているはずです。カウンセリングでは、言い返すよりも「あなたがそう感じていたことに気づけなかった」と受け止める言葉を選んでみてください。愛は説得ではなく、受容から再び動き出すのではないでしょうか。
4. 「助けたい」と「助けられない」のあいだで
お父さまの件も含め、あなたは誰かを救う役割を背負いすぎています。しかし仏教では、「まず自らを救うことが、もっとも確かな救い」と説きます。自分の心と体を整えること、今の自分にできる範囲を基準にすること。助けきれないことは無力ではなく、人としての限界です。
5. 最後に
あなたは、誰かを責めず、誠実に生きようとしています。どうかその優しさを、まず“自分自身”に向けてください。今は焦らず、「共に生きるか、手を離すか」ではなく、「自分を立て直す時間」と捉えてみてください。あなたが心を整えたとき、その穏やかさはきっと相手にも伝わります。その瞬間こそ、ふたりの関係に新しい光が差すときではないでしょうか。
合掌
一番に優先することは夫の適応障害の治療だと思います。適応障害は回復するのに半年から数年かかるようです。仕事が原因なら休職と業務の変更や転職が必要ですし、私生活が原因なら生活環境を変える必要があるでしょう。
「専業主夫でいいからね、無理しないでね」くらい今は言ってあげないと夫なのに仕事していないというストレスが増えて回復しないかもしれません。
夫の担当医やカウンセリングで適応障害の治療のためには何がいいのか、離婚した方がいいのかしない方がいいのか、別居した方がいいのかしない方がいいのか、結婚生活を続けるならどう接したらいいのかなど相談するのがいいでしょう。
もし離婚しても、数年後に夫が回復してその時にお互いにフリーで好きな気持ちが残っていたらまた再婚してもいいですからね。
父親に対してはできる範囲で援助しましょうね。兄弟や叔父叔母がいたら少しでも手伝ってもらってくださいね。あなた一人で抱え込まないように。
あなたが夫に当たったことは特別なことではなく妻の立場だったら誰でも同じようなことをすると思いますよ。なのであまり自分を責めないでくださいね。
先ず自らをゆっくりいたわりましょう
拝読させて頂きました。
あなたが夫さんと言い合いになってしまって離婚を言い出されてしまい、とても辛い思いなさっておられるのですね。そのような中で父さんからお金を貸してと言われてどうしたらいいのかと悩んでおられるのですね。詳細なあなたや夫さんやご家族のことわからないですけれども、あなたの辛いお気持ち心よりお察しします。
具体的なこと詳細なことはわからないですけれども、あなたも夫さんも精神的に追い込まれてしまって逃げ場もなくなってしまい、疲れ果てているのではないかと思います。
何げない自分にとっては当たり前だと思っても相手とうまくコミュニケーションが取れずお互いのわかりあうこともどんどんなくなってしまって言葉を交わすことも辛くなってしまったのではないかと想像します。
夫さんの適応障害の状態もとても気になりますが、先ずは先ずはあなたも夫さんも自分自身のことをしっかりといたわって下さい、ゆっくりと心身共に安心して休めてあげて下さいね。今あれこれと思い込むよりはゆっくりと休ませてあげましょう。そして少しずつでも癒してあげて下さい。
お父さんの借金のことは今でなければならないのかどうかわからないですけれども、今あなたがムリなさることではないのではないかと私は思います。お父さんには借金の相談は公的機関の相談窓口に先ず相談なさり様々な支援を受けて頂くべきかと思います。借金については家族に負担を掛けずに公的な相談と支援をなさってもらいましょう。
あなたも夫さんもそれぞれにいたわりながら少しずつ落ち着いて生活なさっていき、また改めて落ち着いてからゆっくりとお二人でお向き合いなさってみて、お二人でご相談なさりご判断しましょう。
あなたや夫さんが心穏やかに先ず毎日を生きることできますように、沢山の方々に支えられて健やかに生きることできますように、切に祈っております。至心合掌



職業柄、人生相談はこれまで多数受けてきました。
ぜひご自身の本音を出してください。向き合ってください。
私は伴走させていただきます。
理学療法士でありますので、これまで急性期から終末期まで患者さんを担当。
町の診療所から在宅までキャリアを築く。
2歳から108歳まで患者さん担当。
カウンセラー、コーチ、コンサルタントでもありますので
メンタルヘルスから新規事業、マネジメントまで相談対応可能。
ビジョンワークはライフワーク。