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納骨について

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こんにちは。前に相談させてもらったものです。
今回は、お父さんとお婆ちゃんの、納骨についてお話しさせて下さい。
去年お父さんさんが、亡くなり、一ヶ月後ぐらいにお婆ちゃんが、亡くなりました。
うちでは、45日たつと納骨するのですが、お墓が小さく、先祖の骨があり納骨できなく、
一周忌が、たつのに、まだ納骨出来ずにいます。
仏壇の横に祭壇みたいなのがあり、
そこに、2人の骨箱と、写真と、戒名が、置いてあります。
いつ納骨出来るが、わかりませんが、そのままでも、大丈夫でしょうか?
それでも2人は、ちゃんと成仏してくれたか心配です。
ご先祖様が怒って、祟りとかあるんでしょうか?
質問多くすいません。
最後に、墓の中にあるご先祖様の骨を、出さないと納骨出来ないんですが、墓の中にあるご先祖様の骨は、どうすればいいのですか?
教えていただけるなら、幸いです。
お願いいたします。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

墓地の管理者と相談をしましょう

回答をする上で、確認する必要な点がいくつかあります。

1、その墓地は、寺院墓地ですか?それとも公葬地(共同墓地ですか)?公共(市町村等の)の霊苑ですか?

2、墓地の管理者は誰ですか?寺の住職ですか?町内会長ですか?自治体の首長ですか?

3、納骨はどのようにして行っていますか?骨壺ごと入れていますか?骨壺から空けていますか?

御父様と御婆様の納骨の事から考えましょう。
 お骨壺ごと埋葬している場合、何霊か埋葬すれば墓地の中が一杯になってしまします。埋葬の時期が古い骨壺から遺骨を取り出して墓地区画のカロード(骨堂)内にあける場合が多いと思います。カロートが既にお骨で一杯の場合は、カロートを大きめに改修するか、お骨を合祀墓に移すか、するようになると思います。いずれの場合でも、墓地の管理者に相談してみてください。


いつ納骨出来るが、わかりませんが、そのままでも、大丈夫でしょうか?
それでも2人は、ちゃんと成仏してくれたか心配です。
ご先祖様が怒って、祟りとかあるんでしょうか?

時代の流れの中で、埋葬の仕方が変化してきており、農村部では昭和30年代40年代まで土葬だったところも多いと思います。それが火葬した遺骨を埋葬するようになった段階で、カロート(骨堂)を造り、その上に〇〇家先祖代々という墓石を乗せる形態が一般的になってきました。火葬した遺骨を骨壺ごと埋葬できるように墓地をなおした際、何らかの事情で暫定的な工事となりカロートがやや小さ目なものになってしまったのではないでしょうか?その当時としては何かやむを得ない事情が有ったのだと思います。
 その時その時で心を込めて御先祖を供養していても、遺骨の数が増えたり戒名をほる故人の数が増えたりすると、新たな対応が余儀無くされることがあるんです。決して、御先祖さんは怒ったりしません。遺骨を埋葬することは数十年に一度の事であり、墓地を直す機会なんてもっと稀なことです。そういうことに経験豊富な方は居ません。当事者として悩むこと自体を御先祖様は怒ったりはしませんよ。その時、その時で、心を込めて対応するしかありません。菩提寺の御住職や石材店にご相談してみてください。

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有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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「納骨」問答一覧

祖母を火葬しました

先日、祖母が亡くなりました。 火葬場で働く私は、自ら希望して祖母を火葬し、きれいなお骨となって収めることができました。 孫である私に火葬されることについて、親戚や知り合いからは「とても良いことだね、ばあちゃんも喜んでいるよ」、「そこまでしなくても」等、様々な意見がありましたが、お坊さんは身内が身内に火葬されることについて、どうお考えになるかお伺いしたく思います。 祖母については、私が生まれた時からずっと一緒に、一つ屋根の下で暮らしていました。いつも優しく元気で、自分より他人を優先する祖母でした。怒られたことは1度もありません。亡くなる数か月前から入院をしており、私がお見舞いに行った1週間後に亡くなりました。 大変お世話になった祖母を自ら火葬したことについて、後悔はしていませんが、ふとした時に「ばあちゃんは孫に火葬されてどう思ったかな」と考えることがあります。理由は、祖母は認知症が進んでいたこともあり、火葬場で働いていることを私が伝えていなかったからです。認知症は進んでいても、話の受け答えは問題ない時期もありましたので、火葬場で働いていることについて、祖母はどう思ったのか聞いておけばよかったと、今になって少し気になっています。 お手数をおかけしますが、ご回答をいただけると幸いです。

有り難し有り難し 7
回答数回答 1

父の納骨について

昨年、父が80歳で他界しました。 残された母の住む実家から、車で2時間半のところに父の故郷があります。父は長男で2人の姉も嫁いでおり、田舎の家は人手に渡り親族は住んでいません。その田舎に先祖代々のお墓があります。すぐ近くの小さな墓地で町内の方が管理されているようです。 すでに遠方に嫁いでいる私の負担を考えてか、父は生前田舎の墓じまいを考えていましたが、自分のお墓はどうするのか決めかねていたようで、本人の意思は聞けないままでした。結局、母の意向で母方の親族が供養されている都心の大きなお寺の納骨堂へ納骨しました。 月命日に母とそのお寺にお参りに行っていますが、今になって田舎のお墓にも分骨してあげればよかったと後悔しています。物忘れが激しくなり急に頼りなくなってしまった母も、「前にも言ったと思うけど…」と定期的に父のお墓のことで後悔を口にします。 今、私の家には手元供養にと片手の掌に乗るほどの小さな骨壺の中に少しだけ父の遺骨があります。その遺骨を父の田舎のお墓に納めて、墓石に名前を彫ることができないかと今頃になって真剣に悩むようになりました。すでに納骨堂へ納めていること、お骨が少量であることから、納骨式は行わずに石材店に依頼して納骨と彫刻だけお願いできればと考えています。その地域の石材店に電話で問い合わせたところ、最近はお寺さんにお経をお願いしない方もいますよとのことでした。 そのお墓は近くに住む父のいとこが墓守りをして下さっており、私達も毎年お盆にはお参りしています。 自己満足のための非常識な行為にも思えますし、親戚に相談したらどう思われるだろうか…と考える一方で、ほんの少しのお骨でも祖父母の元に帰してあげたら、父も祖父母も喜んでくれるのではないか、と勝手な想像をしてしまいます。 もう納骨を済ませたのだから、このような行為は控えるべきでしょうか? 長々と申し訳ありません。よろしくお願いします。

有り難し有り難し 10
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ