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上層部と中間管理職の意見の差異に挟まれる回答受付中

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有り難し有り難し 3

現在、会社の上層部は「AIの積極活用」や「事務作業の効率化」を掲げ、強力にDX化を推進しています。

私はその旗振りに従い、自分の技術を投入してきました。
AIが誤った情報を出さないよう制御する命令文を構築したり、PDFの読み込みからデータ照合、フォルダ移動までを自動化するシステム(AIでメンテナンス可能)を作ったりと、会社の方針を具現化するよう努めています。

ところが、社内の「DX推進委員会」からは、私の手法を「AIの改造だ」と否定されたり、AIを使用していない完全に閉じた環境内での自動処理まで「情報漏洩リスクだ」と警告されます。

上層部の「AIを活用せよ」「業務の効率化をせよ」という指示に従って動いているのに、実務の場ではその行為そのものが否定されるという、矛盾した状況に置かれています。
説明しても、仕様書などを提出しても、聴く側に技術分野の基礎知識がなく、学ぶ気も、理解しようという気もないようです。

上司もITに疎く、実態を理解しないまま「早く出世しないとAIに職を奪われるぞ」と私を煽ります。

数時間かかる業務を、ノーコスト、ノーリスクで、全自動で数分に
複雑な報告書も、概要と要点を入れるだけで適切に整理し、補足して、精度の高い叩き台を一発生成
これを否定されます。

自身の技術と知識を行使せず、周囲のいうように「下手な鉄砲、数撃てば〜」方針で使用し、就業時間が過ぎていくのを待つ、というのが良いのでしょうか。

私は従うものが曖昧である事の解消を望んでいます。
出世、人事評価、賞賛、感謝などは求めていません。
リスクの高い方法を絶対正本として良いなら、それで良いのです。

周囲のレベルは、私がいないと支店/職種別人員構成表、打刻漏れ一覧などが作れなくなる、というものです。これは私が病気で3ヶ月休職した際に実際起こりました。
※自動作成システムも『使い方が分からない』と言って使われなかった。

組合にも相談しましたが
上司からの不当評価や権利や規則の勉強不足には干渉できるが、全体のIT技術知識がないことを改善させるのは無理
との見解。

精神科医にも相談しましたが
ストレスの原因の悩みの対象規模が大き過ぎて、職場改善の診断書を出しても効果がない
との見解でした。

仏教の視点から、振る舞い方についてご教示いただけますと幸いです。

2026年3月22日 12:30
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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いつでもどこでも誰でも使えることを布教

どんなに優れたツールでも、使いこなせるのがあなた一人しかいないなら役に立ちません。
浄土宗の念仏はいつでもどこでも誰にでもできる修行なので爆発的に人気が出たのです。
また、その簡単さを上手く宣伝することも重要です。
念仏の教えは鎌倉時代の法然上人が注目して世に広めたのですが、その教え自体は元々インドや中国にあったものであり、日本でも、法然上人登場以前から書物はあったのです。
ただ、「これこそが誰でも救われる易しい教えだ」と、法然上人がその教えの特徴を的確に布教したことで爆発的人気となったのです。
また、法然上人は浄土宗を開く前から「智慧第一の法然房」と呼ばれて一目置かれる存在でした。
なので、誰が宣伝するかによっても聴いてもらえるかどうかが変わります。
例えば、外部の専門家を講師に招いて研修を行う場合、受講者は、「専門家の先生が推薦するのだから素晴らしいシステムなのだろう」と説得力を感じます。
例えばこのhasunohaも、お坊さんという仏教のプロが回答しているということで説得力を感じるのです。
また、人には、目で見て記憶するタイプと耳で聴いて記憶するタイプがあります。
ですから、両方のタイプに理解できるよう、目で見る取説と、研修や動画等で声で説明することの両方を用意した方が、理解してくれる人が増えるでしょう。
新しいツールの使い方を覚えるのはなんとなく面倒臭いですから、最初から分厚いマニュアルが用意されたらそれだけで嫌気がさします。
とにかく「簡単そう」「私にもできそう」と思わせ、「わからなければ僕に聞いてください」と安心感を与えることも重要だと思います。
あと、お釈迦様の弟子のアーナンダ尊者はイケメンで女性から人気でしたし、法然さんの弟子にも綺麗な声でお経の歌を唱えて人気を得た人がいました。
ですから、社内で人気者になりそうな美男美女の社員を布教役に引き込めれば、みんな喜んで相談に来ると思います。
これは、私も役所である重要な事業をやったときに、部下に職場随一のイケメン(仕事もできる)がいたおかげでかなり助けられた経験があります。
多くの職員は、どうせ相談するなら若い可愛げのある職員と話をしたいものです。

2026年3月22日 18:00
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

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