子どもからの暴力
保育士をしています。
不適切保育で、ニュースで色々取り上げられる時代ですが、今反対に、いわゆるグレーの子に、私が殴られ、蹴られ、暴言を吐かれます。
その原因としては、保育園での約束のある遊び方を守らないことに対して、指摘をすると、納得せず怒り暴れると言った形です。
こちらが手をあげるのは、もちろん許されませんし、大人なので我慢していますが、そろそろ限界です。年長の男児で体も大きく、感情のまま、顔面を殴られ蹴られ、もう参っています。
どうしてもおさまらない時は、園長などが入り対応はしてくれますが、なんで他人の子にこんなことをされなければならないのでしょうか。保育士に人権はないのでしょうか。
その子の親に伝えても、親が親、家庭環境が家庭環境なので、その子はもちろん、親も謝りもしません。家では日常茶飯事ですみたいな感じで、もう諦めているような感じです。
この不満を吐くところがないので、こちらで書かせていただきました。
その子どもに負けたと思うのが嫌ですが、
精神的にはもう限界なので、助けてください。
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多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
周りのサポートも、親子を支えるために必要かもしれません。
それは大変ですね。子どもも、大人を見ているので、(この人なら大丈夫だろう)と考えると、調子に乗った態度も平気でとってくることもありますね。幼児とはいえ、力も強いですしね。加減を知らない分、全力でぶつかってきますから、大変でしょうし怖いですよね。親から注意をしてもらうというのは無理そうですものね。
どの先生にも、そんな態度ですか?
保育士側が手を出して、力で抑えても、あまり意味はなく、根本的解決にはならないでしょう。ただ、いけないことをしているという自覚はあると思うので(この先生も本気で怒るんだ)と思わせる必要があります。
私が先生をしていた時は、子どもが癇癪や攻撃的になっている時は、様子を見ながらも直接にぶつかってきたときは、グッと抱きしめながら「何が気に入らないの?何が嫌だったの?教えて大丈夫だから」と何度もなだめながら、叩いてくるなら手を押さえたり、子どもの後ろに回り込みます。後ろからハグしながら、エネルギー切れになるまで待ちます。後ろから押さ込むような姿勢になると、子どもも大人の力に及びませんから落ち着いてきます。子どもや自分や周りがケガをしないためにも。お茶を飲ませてひと息つかせながら、目を見て低い声で「何がそんなに嫌だったの?言葉で教えて。手や足を振り回すと、みんなだってビックリしちゃうよ」と、低い声で(いい加減にしないと怒るよ)と、この先生も強く怒るんだと思わせましょう。
日頃から、声のトーンを使い分けながら、先生がどの程度のお怒りなのかも、子どもたちに気づかせていきましょう。
また その子が機嫌のいいときは、たっぷり愛情をかけて、叱られるより褒められる方がいいと、覚えさせていきましょう。暴れるよりも、困ったことがあれば頼ったらいいと、理解してくれたらいいですね。
年長さんだったら、もう卒園でしょうか。残りの期間に、あなたの叱り態度を使い分けながら、子どもたちに、こちらの様子も感じてもらえたらいいですね。
また、限界なら、遠慮なく、他の先生にもヘルプに入ってもらいましょう。たくさんの先生がやってきたら、恥ずかしくなるかもしれません。子どもだって、エネルギーを使うのはしんどいことですしね。
グレーだと思うのであれば、園長と相談しながら、子ども課や福祉課にも相談してみませんか。周りのサポートも、親子・家庭を支えるために必要かもしれません。
タイムアウトしてもらう
こんばんは。私も幼稚園で働いています。まず「これは暴力だよ。やめなさい」は明確に言葉で伝えましょう。社会生活を営む上で、今の状況は変えてもらわねばなりませんから。
そして、ご家庭との協力は不可欠です。多分、入園時の「重要事項説明書」には、「お子さんの状況に対し、適切な体制が取れないと判断した時は云々」という文言があるはずです。そこを確認して、園とご家庭の方針を合わせましょう。
「家でもそうなので」ということは、親御さんも必ず困っているはずです、地域の福祉センターなどに報告して助力を頼みましょう。
「この子には、いま自分の葛藤を表現するのに、これしか表現方法がないんだ」という見取りと、「ルールを守れないなら一緒には遊べないよ」ということを宣言して、2、3分タイムアウトする手もあります。バスケットボールで見るやつです。その時間が経過したら、また入れてあげる。
あとは、その子を特別扱いするかどうか。他の子であれば明確に叱るけれど、その子であれば叱らない、という別待遇をするか。後者であれば、それに留まらず個人の指導計画を作ることが大切です、それこそセンターなどと相談して。
園は、集団で生活して育っていく場です。周りの子達の不利益になるか、それを何処まで許容するか。あなた一人担任だけが抱えてよい問題ではありません。
あと、いま年長なら小学校との連携も気になるところです。必要な専門家に繋いでおくことは、園としてやらねばならないと思います。応援しています。
家族から暴力を受けている可能性も
よく今日までガマンされましたね。
あなたは素晴らしいプロです。
さて、幼児が自ら格闘技やバトル漫画を見て暴力を学んでいる可能性は低いので、その子に暴力を教えている人物が身近にいる可能性がありますね。
他人を殴るという知識を誰から学んだのでしょうか?
その子は、親や兄姉等から暴力(虐待)を受けたり、家族間の暴力を目撃する心理的虐待を受けている可能性があります。
グレーであるが故の育てにくさから、親が暴力でコントロールしている場合もあるでしょう。
そうだとしたら、その子も被害者かもしれません。
グレーであるが故に、家庭でも叱られてばかりで褒められることが少なく、自己肯定感が育まれず、愛着障害になるケースもあるでしょう。
上記は一例ですが、色々と想像を巡らし、その子を被害者として見ることができれば、あなたは怒りの煩悩が刺激される頻度が減り、怒りのストレスの時間が減るかもしれません。
子どもにも保護者にも保育士にも、欲・怒り・怠け・プライドの煩悩があります。
その子が暴力を振るうときも、欲(殴るの楽しい)・怒り(むかつく)・怠け(面倒だから殴って解決)・プライド(他人から認められたい)が発動している。
でも、大人だって煩悩に流されることはよくあるので、そこは「お互い様」だと思うようにしましょう。
また、暴力を叱るのも大事ですが、殴るのをガマンできたときに褒めてあげるのも大事かもしれませんね。
慈悲の心は、あなた自身を怒りのストレスから守ってくれます。
質問者からのお礼
ありがとうございました。