人に何を話しかけたらいいかわからない回答受付中
傷つくのが怖い、生きることが億劫などの相談では大変お世話になりました。おかげさまで、考え方を修正することで以前のような恐怖はすべてではないけれど日常生活を送る上では克服できたかと思います。ありがとうございます。
今回ご相談させていただきたいのは、人に何を話しかけたらいいかわからないということです。
職場では、挨拶や報告、連絡、相談はできるのですが、雑談ができません。職場内だけでなく、外から来る業者さんとも何を話したらいいかわかりません。
現在の職場はありがたいことに人間関係がよく、楽しく仕事をさせていただいています。年上の方が多く、みなさん言葉を交わしながら協力して仕事を回しています。業者さんとのやり取りも、見ていると活気があって仕事がしやすい環境だと思います。
そのような中で、仕事に真面目に取り組むことで認められていることは感じているのですが、私はおとなしく、言葉を交わすことが少ないことで仕事がしづらくなっていくのではないかという気持ちや、会話もできるようになって認められたい気持ち(もしかしたら自分を主張したい、ちやほやされたい気持ち)があります。
職場だけに関わらず、ふつう人はどんな言葉をかけて関係を築いていくのでしょうか。
私は何かを感じたり、思ったりすることが少なく、そういうところも人に何を話しかけたらいいかわからないことに関係があるのかなと思っています。
人に敬遠されてるのかなと感じることもあります。
職場に業者さんが来た際に、挨拶をしたのですが相手はなんだか落ち着かない様子だったり、挨拶を無視する人もいたり、仕事に就く前の職業訓練を受けたパソコン教室では、前の席の2人がわからないことがあったみたいで、「後ろに聞いてみたら?」と、私のことを名前ではなく後ろと呼んだこと、加えて、もう1人の人はそう言われても私には聞いてこなかったことなどあります。
細かいことを気にしすぎだったり、何事も自分に関連付けすぎたりするのもあるのでしょうか。
ふつうの人になって、他者とコミュニケーションをとりながら充実して生きていきたいと思っています。
文章にまとまりがなく申し訳ありませんが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 1件
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「話し上手より、心を向ける人に」
ご相談を拝見して、まず感じたのは、あなたは「人と関わりたい」という気持ちをきちんと持っておられる方だということです。本当に他人に無関心な人は、ここまで悩みません。
また、職場で真面目に仕事に取り組み、人間関係も大きく壊れていない。これは決して小さなことではありません。雑談が得意でも、仕事への誠実さが欠けていれば信頼は得られません。あなたにはすでに大切な土台があります。
一方で、「普通の人は自然に会話しているのに、自分はできない」と感じると、苦しくなりますね。ただ、実際には多くの人が“うまく話そう”としているわけではありません。天気の話、疲れましたね、助かりました、最近忙しいですね――その程度の小さな言葉の積み重ねで関係は作られています。
会話というのは、「面白いことを言う力」より、「相手に関心を向ける力」のほうが大切です。
たとえば業者さんにも、
「暑い中ありがとうございます」
「今日は忙しそうですね」
「助かります」
その一言だけでも十分です。会話を続けようとしなくても構いません。
また、相手の反応を必要以上に自分の価値と結びつけないことも大切です。挨拶を返さない人は、単に急いでいたり、考え事をしているだけかもしれません。「後ろの人」と言われた件も、悪意というより、とっさに名前が出なかっただけの可能性があります。私たちは不安が強いと、無意識に“自分が否定された証拠”を集めてしまうことがあります。
仏教では、人は皆それぞれ違う縁と性質を持っていると考えます。賑やかに人を引っ張る人もいれば、静かに場を支える人もいる。あなたは後者の力を持っているのでしょう。
無理に「陽気な人」になろうとしなくて大丈夫です。まずは、一日一言、相手への小さな関心を言葉にする。その積み重ねで、人との距離は少しずつ変わっていきます。合掌



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