仏教用語・思想を用いたフィクション作品
私は仏教の実践をより真剣に取り組むようになってから、色々なフィクション作品を観たり遊んだりすることが難しくなってきました。なぜなら、それらを常に分析してしまい、「戒を破っているのではないか」「罪を犯しているのではないか」と心配になってしまうからです。多くの場合、自分が考えすぎ、複雑にしすぎているのか、それともこれらの思いに相応の道理があるのか、私には分かりません。
特に気になるのは、仏教の用語、思想、またはイメージを、不適切あるいは不敬に感じられる方法で使用しているメディアに触れるときです。例を二つ挙げます。
1) アニメ・漫画『呪術廻戦』
この作品には多くの仏教的言及があります。例えば、仏教の印、用語、引用、概念、さらには歴史上の仏教人物の登場です。密教の印が多用されていると聞いたから、この作品を避けています。印は阿闍梨から学ぶべきものであり、呪術廻戦を観たら越三昧耶戒にならないかと感じています。また、あるキャラクターが「天上天下唯我独尊」の言葉を言ってから人を殺す場面など、仏教に対して不敬に思える描写もあるそうです。
2) ゲーム『原神』
このゲームの世界内では、宗教としての仏教は存在しません。しかし、多くの仏教的言及が見られます。主人公にも敵役にも同様です。私が主に懸念しているのは敵役です。例えば、ある悪役のテーマソングには、龍樹菩薩(英語: Nagarjuna)の『中論』(重要な仏教文献)からの直接の引用があります。これにより、その文献の教えがその悪役に擁護されているように見えるかもしれません。同じ悪役には、「左道的勝義尊」や「左道の真諦者」といった、仏教概念を言及した様々な称号もあります。ここで「勝義」や「真諦」は、非常に神聖な仏教概念です。全ての仏教的言及が悪いキャラクターに使われているわけではないから、葛藤しています。いわゆる良い、あるいは中立的なキャラクターにも仏教の言及があります。例えば、龍樹菩薩の『中論』は、ゲーム内で「Nagarjuna」と名付けられた別のキャラクターによっても引用されており、そのキャラクターは魔物と戦う戦士として描かれています。
もしこんなメディアを観たり遊んだりしたら、それが誹謗正法や誹謗正法を賛成したり促したりすること、あるいは罪を犯すことにならないか?私は多くの不確かさを感じており、とても不安になっています。
強迫性障害、地獄を恐れる、仏教の帰依を失う事を恐れる、破戒を恐れる
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
身近に、真実の教えに出遇っていく人の機縁にも。寛容に楽しむ。
へえ〜そんな内容のアニメがあるのですね。あくまでもエンターテイメントなのでしょうね。それを扱う側が、どのように感じるのか。
良い悪いというよりは、あなた自身が楽しめなくなっていますよね。それならば、触れないことです。
世の中には、いろんな感覚、思想を持つ人がいますから、このような形で娯楽に溶け込んだものも生まれるのでしょう。
そこから、身近に感じて、真実の教えに出遇っていく人の機縁となるかもしれませんから、寛容に楽しむのもいいでしょう。
あなたが、不確かさや不安を感じるのなら、そっと離れればいい。そうやって、上手く社会の情報(娯楽)と付き合っていきましょうね。
TPOをわきまえていれば問題ないのでは
たとえば、お坊さんコスプレが趣味の人が、コスプレで町を歩いたり同じ趣味の人と集まるような場合は問題なくても、そのコスプレのままお葬式やご法事に出席したら、やはりちょっとおかしいと思う人が多いと思います。要はTPOが大切だということです。
明らかに侮辱する意図がある場合を除けば、仏教の用語や概念、イメージをゲームやアニメ、小説などで引用することは基本的に問題ないと思います。曲解されていたりまったくの誤用であっても、それがその作品世界を作るためのものであれば、それほど目くじら立てるようなものではないでしょう。作品はあくまで作品として受け取ればいいのだと思います。
教条的な解釈よりも常識的なTPOの判断が大切かと思います。
あなたのお考えや状況により
拝読させて頂きました。
あなたがそのように思うことわかるように感じます。あなたのそのお気持ちやお考えを心よりお察しします。
そのようなエンターテイメント作品ではフィクションとして様々な用語も人物も概念も利用されております。過去のものごとや人物をコピーのようにして取り上げていますよね。
映画でもドラマでもアニメでも漫画でも小説でもゲームでも様々な形で取り扱っています。
私は個人的には真実や教えや人物を本当の姿から逸脱して作っているものを観るのはとても違和感を感じます。
自分が受け取らせて頂きました教えや真理や人物や歴史を違って構成することはどうしても受け入れられないと感じます。
『呪術廻戦』はとても人気のあるアニメですから私も家族と観ていましたが観るのをやめました。
或いは大河ドラマの数々やアニメ『キングダム』も史実と著しく違っているので途中から観なくなってしまいますね。
作品の良し悪しや好みは人それぞれに違うでしょうからあくまでも私個人として望ましいと思うか、楽しいと感じられるかどうかで個人的に判断すればいいと思います。
私が子どもの頃に『西遊記』が放映されていました。玄奘三蔵法師は夏目雅子さんが演じていましたし、お釈迦様は高峰秀子さんが演じていました。あれも空想上の物語です。子どもの頃にはとても面白かったですね。また手塚治虫さんの漫画『ブッダ』や『火の鳥』も面白かったです。仏教を知っていくとっかかりとしては良かったと思います。
ですから自分の状況によっても大きく変わっていくように感じます。
あなたがこれからも仏教を学んでいかれ研鑽なさっていかれ心から豊かに充実した人生を生き抜いていかれますように心より仏様や神様やあなたのご先祖様にお祈りさせて頂きます。至心合掌



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )