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仏教用語・思想を用いたフィクション作品回答受付中

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有り難し有り難し 3

私は仏教の実践をより真剣に取り組むようになってから、色々なフィクション作品を観たり遊んだりすることが難しくなってきました。なぜなら、それらを常に分析してしまい、「戒を破っているのではないか」「罪を犯しているのではないか」と心配になってしまうからです。多くの場合、自分が考えすぎ、複雑にしすぎているのか、それともこれらの思いに相応の道理があるのか、私には分かりません。

特に気になるのは、仏教の用語、思想、またはイメージを、不適切あるいは不敬に感じられる方法で使用しているメディアに触れるときです。例を二つ挙げます。

1) アニメ・漫画『呪術廻戦』
この作品には多くの仏教的言及があります。例えば、仏教の印、用語、引用、概念、さらには歴史上の仏教人物の登場です。密教の印が多用されていると聞いたから、この作品を避けています。印は阿闍梨から学ぶべきものであり、呪術廻戦を観たら越三昧耶戒にならないかと感じています。また、あるキャラクターが「天上天下唯我独尊」の言葉を言ってから人を殺す場面など、仏教に対して不敬に思える描写もあるそうです。

2) ゲーム『原神』
このゲームの世界内では、宗教としての仏教は存在しません。しかし、多くの仏教的言及が見られます。主人公にも敵役にも同様です。私が主に懸念しているのは敵役です。例えば、ある悪役のテーマソングには、龍樹菩薩(英語: Nagarjuna)の『中論』(重要な仏教文献)からの直接の引用があります。これにより、その文献の教えがその悪役に擁護されているように見えるかもしれません。同じ悪役には、「左道的勝義尊」や「左道の真諦者」といった、仏教概念を言及した様々な称号もあります。ここで「勝義」や「真諦」は、非常に神聖な仏教概念です。全ての仏教的言及が悪いキャラクターに使われているわけではないから、葛藤しています。いわゆる良い、あるいは中立的なキャラクターにも仏教の言及があります。例えば、龍樹菩薩の『中論』は、ゲーム内で「Nagarjuna」と名付けられた別のキャラクターによっても引用されており、そのキャラクターは魔物と戦う戦士として描かれています。

もしこんなメディアを観たり遊んだりしたら、それが誹謗正法や誹謗正法を賛成したり促したりすること、あるいは罪を犯すことにならないか?私は多くの不確かさを感じており、とても不安になっています。

2026年5月30日 0:04
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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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TPOをわきまえていれば問題ないのでは

たとえば、お坊さんコスプレが趣味の人が、コスプレで町を歩いたり同じ趣味の人と集まるような場合は問題なくても、そのコスプレのままお葬式やご法事に出席したら、やはりちょっとおかしいと思う人が多いと思います。要はTPOが大切だということです。
明らかに侮辱する意図がある場合を除けば、仏教の用語や概念、イメージをゲームやアニメ、小説などで引用することは基本的に問題ないと思います。曲解されていたりまったくの誤用であっても、それがその作品世界を作るためのものであれば、それほど目くじら立てるようなものではないでしょう。作品はあくまで作品として受け取ればいいのだと思います。
教条的な解釈よりも常識的なTPOの判断が大切かと思います。

2026年5月30日 13:39
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有り難し
おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。

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