hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

故人の故郷の地でお線香などあげること回答受付中

回答数回答 2
有り難し有り難し 3

先日、母を亡くしました。四十九日前です。母の生まれ故郷にいく機会があり、祭壇のある実家ではない場所で故人を偲び、開けた公園などの人目が少ない静かな場所でお線香やご焼香をあげることはよい事なのでしょうか。写真は持ち歩かず、お寺さんにいただいた戒名や法要日程などを手書きされた紙のコピーを持ち歩いています。また故人のご先祖様のお墓の所在地は不明です。ご回答いただけると助かります。

2026年7月12日 10:51
この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

場所はどこでも良い

浄土宗では、亡くなった方は臨終時にすぐに極楽浄土に往生されていると考えます。
四十九日までの法要も、極楽浄土での幸せや悟りを応援することです。
つまり、死者が仏壇やお墓にいらっしゃるのではないのです。
仏壇に安置されている仏様や、お墓や位牌や卒塔婆を拝む行為は、善い行いです。
食べ物やお香やお花や灯火によって供養(おもてなし)やお布施(プレゼント)を行うことも善い行いです。
遺族がそのような善い行いをやることを通じて、極楽浄土にいらっしゃるお母様の悟り(成仏)を応援することが肝要です。
ですから、場所はどこでも、仏様を拝む気持ちや、お香などを布施(プレゼント)したり供養(おもてなし)することは可能ですし尊いこととなります。
また、電車で席を譲ったり、コンビニの募金箱に小銭を入れるなど、日常生活でできる布施も、それを行ってあなた自身の心が清らか(悟りやすい性格)になったり、故人の成仏を応援することになります。
場所はどこでも、善い行いは尊いことなのです。
とはいえ、普段はそのようなことを忘れて生活している私たちですから、仏壇やお墓、仏様や故人にゆかりのある場所をきっかけに善行為につながれば素晴らしいことです。
お母様の故郷を訪れたことを機に、あなたの心が清らかになる(欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩が弱まり悩み苦しみが減る)ことを祈念申し上げます。

2026年7月12日 11:14
{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

お寺や仏壇、お墓に限らずどこであっても構いません

お参りをする場所は、お寺や仏壇、お墓に限らずどこであっても構いません。四十九日を前に、お母様の生まれ故郷を訪れて故人を偲びたいという温かいお心、そして感謝をささげる「おきもち」こそが一番大切であり、何よりのご供養となります。

お寺様からいただいた戒名などの紙を大切に持ち歩かれていることも、お母様を深く想う心の表れであり、とても尊いことです。場所や形式にとらわれることなく、お母様とゆかりの深い場所で静かに想いを馳せることは、素晴らしいお参りの形と言えます。

ただ一つご注意いただきたいのは、公園などの公共の場所では「火気禁止」となっている場合がある点です。お線香やお香を焚く場合には、その場所のルールや周囲への安全に十分気を付けてなさってください。もし火気が使えない場所であっても、お線香の代わりにそっと手を合わせ、心の中で語りかけるだけで、あなた様の温かい想いは間違いなくお母様へと届きます。

お母様が生まれ育った故郷の空の下で、心穏やかなご供養の時間をお過ごしになれますよう、心より願っております。


縁起寺 釋聴法

2026年7月12日 12:32
{{count}}
有り難し
おきもち

真宗木辺派 縁起寺 衆徒 (僧侶/教師) 高等学校教師歴39年,理系,専門は電気工学・情報工学, 現在は真宗木辺派僧侶
お悩みの相談は全般的に対応します。(下記を参照して下さい) 相談時間は、月・火・木・金・土・日曜日は、9:00~17:00です。 (水曜日以外での対応となります) 翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。 元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。 現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。 ◆職場や学校での人間関係がうまくいかない ◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある ◆無気力で、人生の目標を見出せない ◆卒業後の進路を決める事ができない ◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない ◆家庭不和で毎日の生活が辛い ◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない ◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている ◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す ◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい など、上記はこれまでの相談の例(ハスノハ以外を含む)です。

質問者からのお礼

ご回答いただき誠にありがとうございます。母は生前から故郷の町のことを懐かしんで話していましたが、持病もありなかなか帰ることも叶わず寂しかったと思います。母のことを思い出しながら故郷の地を見て回り供養できればと祈ります。

煩悩スッキリコラムまとめ