叔父と義理叔母を許せない回答受付中
はじめて相談させていただきます。
叔父は父の弟、義理の叔母は叔父の内縁の妻で、書類上の親族関係はないため「義理の叔母」と記します。
今年に入ってすぐ、58歳だった父が亡くなりました。私は離れて一人暮らしをしていたため、母からの電話で死亡を知り、その日のうちに長距離移動、翌日には通夜という慌ただしさでした。突然のことだったため、葬儀の頃は父の死を実感する余裕もありませんでした。
今になって、火葬後の出来事を思い出しては、義理の叔母への怒りが込み上げてきます。
私の認識では、骨壷には必要な分の遺骨を納めればよいと思っており、母、弟、私、祖母も少しずつ納め、最後に喪主の弟が喉仏を納めるのを待っていました。しかし義理の叔母とその息子は、残った綺麗な遺骨を細かく砕き、骨壷に入れ続けました。火葬場の方が「そろそろ喉仏を」と声をかけてもおしゃべりをしたまま手を止めず、私が「もう終わりやって!」と言っても止めませんでした。
その時の「何をしているんだ」という愕然とした気持ちが、半年経った今もふと蘇り、怒りや虚しさで涙が出ます。父の遺骨を必要以上に砕く行為が、父の尊厳を踏みにじられたように感じ、とても許せません。
また叔父も、酔っていたとはいえ、遺された弟と私に「にいちゃんは2人の孫が見れへんかったのが悔しいやろうなぁ」と言いました。その言葉にも、なぜ今そんなことを言うのかと傷つきました。
父は生前、周囲の人のために苦労することもありましたが、晩年は好きなお酒や食べ物を楽しみ、好きな仕事をほぼ休みなくしていました。娘の私は、父なりに充実した人生だったと思っています。だからこそ、周囲の振る舞いによって父の最期の記憶まで傷つけられたように感じます。
「もう許した方がいい」と思う一方、どうしても許せない気持ちが残っています。この怒りを抱え続ける自分にも嫌悪感があります。
父を大切に思う気持ちはそのままに、この怒りや悲しみとどう向き合えばよいのでしょうか。仏教では、このような気持ちをどのように考えるのか教えていただきたいです。
お坊さんからの回答 1件
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許せないと感じるお気持ちは、ごく自然で仕方のないことです
今年初めにお父様を亡くされたとのこと、心より哀悼の意を表します。58歳というお若さでの急逝、どれほどお辛かったことでしょう。
お骨上げの際、義理の叔母様方が遺骨を細かく砕き続けたという不可解な振る舞いや、叔父様の心無い言葉に深く傷つき、「父の尊厳を踏みにじられた」と感じられるのは当然のことです。お葬儀の場において、親戚の悪気のない一言や非常識な行動がご遺族を傷つけてしまうことは少なくありません。許せないと感じるお気持ちは、ごく自然で仕方のないことです。
仏教では、怒りや恨みの感情は「煩悩」の一つとされます。仏教には「身心一如(しんしんいちにょ)」という教えがあり、怒りにとらわれ過ぎるとご自身の心身をさらに傷つけてしまいます。また、人間は皆、自己中心的な煩悩を抱える未熟な「凡夫(ぼんぶ)」でもあります。叔父様方の非常識な言動も、凡夫ゆえの過ちと言えるでしょう。
この怒りと向き合うためには、あの出来事を「相手の非常識という一事象」として割り切り、それ以上心の中で関わろうとしないことです。そして、ご自身は決して人を傷つける振る舞いをしないための、一つの「勉強」であったと捉えてみてはいかがでしょうか。
お父様はご自身の充実した人生を全うされ、今は仏様となってあなたを穏やかに見守っておられます。どうかお父様を思う純粋な温かいお気持ちだけを胸に、前を向いて感謝の毎日を送っていただければと思います。
拝
縁起寺 釋聴法



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