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父親の葬式に呼ばれませんでした。

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数年前のことですが、心残りでたまに思い出すので、相談させてください。複雑な家庭で、私は実家と音信不通でした。住所と電話番号は教えてあったのですが、ずっと音信不通で実家のほうでも私の連絡先紛失して、ずっと連絡がないので行方知らずだと勝手に思っていたそうです。私が小さいころに家庭崩壊して、親は離婚しました。私は父方に、弟は母方に引き取られました。たまに弟と実母にはたまに会ったり連絡していたので、そちらとはわずかに繋がっていたのです。父と再婚相手の女の人から私は邪魔者にされて、意地悪されたり、今思い出しても嫌な思い出が9割りです。ある日、実弟のほうに父が死んだと再婚相手の女の人から相続の話があり私も父の死を知ることになりました。葬式から半年たったころで、骨になった後でした。お金がないのでお墓にはいれてないそうです。
仏壇に線香もあげてません。先方も協議書のハンコ目的でしょうし、なにを言われるかされるか分からなかったからです。
相続の方は、専門家に相談して解決しました。
お墓がないので、墓地で線香をあげることもできず、実家に行くのは絶対無理です。
もう死んでしまった人ですし、十分な愛情もお金ももらっていないし、どうでもいいことなのかなと。
病気で苦しんで死んだらしいですけど、勝手に成仏していると思ってます。線香あげないと可哀想かも、もしかして成仏できずにさ迷っているかも、葬式いけなくてごめんとたまに思います。
周囲の人が言うには、知らせがこなかったから仕方ない、知らせない人たちのほうがおかしいと。

虐待などはされませんでしたが、子供への愛情ゼロだったみたいで、薄情な人間でした。やさしい父親だったら、冥福を祈ることもできると思いますが、「くそ爺、地獄に落ちてないかな」とか黒い感情が湧き出ることもあります。

罰があたりそうで怖いんで、それ以上呪わないようにしています。

父親のことは思い出したくないので、どーでもいいんですが、もやもやが消えません。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

祈りましょう

お父さんが今どうしているのかは分かりません。
ただ、病で苦しんで亡くなったこと自体が、生前あなたを苦しめたことへの罰(地獄)だったのではないのでしょうか。

もう既に罰を受けたのですから、許してあげてください。
冥福を祈ってあげてください。
(浄土信仰的には、極楽浄土で生前の行いをしっかり反省し、ご先祖様と共に、仏様や菩薩様の元で仏道修行を励んでください。と祈ります。)

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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質問者からのお礼

ずっと考えてました。
病気で苦しみながらじわじわ死んでいったのはかなりの地獄だったと思います。
懺悔が済んで、仏の元で修行していると信じます。

しょうもない人間だったな。憐れだったなと情けをかけて、とりあえず許すという形でいきます。

どうもありがとうございました。すっきりしました。

「供養全般」問答一覧

深い懺悔と感謝

いつもありがとうございます。三月の桃の節句も過ぎ、お彼岸が近づいてきました。hasunohaの皆様におかれましては日々、健やかにお過ごしのことと思います。 一時期、私は人生をひっくり返すほどの思いに駆られたこともありました。今年のバレンタインを過ぎた頃から、今は家族のありがたみを強く感じるようになり、毎日思いやりに支えられ、相変わらず週7日休み無しで外での仕事に励んでいる今日この頃です。 毎日が平和で穏やかな落ち着いた空気、他愛もなく些細なことの積み重ねですが、それらすべてが本当に、職場も家庭も、そして治療院にも、良い人たちにご縁があったこと、ひとつひとつに感謝です。これからも日々の幸せを大切に育んでいくことが、ご先祖様への恩返しにも繋がる明るい人生への道標なのかなと有難く思います。 お世話になった治療家の先生に、しばらくお休みすることを伝えました。その節は本当に、この上なく尽くしてくれたことに深謝の限りです。つい先生の優しさに甘えてしまい、助けたい側と助けられる側の引き合う力がぐいぐい強くなりすぎてしまった節がありました。徐々に私の感情が不安定になり、体調も崩れてしまい、元の近所に戻しました。いろんな人に打ち明けた昨年から年末年始と引き換えに、この春先は自分自身とひとりで向き合う修正が必要になったこと…あらためて自己成長へと繋げる良いきっかけになりました。 今でも毎日、先生のことが心に浮かんできます。それだけ特別な存在であることには変わりありません。頂いた思い出、温かい言葉の数々が、前向きに仕事に取り組む原動力となってくれます。2月といえば、確定申告に自動車免許の更新の時期。両方ともクリアでき、特に下がると思っていた年収が微々たる上昇していました。驚きを隠せず、念願の学びのための貯金も着実に増えていること、とても有り難く思います。 他の先生からみても親しくなりすぎた故に、遠慮もなくなり、お互い言いたい放題で喧嘩状態にもなりました。本音を明かした(ぶつけ合った)ことは、それだけ相手を強く思うからでもあり、アンビバレントそのものでした。ひと月近く、間を空けた今、直筆の手紙で、お詫びとお礼、そして相手の未来の幸せを願う想いを伝えたいです。 共に成長しあえる良い関係でいられるよう、しっかりとした自分となるために、アドバイスいただけましたら幸いです。

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