おすすめの本
秋になってきたので、今年は読書の秋にしていこうと思います。
そこで、お坊さんのおすすめの本を教えてください。活字に限らずおすすめの漫画も教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
読書の秋らしい本というと、物語風の本でしょうか?
老化のせいか(around 還暦)、最近仕事のはかどり方が遅くなり。あまり本を読む時間が取れません。
仏教に関する本、で秋の夜長に読むのにふさわしい物語。以前読んだ本ですが、
1、『沢木興道―この古心の人』上・下 田中忠雄著 大法輪閣
雑誌『大法輪』に長期連載されていた評伝です。この評伝を書き終えて間もなく著者は亡くなられている。それ故、この評伝の後半は著者晩年の著述です。それ故、前半のような痛快さ歯切れの良さが無くなってしまったように感じます。著者は禅に関する著書が多く、駒澤大学仏教学部の講師をしていたことがありました。ところが、亡くなった時の新聞の死亡記事に「生長の家の幹部であった」と記載されており、驚いた記憶が有ります。沢木興道という禅僧の求道心と自由な精神が感じられる本です。
2、『夢を食いつづけた男―おやじ徹誠一代記 』植木等著 朝日文庫
クレージーキャッツの植木等さんが浄土真宗の僧侶であった父植木徹城師の一代記を綴った本です。この本と一緒に『植木等伝 わかっちゃいるけど。やめられない』(戸井十月著 小学館)も一緒に読んでみると面白いと思います。
読書の秋
棒人間真金魚=Daniel様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
すっかりと秋も深まって参りました。。食欲の秋、読書の秋・・春夏秋冬、それぞれの季節を色々と楽しんで過ごして参りたいものですね。
お薦めの本ですが、そうですね。。いっぱいありますが、御礼を拝見いたしますと宗教の本を読むのがお好きとのこと、例えば、仏教書となりましても膨大にございますが、仏教の初学者において、読みやすく、理解しやすいとなりましたら、岩波文庫の「ブッダのことば―スッタニパータ」・「ブッダの真理のことば・感興のことば」(中村元氏訳)などはいかがでしょうか。。
あと、お薦め仏教書と致しましては、下記のサイトが参考となりますので、是非ご参照下さいませ。
「金剛居士の根本道場」
http://kongoukoji.fc2web.com/
また、仏教を学ばれたいとなりましたら、以下の各問いの拙回答もご参照下さいませ。
問い「仏教を勉強したいです。」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1010038756.html
問い「実家の菩提寺」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1010105219.html
あと、漫画となりましたら、宗教がお好きであられましたら、「聖☆おにいさん」などはいかがでしょうか。仏教とキリスト教を楽しく学べるとの噂です。ウィキペディア情報では、「ブッダやイエスを代表に、各宗教の逸話や設定が、俗説や後世の創作物を含めて、ギャグとしてアレンジされつつ豊富に引用されているのが特徴」らしいです。ちなみに拙生はまだ読んでませんので、イチオシと言えるのかどうかは別なのですが・・無責任ですみません・・
あとは、石塚真一氏の「岳」も面白いとの噂です。これもまだ読んでいないのですが・・
ちなみにこれまで拙生が読んだことがあってお薦めなのは、手塚治虫さんの「ブッダ」、話題が変わりますが、同じく手塚治虫さんの「ブラック・ジャック」、更に話題が変わりますが、かわぐちかいじ氏の「沈黙の艦隊」、「ジパング」・・おっとそれは拙生の趣味だ・・
読書にて秋の夜長を是非お楽しみ下さいませ。。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
なるほど、おもしろそうですね。本屋さんに行って買いにいきます。お忙しい中回答してくださってありがとうございます。
すみません、好きな本についてお話してませんでした。
私は最近、友人から面白い本があると言われたのをきっかけで宗教の本を読むのが好きです。また、先日初めて時代小説を購入し、ゆっくりとですが読みすすめています。
こんにちは、さらに補足させてください。
また回答していただいてありがとうございます。仏教関連でのおすすめの本を紹介してくれてありがとうございます。私の実家が仏教なので、この機会に読んでみます。そういえば、手塚治虫さんのブッダを買ったのはいいけど、結局埋もれてしまったような・・・探さなきゃ。