恋愛と結婚について。
ここ何年も恋愛ができていません。
10代や20代のころは、ステキな男性を見て恋心を抱くことはありました。
30代に入ってすぐに家族の他界という人生始まって以来の危機に直面し、恋愛よりも生きることや死することの意味ばかりを模索していたように感じます。
両親ももともと不仲で7年前に離婚に至りました。
唯一、祖父母の仲睦まじいおしどり夫婦ぶりが模範となりました。
祖父母のように、一生涯支え合って生きていけるパートナーがほしいと願っております。
ですが……恋愛感情とはなぜだか疎遠になってしまったように思え、この先パートナーが本当に見つかるのか不安になります。
4ヶ月近く前にお仕事で出逢った男性がいます。
彼は上司にあたる人で、年齢は11歳年下です。
初めて逢ったのは面接のときで、とても和やかな雰囲気を作ってくださり、自分らしさをアピールできる最高の場になりました。
今だかつて、あのような最高の面接はありませんでした。
お仕事が始まってからも、とても思いやりのある優しい人柄が出ていて、働きやすい職場環境を提供してくださいました。
しばらくして、彼から好意のような気持ちをやんわりと伝えられる場面がありました。
わたしは11歳年下で将来有望な彼に対し、好意を持っていたものの、恋愛関係に発展させてはならない…と心にブレーキをかけてしまいました。
その後、私事的都合により契約期間満了でお仕事を終了いたしました。
以来、彼には逢えずにいます。
本心は…彼にまた逢いたいのです。
また楽しく会話して、今度はお仕事以外で楽しい時間を共に過ごしたいと願っています。
年齢的に結婚を考えたい年頃で、生涯のパートナーになれる人以外との関係性を構築する気持ちはまったくありません。
その反面、彼のことが気になります。
20代後半で若く、お仕事熱心で社内的評価も高く、人柄も最高で優しさと思いやりを兼ね備えた温厚な人で、そんな彼が11歳も年上で家族を亡くして以来自分を置き去りにしてきて、まるで隠居のような暮らしをしてきたわたしなど、もったいないと思ってしまいます。
彼なら、もっとステキな女性とパートナーになるべきでは!?
そう思いながらも、心のどこかで彼に逢いたい気持ちに支配されます。
恋愛とは、結婚とは、いったい何なのでしょうか??
ぜひとも助言をお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
逢いたいなら逢うべきです。
恋愛とは何か。結婚とは何か。
私にはまだわかりません。
ひとつ言えるのは、「彼ならもっとステキな女性とパートナーになるべきでは?」
という意見は、あなたのエゴだという事です。
彼の相手は、彼自身が決める事だからです。
連絡をとらなくなって、どのくらい経つのかわかりませんが、
彼に逢いたいなら、逢えばいいのだと思います。
隠居していようが、自分を置き去りにしていようが、
それをどう感じるのかは、彼の気持ち自身です。
11歳の年齢差、いいじゃないですか。
きっといつか、あなたの経験値が、彼の助けになるかもしれませんよ。
パートナー
ゆぴこっち☆彡様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
そんな素敵な方を周りの女性がほっておくとは思えません。。
また、そんなに想いが強いのであれば、少しだけでもお会いになられてみられても。理由は・・
そうですね・・
「少し仕事を探してまして、相談に乗ってほしいのですが・・」とか。
会われたら、会われたらで、まずは仕事での思い出話でも何かお話しをされつつにでも良いのではないだろうかと存じます。また、更にお会いする機会があるうちに、先では告白だって、もしかするとできるかもしれません。
とにかく、私たちは独りでは生きていけるような強い存在ではありません。皆、弱い存在です。
その弱い者同士が生きていくためには、お互いに、色々と助け合い、支え合い、分かち合っていかないといけないのが、私たちの本来のありようでございます。
恋人、伴侶であれ、色々な困難や問題にぶつかった時に、お互いに、助け合い、支え合い、分かち合って、人生を共に乗り越えて、幸せに過ごしていけるようなパートナーであるのかどうかが大切となります。
そんなパートナーとの出逢い、恋愛、結婚となり、幸せになれると良いですね。
お幸せを祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
天恩山 五百羅漢寺 佐山 拓郎 様
ご回答いただきまして、ありがとうございました。
彼自身のことは彼が決めることであり、わたしの意見は単なるエゴに過ぎないということ、学ばせていただきました。
彼の気持ちをもっと大切にしてあげたいと思います。
岩瀧山 往生院六萬寺 川口 英俊 様
大変貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございました。
彼との連絡の取り方の詳細例まで挙げてくださり、感謝以外の何物でもございません。
彼は人生の困難を共に支え合い助け合い分かち合いで、お互いに苦境を越えて幸せな方向へと進んでいける人だと思える人なのです。
このような強いご縁は一生のうち、たくさんある訳ではないと思いますし、とても大切にしていこうと思いました。
今後、頑張って連絡を取ってみようかと思っております。