転職で悩んでいます。
長く派遣をやっていたのですが、年齢も重ねてきたので正規雇用で長く働きたいと考えております。
いまだに、自分のやりたい仕事と自分に向いている仕事、どちらをとれば良いか悩みます。
たぶん、向いている仕事は経験があり自信があるからそう思っているのかもしれません。
どんな風に考えて仕事を探したら良いかアドバイスをお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
幸せの総量は与えた幸せの総量で決まる。
以前、朝日新聞に載っていた勝間和代(経済評論家・公認会計士)さんの言葉を紹介します。
『 私たちは何かを成し遂げたい、という動機付けで生きています。その動機は「自分がやりたい」「他者から命じられた」という軸と、「自分を喜ばせる」「他者を幸せにする」という軸に分けられ、2×2=4通りの組み合わせがあります。
例えば、親から学校の成績をよくしろと言われたので頑張る場合は、「他者から命じられた×自分を喜ばせる」という動機になります。一方、自分のアドバイスで多くのお客様が気持ちよくスタイルに合った服を着てほしい、となると、「自分がやりたい×他者を幸せにする」になるわけです。
そして、私たちが一番、継続的に努力を続けられるのはこの「自分がやりたい×他者を幸せにする」なのです。
ただし、ほとんどの人は、「他者から命じられた×自分を喜ばせる」という部分から生きがいを感じ始め、勉強や仕事を続けるうち、だんだんと命じるものが他人から自分へ、自分だけの喜びから他者と合わせた喜びへと、努力の対象が高度化していきます。
よく、生きがいが見つからないうちは、どんなつまらないことでも目の前のことからしっかりと成し遂げた方がいい、といわれるのは、そうするうちにだんだん新しい目標が見つかり、他人を喜ばせるスキルが身につくためです。デザインのセンスがあるなら服で、音楽の才能があるなら楽曲で、介護のスキルに優れているなら介護活動によって相手が幸せになるのです。
相手を幸せにできた人は、相手の態度や言葉、あるいは多くの場合は金銭の報酬で感謝を集め、その幸せを目に見える形で感じることができます。そうすると、自分も幸せな気分になり、ますます多くの人を幸せにしたいと考えるようになります。
自分を幸せにしてほしい、と周りに求めるのではなく、自分が周りの人に何をしたら喜んでもらえるだろう、と逆に考えていく方が、実はずっと簡単に、安定して、自分が幸せになれるのです。 』
生まれ育ちがお寺でない私は、不思議な御縁でお寺を継ぐことになりました。15年経ちましたが、やり甲斐を感じ、また私に向いているとも感じています。御縁あって正社員になれた仕事を、ぜひ続けていただきたいと思います。
自分ではなく、相手に視点を置いてみては?
ぷちさん、はじめまして。
お仕事の事でお悩みのようですね。
お仕事は、人に役に立つからお金が頂けます。自分に注目するのではなく、他に対して、自分がより役に立つと思える方のお仕事を選ばれてはどうでしょうか?
それから、人は変化を嫌がりますが、変化から逃れる事はできません。どうせ変化するのなら、躊躇せず変化すべきです。(変化は他から求められて起こり、変化を嫌がる心は自我です。)思い切って行動を起こせば、たとえ選択を間違ったように見えても、学びは大きいものです。
そして、こうと決めたら、恐れることなくすすんで下さい。実は、どちらを選ぶかよりも、選んだ人生を悔やむことなく、全て自分の事と引き受けて進む事の方が、よっぽど大切です。
答えになりましたでしょうか。
やりたいことです
自分のやりたい仕事と自分に向いている仕事 で悩まれておりますが
その二項対立ではなく、問いの立て方を少し変えてみましょう。
「自分がワクワクしながら人を幸せに出来る仕事は何だ」ということです。
私も転職を2回ほどしましたが、自分から真にやりたい仕事でないと長続きしません。
というかクビになりました。
本当にやりたいと思っている仕事はどれだけ辛くても、ワクワクしながら前向きに出来ます。
長く働きたいのであれば、尚更でしょう。
やりたい仕事≒向いている仕事≒やれる仕事
になるはずです。
そして、それが人の幸せにつながっていれば
ぷちさんにとっての天職になるはずです。
なぜ仕事をするのか、という問い立てから入ると
案外見つかると思いますよ。頑張ってください。
質問者からのお礼
早速の回答ありがとうございます。
自分目線でネガティブな発想になっていました。
大変気持ちが楽になりました。
自分が役に立てるかを考えて道を決めます。
勇気でました!ありがとうございます!
回答、ありがとうございます。
自分の喜びに比重をかけて考えているから
迷いが生じるのかもしれないです。
気持ちを切り替えてじっくり考えてみます。
ありがとうございます!
小野常寛様、回答ありがとうございます。
ワクワクしながらできる仕事ととらえると、考えやすくなりました。ありがとうございます!