心の傷
はじめまして。よろしくお願いいたします。
私は3人姉妹の長女として生まれました。物心ついた時から、私はよく両親から叩かれていました。理由は勉強ができない、親の言うことを聞かない、姉妹で喧嘩をするなどです。叩かれるところは頭、頬、お腹です。最初は親の手で叩かれるのですが、親の手が痛くなると、孫の手で力いっぱい叩かれました。
しょっちゅうしょっちゅうミミズ腫れができ、お腹を蹴られたときには息ができなく、その場で倒れ転げ回っていました。親が手を上にあげるだけで、また叩かれるのではないか。としょっちゅう思っていました。私はとにかく早く家を出たくて、早くに結婚し家庭を持ちました。
実家を離れたら、幼い頃の受けた暴力を忘れられる。と思っていたのですが、全く忘れることができません。
私の心の傷を少しでも小さくしようと思ったら、私はどのように過ごしていけばいいのでしょうか。たまに幼い頃のことを思い出し、涙することがあります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
過去に生きてはいけない
我々の頭(とくに大脳)は
過去の後悔
未来の不安
に巣くわれます
それが、防衛本能というか、成長の源でもありますので、
微妙なところ
いったん後悔と不安にさいなまれると厄介な状態になります
座禅では頭を空にして、「今」に集中
無心に清掃、「今」に集中
とかお聞きになったことおありかと存じます
過去の後悔
未来の不安からの脱出方法です
「今」は過去の産物
未来は「今」の積み重ね
過去に生きてはいけません
「今」の積み重ね、
両親のことなんて引きずられる時間はもったいない
私たちは大変だけど自立しないといけない
両親の支配から自立しないといけない
今は、
嫌いなものは捨ておきなさい
重たい荷物はすべて下しなさい
好きなものに感謝、
好きなように感謝、
感謝、感謝、笑顔、笑顔
あなたが笑えば世界が変わる
でも難しい、難しい
長い時間をかけて最後には両親にも感謝できる日が来るかなー
くらい、
身軽に気楽にいけたらいいですね
その日までは、仕事はともかく
プライベートでは嫌いなものは捨て去りなさい
重たい荷物はすべておろしなさい
回り道していきていけばよいではないですか!
完全に忘れることは難しいと思います。
しかしながら耐えられない程のショックを受けた際には脳の自己防衛機能により、その部分だけ記憶が隔離されると言われています。それでも隔離なんです、消えるわけではありません。
さらに厄介なことに虐待を受けて育ったり、孤児院で育った人は
「自分はこんなに辛い目にあった。自分が家庭を持ち、子供ができたら絶対そんなことはしないぞ。」と誰しも思うのですが、残念ながら多くの人が悪い因果を繰り返すことになるのです。
実は私の親も酷い折檻をする人でして、子供の頃はよく叩かれ、質問者様と同じく時には凶器も使って殴られ、中学生にあがる直前頃だったでしょうか、ついに私と姉を刃物で以て手にかけそうになりました。
それから結構長いこと私はその頃の記憶が曖昧でして、おそらくは先述の脳の自己防衛機能でしょうか。
今親が子を殺す事件が多く、まるで最近の人が特におかしいようにご意見番的な方が述べられておりますが、私はそんなことはない、今も昔も思い通りにならないと暴力を振るう人は一定数いるのだと早いうちから悟っていたものです。
こうした経験もあり結果的に私は仏門に至るという道を歩んでおりますが、願わくばこの悪しき因果を私の代で完全に絶やしたいと思って生きております。
質問者様のお答えには全くなっておらず恐縮ですが、日々出来得る限り悪を為さず心を整え生きることが自分にできる業の滅し方だと思っております。
ただ質問者様が当時のご家庭よりもより幸福に生きることがたった一つで最高の解決法なのではないかなと個人的には思います。