巧さん、このサイトをよくぞ探してくださいました。これも何かのご縁ですね。親に言えたら少しは気が楽になるのでしょうが、かえって親だから言えないということもありますね。これまで一生懸命頑張ってきたのですね。天候不順（気温の著しい高低差など）も影響して、巧さんご自身が感じているように、心身のバランスが崩れ、どっと疲れが出てしまったのでしょうね。人間はだれでも、今まで体験していないことにぶつかった時、思考や行動がフリーズしてしまい、「もうなにも出来ない。」「生きている意味がない。」「どうなってもいいや。」という極端な心の動きが生まれます。しかし、そんな時は、いつでもこの言葉を思い出してください。「それでも、今の自分に出来ることは何だろう。」と。中二という、多感で心身ともに不安や変化の大きい時期かと思います。ですから、急に元通り元気にとはならないと思いますが、出来ることは必ずあります。まず、呼吸がおかしいなと気づいたら、その呼吸に意識を向けて、深呼吸をやってみるというのはどうでしょう。巧さんが今すぐにできることのいくつかをご提案します。➀パソコンでリラックス音楽・動画を検索する。②椅子に深く座り、その音楽を聴きながらゆっくり深呼吸をする。（吸う時間よりも、吐く時間を長くすること）③軽く目を閉じ、音楽に身をゆだねる。④呼吸や心が少し落ち着いてきたら、心臓に手を当てて、しばらくその鼓動を感じる。
　呼吸を整えると心が次第に落ち着き、食事や睡眠など基本的な生活環境が整うと、体調も少しずつ戻ってくると思います。（私も巧さんと同じような体験がありましたので・・・、その頃を振り返りながら書いています。）巧さんは、ご両親はじめ数え切れないご先祖からのいのちのリレーを受けて、この世に生み出された大切な存在です。そして、一つ一つのいのちが巧さんの食事と姿を変えて、巧さんのいのちを支えています。さらに、どんなしんどい日々であっても、巧さんの心臓はたった今も動き続けてくれています。心臓の鼓動は、「あせらず、まっすぐに生きてくれ！」といういのちの願いであり、叫びなのです。巧さんは決して一人ではありません。巧さんのこれからを、私たちハスノハ・メンバー僧侶も応援しています。 このハスノハへ勇気を持ってお声かけを頂き、有り難うございました。ご縁に感謝！！合掌

げんさん

源光寺

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第１４代住職　別名「絵本のお坊さん...

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