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あきらめたほうがいい?

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有り難し有り難し 26

最近、付き合ってた彼女と別れました。
付き合ってた最後のほうはケンカをたくさんしてました。別れたときに「これからどうする?」と聞いたときに「別れる」と彼女のほうが言ってきました。理由を聞いたら「好きって気持ちがなくなった 今は自分の時間を楽しみたい」と言われました。自分は「今を楽しみな」と言うことしかできず別れました。その後は自分が今までやってきたことへの後悔しかできずとてもへこみました。

へこんでる中でこのままではいけないと思い自分の悪かったとことかいろいろと変えようと思い変えてます。

ただ今もまだ彼女に対する気持ちは捨てきれません。付き合ってたときはいつの間にか忘れてしまってたのかもしれないのですが自分の中で彼女がとても大切な存在なんだと失って気づかされました。だからこそ今もあきらめがつきませんこれからどうしたらいいですか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

彼女の気持ちを尊重しましょう

うんちゃん様はじめまして、ご相談拝見しました。

失恋は辛いですね。大切な事に失って初めて気が付くということもやはりあることなのでしょう。
これを勝縁として、その後悔の思いを次に生かして道を歩んでいきましょう。

付き合う縁もあれば別れる縁もあります。
世の中には思い通りになるものとならないものがあります。相手のお気持ちはどうでしょうか?

なりませんね。

自分の気持ちすら思いのままにならないのが人間です。好きになろうと思って好きになったわけでもありませんし、現に今あきらめがつかないという気持ちも正に思い通りにならないという象徴であります。
相手の気持ちならなおさらです。

うんちゃん様がどれほど好きでも、また反省をしても、相手の気持ちがこちらに向き直ってくれなければ復縁というご縁は整いません。
頑張ればどうにかなる、ということでもないのでしょう。

お相手の気持ちを尊重し、もうダメと言われるのならあきらめる。わからないけど今はそう思えないと言われるのなら、お相手の気持ちが変わることを期待せずに待ち続けるという忍耐が必要でしょう。自分の思いを押し付けてはいけません。

あきらめるとは事実を明らかに知り、受け止めること。

もういいや、という投げやりな態度ではなく、どこまでも事実を事実として受け止める力強い態度です。

成すべきことを成し、それでもダメならあきらめなければならないのでしょう。
良縁に恵まれますことを念じております。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

縁があればまた一緒になることもあるでしょう。

お互いに若いのでまだまだ自由な時間が欲しいというところでしょうか。

ただここであなたが女々しくずるずると復縁を迫れば、ますます彼女の気持ちが冷めてしまいそうです。
あなたも男です。一度「今を楽しみな。」と言ったのであれば、その言葉を守りましょう。
その方が男としての器が大きくなります。

タイトルに書いた通り、縁がある二人ならばまたいつのまにか復縁していることでしょう。
それまでは辛抱一筋、男を磨いておきましょう。

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一般家庭から真言宗のお坊さんとなりました。 お寺はありませんので普段は普通に企業で働いております。 求めに応じて衣を纏い法を説いてます。 https://youtu.be/-k4oRLFXGSM https://youtu.be/02VnGUcldkI https://youtu.be/AM8z5xl1f8E

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