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旦那の生活態度について

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初めまして。旦那と6ヶ月になった息子と3人暮らしです。
相談は旦那の生活態度についてです。私は、現在育児休暇中で、育児と家事に追われている毎日です。
旦那は、この4月から新しい部署に異動になり、毎日忙しい日々を送っています。その為、帰りも遅いので、子育ては勿論家事もほとんど一人でこなしている現状です。
今は、育児休暇中の身なので、これが私の仕事だと思って一手に引き受けてます。(当たり前ですね)
旦那には、なるべく負担をかけまいと頑張っていますが、旦那のだらだらした生活態度にイライラしてしまいます。
食べた食器は、置きっ放し、疲れてるのは分かりますが、その理由で風呂に入らない、翌朝は、ほぼぎりぎりまで寝ている(朝ご飯は、基本食べていきません)といった具合です。
私は、あまりにもイライラして、ついつい「眠くなる前に早くお風呂入って来て!」などとつい強い口調になってしまいます。旦那は、面倒くさそうに「うるせぇ〜」との返事。子どもの将来の為にも子どもの見本になるような生活をして欲しいのですが、そう思ってしまうのは私の勝手でしょうか。
最近、円形脱毛症になってしまいました。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

魔法の言葉を唱えてください!

そのイライラの原因はすべてご主人なんですか?仕事が忙しい、疲れる、お風呂も入らないで寝る、朝は飛び出し。大変ですね。身体を壊さないように。で終わってしまう話だと思うのですが、いかがでしょうか?率直にいえば、ご主人が目障りということですか。あなたも働いていらして、自分ばかりが家事、子育てなら十分に理解できます。いまあなたはお仕事お休みされていますよね。ハッキリ言えば、家事、子育て、夫婦関係、いろいろな問題に対応しきれていないんです。お子さんの教育上、お子さんの見本とおっしゃいますが、あなたは見本になっていますか?夫婦は対等お互い様ですよ。ご主人も悪いと思いますが、あなたも悪い。いまのあなたは子育てでお疲れなのはわかります。だからと言って、お疲れのご主人さまに優しくできないのは別問題だと思いますよ。「疲れてるんだね。食器の片づけなんかいいから、寝なさいよ!」
「身体心配だから、軽くでもいいから朝ご飯食べてね。」「疲れてお風呂入れないよね、いいよ。寝なよ。すっきりするから朝シャワーだけでも浴びようね!」言葉を変えるだけで、お二人の関係って大きく変わりますよ。これが魔法の言葉です。
家庭が癒しの場、安らぎの場になりますよ。それこそ、幸せな家庭ではないですか。
問題の本質、拙僧の私感ですが、あなたの子育てではないですか?お住まいの市町村で、子育て支援のために相談会や、講習会が必ず、あります。ご参加ください。お悩みなのはあなたお一人ではないですよ。そして、どうか、明るく楽しい、ご家庭をお築きください。お幸せを心より祈っています。浄光寺

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浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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その想いは最もです。一度話し合われてはいかがでしょう。

お悩み拝見いたしました。大阪西稱寺の松永と申します。
物っ凄いストレスを抱えておられますね。ただでさえ育児中(特に初期)はお母さんの精神は不安定になります。寝不足もあるでしょう。家事だけでも大変なのに、そこに育児が加わって、それを一人でこなしておられる質問者さまは凄い。

ご主人に負担をかけないでおきたいという想いも心に響きます。優しいですね。

子どもの将来の為にも子どもの見本になるような生活をして欲しい、との事ですが、その想いは最もだと思います。
一度、ご主人と生活について話し合ってみてはいかがでしょうか。なるべく柔らかく穏やかに。想いが伝われば対応してくれるかもしれません、それが理想ですね。
もし話し合いが持てなかったり決裂したら、お子様にはご主人の生活態度について「パパ疲れてるんだね、おうちのために頑張ってくれてるんだね、休ませてあげようね」などの声かけでフォローしていってはいかがでしょうか。

というか、そもそも、お二人いてこそ御誕生されたお子様です、ご家庭です。それを一人で背負われ、その苦労に対して思うような心配りをもらえない。私が質問者さまだったら、ちょっと待てよ、おいおいおい、です。

「自分は育児休暇中だから一手に引き受けて当たり前」と仰っていますが、抱え込む必要はありません。育児は仕事ではありません。二人で授かったいのちです。二人で育てるべきです。負担をかけたくないときは、負担をかけたくないと言います。しんどいときは、しんどいと言います。
抱え込まないでください。自分がして当たり前と思わないでください。爆発するまで感情を溜めないようにしてください。話し合いができるなら、話し合ってみてください。もし、話し合いが持てないのであれば、友達や趣味など、溜まった感情を発散できるものを探してみてください。
心を休ませる時間を持ってください。

最後に仏教的なおはなしを。
不動明王は怖いお顔をされています。炎に包まれています。でも、不動明王の怒り、炎は、煩悩を焼き尽くすため、心を平穏にするための怒りであり炎です。
質問者さまの怒りの感情も、必ずしも悪いだけの感情ではありません。思いやりや優しさに向かうための感情です。いら立つ感情も大切にし、見つめ、何にいら立っているのかを考え、声に出して伝えてみてはいかがでしょうか。心が整理されていくと思います。

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質問者からのお礼

ありがとうございます。私も旦那に対する思いやりの言葉、態度に気をつけていきたいと思います。これからも仲良く3人で頑張ります。

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