これからどう進むべきですか
付き合って4年の女性が居ます。
出会いは病院です。
私は家の問題などで、高校・大学と通院しながら卒業しました。今は問題が無く、就職に向けて動いたりもしています。
彼女は状態が良くなっても通院は必要なのかもしれない状態です。
(将来的に見ても通院や服薬はやめない方が良い事が多いからです)
お母様も同じ症状と言う事もあり、彼女の家には彼女を見る人が居ません。
彼女のフォローなど、私がしている事が多いです。
心理学を学んでいたので、具合の悪い人のことは少し理解やすいです。
先日病院から一緒に通っている病院での治療の時間が色々な問題から閉鎖される事を聞きました。
猶予は来年の5月ごろとの事でした。
今年一度就職しましたが、契約条件が全く違った事や、職場の実情などでやめてしまいました。
今は彼女の状態も整えつつ、自分の状態も整え、また活動し始めようと準備しています。
自分がこのまま仕事を探して見つかるのか、それとも福祉サービスなどを利用して探した方がいいのか、迷っています。
彼女は就職ではないですが、日中の時間を過ごす所に行こうと考えているようです。(本人は口だけと謙遜していますが、話すだけでも覚悟が居ると思います)
二人とも大切な時期です。
彼女が何か試みるのは悪く思いません。
ただ彼女が具合を崩した時に現状ではフォローに回るのは私しか居ません。
もし試みて彼女が具合を崩し、私がフォローして、私の活動の方に問題が来、結局二人のためにならないという事には避けたいと感じます。
彼女が新しく試みる時には難しい気持ちになります。
今葛藤しています。
このまま自分だけで探していて見つからなかったら。
その時にサービスを利用してまた一時的に二人で進んで行き、私が一般的に就職するのか。
ただ彼女のお父様は二人が一緒になる上で良く思わないのではないか。
(もしかするとサービスを利用するには障害者手帳が居るかもしれないからです)
私は通院しながら辛い思いをして学校を卒業したり、家の問題も大きく関係していたので、基本的に手帳を取るという事はしたくない。
ただ彼女と一緒になる為に手帳を取って一緒になる事が保障されているのならそれも仕方が無い。
こんな事を思ってしまいます。
絶対的な答えは無いです。
二人の今とこれからが大切だからこそ悩んでしまいます。
私はどうしたら良いですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
彼女さんの心に寄り添った判断を。
お悩み拝見いたしました。
ご自身の過去の経験から、彼女さんの良き理解者となっておられる、素敵な関係だなと感じました。
絶対的な答えは無い、その通りだと思います。
その上で、少しだけ私の思いを話させていただきます。
みすけさんは心理学を学ばれたということで、彼女さんの理解の大きな助けになっておられると思います。彼女さんと出会うために心理学へ導かれていたのかもしれませんね。
私も心理学を少しだけ学びました。それを宗教者としてどう活かしていくかが私のテーマなのですが、師匠に言われたことがあります。
「心理学を使って接するのは心理士の立場だ。宗教者は心理士と同じで良いのか。」
要は、知識を持つのは良いことだが、宗教者は相手を分析するのではなく、相手の心の響きを大切にせよ、ということです。
彼女さんに分析的に接している方は何人かおられると思います。みすけさんは、お持ちの知識を駆使するよりも、彼女さんの心の理解者で居てあげてください。
彼女さんが覚悟の上で外に出ようと決心されたなら、その気持ちを最優先に色んな判断をしてはいかがでしょう。
もちろん、生計の面から、みすけさんもお仕事は探されるべきでしょう。
ならば、クリアすべき問題は、彼女さんの出先でのフォローです。その点は彼女さんと相談し、彼女さんが大丈夫だと言うならその意志を尊重し、出先でフォローに回ってくれる人を探す、などがあります。
仏教に二河白道という例え話があります。
旅人が歩いていると、後ろから悪人や獣が迫ってきます。旅人が逃げると、大きな河に行き当たります。
河は、燃えさかる火と、激流で出来ており、とても渡れそうにありません。でも、その場に留まっていると、後ろからは悪人・獣が襲ってきます。
進むも死、留まるも死、戻るも死。
どうにも抜けきれない人間の迷いの在り方を譬えたものです。
ですが、この河の中には実は一本の細い道があり、仏さまの呼び声のままに真っ直ぐ歩けば、渡りきれるようになっているんです。
迷いは当然あります。迷うのが人間です。でも、その場に留まっていても解決は見えません。道を探し、道を見つけたら、迷わず歩いていってください。困難な道であったとしても仏さまがついてくださいます。
答えになっているかはわかりませんが、少しばかりの私の言葉です。
お二人が温かく過ごされることを念じております。
質問者からのお礼
御礼が遅くなり申し訳ありません。
完全にではありませんが、出来る事を出来る時にしてきたつもりです。
しかし、今彼女をフォローしながら求職をしているだけでも負荷が強かったのですが、どうにも出来ない負荷が出てきてしまいました。
一番難しいのは自分たち以外の人の心なのだなと思っています。
4ヶ月前の方がまだ楽な状態に思えるぐらいです(汗
新しく相談事が出来てしまうほどです。
御礼遅くなってしまい申し訳ありません。
>その場に留まっていても解決は見えません。
本当にその通りですね。